NANAOのメヒコ生活記

この歳でメキシコに住むなんて一大イベントが私の人生に用意されていたなんて、人生何が起こるかまだまだ分からん・・・

毛の無い犬xoloitzcuintle

2008-01-14 15:54:39 | メキシコ生活記
ガラパゴスに生息している訳じゃありません。今日はガラパゴス諸島旅行記はちょっと一休みして、久しぶりにメヒコの話題。

先月、世界遺産のソチミルコに程近い場所にある、ドローレス・オルメド・パティニョ美術館に行ってきました。

  

美術館に関しては後で書くとして、、、そこの庭園で見たんです。6匹位いましたね。初めて見たんですが、そんなに有名な犬とは知りませんでした・・・見た瞬間は、その毛の無い姿にはちょっぴりビックリ。確かに犬なんだけど、何だか上手く表現できない違和感が・・・。メキシコ代表の犬チワワのスムースタイプは短毛ですが、このxoloitzcuintleはツルッツルに見えました。何というか、日本で見かけない分すごく印象的でしたね。
     
美術館内に、リベラの書いたこの犬の絵と説明があって、やっと「なにやら特別な犬らしい」という事が分かった次第でござります。今さっき調べてみたら“Xoloitzcuintle”と言う、とっても読みにくい名前のワンちゃんでした。アステカ犬なんていう呼ばれ方もしているみたいでして、
こちらのニュース記事に詳細が出ています。

昔は食用に飼育してされていた可能性があるらしいですが、今は数が少なくなっているようで、メキシコ市の動物園にいるそうです。チャプルテペック動物園にいたかなぁ?それとも別の動物園?
まぁ、なにはともあれ、美術館に行ったついでに思いもかけず見られてラッキーでした


     
で、美術館のお話です。ここは、大富豪ドローレス婦人の邸宅を美術館として公開している所で、彼女が生前に集めた美術品・芸術品の数々が展示されています。大富豪というだけあって、もの凄いんですよ!!

何がって、コレクションのバラエティー・その数・そして広大な敷地!!

門を入って、邸宅にたどり着くまでに、この広~い庭園を突っ切るわけです。フレームに納まっているのなんて、庭園のほんの一部です。
   



でもって・・・




     
孔雀なんかも放し飼い

孔雀って、とっても身軽なんですね!こんな高い塀なのに、ピョンッと飛び乗っちゃうんです。知ってました?知ってました?私は知らなかったので、「おぉ!」と、ちょっと今までの孔雀観が変わりました。
 
      
館内は撮影禁止。仕方が無いので外観のみ。



      「写真、撮りたかったな・・・」
     
     



   
フリーダ・カーロやディエゴ・リベラとも親しかった彼女は、彼らの作品も熱心に収集していたそうで、それを期待していったんです。が・・・、確かに作品は沢山ありました。でも、雑誌等で見かける超有名作品は期待したほど無くて・・・そういう意味では、ちびっと残念でしたが、しかしそれ以外の収集品がとにかく凄いし(特に象牙細工のコレクションが、これでもか!っていう程ありました。)、これで入場料5ペソ(約50円)は安い!

まあ、遠いのが難ですが・・・機会があったら行ってみて下さい。

お暇な~ら~ 来てよね



       「あちゃ~!古い・・・」
     

余談ですが、今日、フロリダ・オーランドから戻ってまいりました。2泊3日の駆け足旅行。「またですかぁ」という声があちこちから聞こえてきそうですが、「はい。またです。」しかし、今後しばらくはゆっくり家で過ごす予定。さすがに、旅行旅行の連続は体がキツイ今日この頃(泣)。気力と体力が反比例しています。今回もディズニー・ワールド内のホテルに泊まったものの、ディズニーは昨年見て回ったので、ユニヴァーサル・スタジオに行って参りました。関係者の方がいたらゴメンナサイ・・・やっぱりディズニーのほうが楽しいです そうそう、行きの飛行機で、サッカーチーム“チバス”の選手と一緒でした。しかし、メキシコサッカー選手は全く分からない私・・・ラッキーなような、選手を見ても分からないので損したような(?)、複雑な気分でした・・・

フロリダではディズニーワールド・マラソンが行われた事もあって、久しぶりに日本人の方も沢山みかけました(笑)

それでは明日はゆっくりのんびりしたいと思います。お休みなさ~い


こちらも
今週のAB-ROAD記事(1月8日更新)
波乱万丈の生涯を生きた、情熱の女流画家“フリーダ・カーロ”の足跡を辿る旅

過去記事も含めたページ
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
毛のない犬 ()
2008-01-15 07:25:37
この前、獣医さんでこのショロイツクイントレ連れた人と遭遇したんですよ。
わ~、と思って話しかけたら、あっという間に「神の犬」のレクチャーになだれ込んで、
ホントにこの犬種が好きなんだな~、とわかる飼い主さんでした。
写真、撮らせてもらえばよかった、と後悔してたところだったので、
ここでまたお目にかかれて嬉しいです。
頭のてっぺんに、しょぼしょぼっと金髪が生えてませんでした?

ところで、チワワ犬って、毛、生えてませんか……?
短毛種と長毛種がいると思いますが、どちらにしても毛は生えていたような?
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し、しまった! ()
2008-01-15 07:32:24
犬に気を取られてサッカーの話題を見逃すなんて、一生の不覚……!
チバスは昨日、コロンビアのデポルティボ・カリとの親善試合をアメリカ合衆国でやったみたいです。
そのために行くところだったんでしょうね。
結果は2-1でチバスが勝ってます。
でもNANAOさん、チバスってことはわかったんですね
今度遭遇したときは、誰でもいいからサインか写真か、お願いします!!!
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ショロイツクイントレ (NANAO)
2008-01-15 14:03:26
亀さん
個人的に買うと、幾ら位お値段がするものなんでしょうね・・・。それ以前に、この犬種が売られている場所ってどこなんでしょう。

で、チワワに関してですが・・・確かに調べたら、スムースのほうも、短毛が生えているようです。パッと見、ショロイツクイントレほどではないけれど、毛がないように見えたので、そう思い込んでました。失礼しました。子供のころに欲しいと憧れた犬種がコリーとチワワなんですよ。チワワはちいちゃくて可愛らしいというイメージが当時あったんです。今思うと、あの頃からメキシコと縁があった!?のでしょうか。

それと、ショロイツクイントレですが、頭にショボショボ毛が生えている子もいました。写真に写った子はたまたま生えていませんが。

でもって、話題はころころかわり、サッカーチーム“チバス”の選手に関してですが。やっぱり写真とってもらうか、せめて握手を求めればよかった~ 私たち夫婦の席の、前も斜め前も斜め後ろも、み~んなチバスの選手だったんですよ!おまけに搭乗口で体がぶつかったし(笑)みんなお揃いのスーツを着ていて、スチュワーデスさんの一人が一緒に写真を撮ってもらっているのを見て、うちの主人が「この人たち、有名人なんじゃない?」と。私たち、そのレベルなんですよ。しかも選手はみんなエコノミーだったので、「有名な選手ならビジネスじゃないの?」という先入観もあり。。。

オーランドの入国審査の際、チバスと書かれた紙をもった空港職員が「チバスの方はこちらです」と、一般人と別の方向に案内しているのを聞いて「サッカーのチバスの選手だね、多分」と分かった次第です。

でも周りの人たちは、(スチュワーデスやスチュワードを除いて)、特に注意を払っている様子もなく、キャーキャー騒ぐファンでごった返すわけでもなく、写真を求めるファンがいるでもなく・・・という状況だったので「あんまり有名じゃないのかな」とかおもっちゃいました。みんな、選手たちに遠慮していたのかな?

それとそれと、ウミイグアナですが、今日の記事でも書きましたが、イグアナの仲間の中で唯一海に潜る種類だそうです。ガラパゴスの場合、環境の変化に応じてこういう種が誕生したんでしょうね。泳いでいるところ、2日目の朝に見ましたよ!主人が写真を撮ったので、今日の記事にUPしておきました。
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