企業・組織再生現場からの独り言

仕事の中で、覚えていったこと。感じたことなどなどを記していきます。我以外皆我師也。あと、読んでいる本を簡単に紹介。

もっと早くに読んでおきたかった。渋滞の話

2007年08月19日 | 本の紹介(ビジネス)
なぜ、渋滞が起きるのか。料金所とか、事故ならばわかる。でも、交通集中による渋滞って、いったい一番前はどうなっているのか?と思ったことはないでしょうか?不思議なもので、自分が渋滞を抜ける頃には、一番前がどうなったか?ということは気にならなくなっているものではないですか。実は、抜ける瞬間が、渋滞の一番前だったりするのですよね。
高速道路の渋滞の原因として、料金所は4%しかない。。というあたりから、じゃぁ、いったい渋滞ってなんでおきるの?と読み進めたくなるあたりが最高に面白いです。蟻の話から先は、ちょっと難しい話になってきますけれど。
なお、もう一冊、値段が高いほうの本もあります。こちらの方がどうやら入門向け?なのかもしれません。アマゾンで渋滞学って調べてみてください。
ここで紹介されるASEPという考え方にしても、この本で知らなければ、ずっと知らなかったかもしれない、と思うと、いや不勉強が身にしみます。ちょうど、講談社のムックセオリーでも、渋滞学についてちょっとした記事が載っていますので、いろいろな人の考え方をしりたければ、そちらをご覧になってもよいでしょう。
なんで渋滞するのか!を知りたい人は、ぜひ、この本を読んでみてください。(どうりで、首都高5号線の飯田橋周辺で渋滞するわけだ、と一人納得しておりました)

渋滞学 (新潮選書)
西成 活裕
新潮社

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