企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

2012年 新春のご挨拶

2012年01月01日 | 企業の一般的な話
新年明けましておめでとうございます。本年もなにとぞ宜しくお願い申し上げます。
昨年の話題、言うまでもなくたいへんな一年であったと思います。日本の地震、アラブ、ユーロ問題などなど、ちょっと思い出されるだけでもものすごく多くの出来事がありました。
1990年代後半に、ラット・イヤーと言う表現が使われたことがありましたが、2011年というのは、まさに情報がかけめぐり、情報に振り回され、また変化がたいへん早い時期であったように思います。
2012年は壬辰の年にあたるとのことですが、大きな変化が起きる年なんだそうですね。天災などによる変化以外は、多くは人が起こす変化だと思います。世の動きをしっかり捕らえながら、変化に対応してきたいものです。

2011年を振りかえって、情報の収集と、決断のあり方が、やはり課題だったのかな、と感じています。
原発対応、オリンパス、アラブの春、思い出してみてもトップの情報収集と分析力、そしてそれに基づく決断の失敗ばかりが印象に残っています。最近では、野田首相でしょうか。先輩に当たる方なので、応援はしたいとは思うものの、なぜに今増税?と感じるばかり。世界における日本のポジション、世界のインフレと日本のデフレ、など考えると、増税よりは庶民の景気回復が先かと感じました。
よく経済界という言葉が使われますが、これは輸出・多国籍系の上場企業とほぼ同じことかな、と思うようになっています。円安になると、円貨での利益額が見た目は大きくなりますからね。それに円安で、国内物価が上がりながらも、給与所得は増えず、で実質、内需の成長が見られなくなっても、かれら経済界の利益はあまり落ちない。

国民生活を優先することよりも、あらたな経済界&財務省という利権と民主党(否、野田政権)の利(これには公務員労組を含みます)が一致しているということなんじゃないか、なんて考え始めたところです。
大きな政府を目指すなら目指すで、そういうことをはっきりと選挙で明言して戦って欲しいなと。野田政権で決めたこと、もう一度選挙で問い直して欲しいようにも思いました。が・・その頃、マスメディアはどういう立ち位置にいるんだろうなぁ?

いずれにしても、世の中の動き、人の動きをしっかり見ながら2012年頑張っていきたいと思います。
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