NANAOのメヒコ生活記

この歳でメキシコに住むなんて一大イベントが私の人生に用意されていたなんて、人生何が起こるかまだまだ分からん・・・

シケイロス美術館

2007-09-04 13:57:01 | メキシコ生活記

寝込む前日に、お友達と二人で行ってきました。家に閉じこもっていてもお互いしようがないし、出かけてみようかって事になりまして。最初はルフィーノ・タマヨ博物館に行く予定で、実際に行ったんですが・・・ルフィーノ・タマヨの作品は2点しか無くて。ガイドブックに『ルフィーノ・タマヨ夫妻が寄贈した作品を収容するために建てられた博物館。』(地球の歩き方 メキシコ '04~'05)と書いてあったのを勘違いして解釈してしまったようです。私達はてっきりルフィーノ・タマヨの作品で埋め尽くされていると思って行ってしまいました。その為がっくり。ピカソの作品や、NOGUCHIさんという日本人の作品もあり、それはそれで良かったんですが、期待していたものと違ったショックは結構大きく、「このままではすんなり家に帰れない!」という事で、シケイロス美術館へ足を向けた、と、こういう事情です。

      
蔦が建物を覆っていて、知らないと気づかずに通り過ぎてしまうかも。ここはシケイロス自身の自宅兼アトリエであったものを、彼が亡くなる少し前から一般公開したとの事。1974年なのでまだ私がバブバブ言っていた頃でしょうか

こちらは2階の特別写真展示以外は全てシケイロス。と言っても、とてもこじんまりした建物なので、見終わるまでにそれ程時間はかからないんですけれどね。

    
正直に白状しちゃうと、こういった芸術作品の価値だとか、どこがどういいだとか、さっぱり分からないんですが、私も友人も「とにかく、とっても有意義に今日と言う1日を過ごしている」という自己満足に浸っておりました

昔、英会話の先生に「芸術とはどんなものだと思いますか?」と聞かれ、「自分自身がそれを芸術だと感じればそれは芸術品になり、芸術と感じなければその人にとってそれはただの物だと思います」なんて偉そうに答えた記憶が蘇ったりなんかしましたね “そんな難しい事分かんないよ~”と内心焦りつつ、思わずその場しのぎで答えたいい加減な私

       
じゃあ今回は私自身“芸術と感じたのか否か”ですが・・・正直、こういうジャンルはそれすらもよく分からないんですよね~ 私は分かり易い方が好きなタイプなので(分かり易くないと分からないから)、肖像画(写実的に描かれた物)は好きなんですけれど、抽象画はちょっと・・・それと、「芸術なのか落書きなのか微妙」という作品もちょっと苦手です・・・

3階はLibraryになっていて、日本語を喋れる女性が「ココニアル ホンハ、ゼンブ テニトッテミテモ イインデスヨ」と教えてくれました。見ませんでしたが、お心遣いだけ感謝して受け取らせていただきました。ちょっと不思議だったのは、日本の雑誌が数冊あった事。その女性に聞いてみたんですが、そこまで説明できる日本語力は無いらしく、私達もスペイン語でそれを理解できるスペイン語力が無く。。。分からずじまい

次回は近代美術館にでも行ってみようかな。ここにはフリーダ・カーロの作品もあるようなので←フリーダと言えばスイカを思い出してしまう私。
サン・アンヘルで行われる土曜バザールにも行ってみたいし、ソナ・ロッサ近くの(毎週土曜に芸術家が集う)美術公園もじっくり見てみたいし、最近また外出欲が出てきた私です。体調も良くなったし、今週末あたりからまた本格始動しますか!楽しみ

【本日のおまけ写真~パナマ旅行~】
フランス広場にて

海岸沿いで、カラフルな民族刺繍モラを売るクナ族の女性
  crick 
     
そして、その近くの銅像下でスヤスヤ眠る猫ちゃん

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