しゃべるりんご。

こひら りんごの個人(またの名を変人、天然、馬鹿。)ブログです。
卒論と就活と部活に明け暮れてます♪

りんご、一人暮らしを決意する!!の巻。

2009年09月08日 16時34分53秒 | りんごの日記。
・・・と言っても、別に今まで一人暮らしが嫌だったわけではない。
むしろ、何年も前からずっと言ってきたことだ。
しかし、何年も前からずっと「無理だ」と言われ続けてきたことだ。

何故か。

私は、とんでもなくへなちょこだからである。

充分自覚している。
朝は目覚まし時計と母親の怒声が無いと起きられないし、忘れ物はしょっちゅうだし、食事もまともに作れないし、片付けをほとんどしないのでいつもいつも何かをなくしているし。
こひら家で一番多い会話は、私の「お母さん、私の○○知らんー?」だと思うほどである。
そんな私を両親が一人暮らしを許すはずも無く、私はずっと「大学に入ったら必ず寮に入りなさい」と言われている。
正直言うと、めっちゃ嫌なのだ。
そんな規則に縛られて暮らす生活なんて・・・!と思う。
私は将来は演技系の仕事に就きたいと考えており、そのためにもなるべくお金は稼いでおきたい。
さすがに夜の仕事をする訳ではないが、門限があるのはキツいのだ。
おまけに私が行こうとしている大学の学生寮は、1年目は2,3人部屋だと言うのだからたまらない。
そんなプライベートを他人と一緒に暮らす生活なんて・・・!と思う。
大体、そんな何人かの部屋なんて、私と一緒の部屋の子がかわいそうすぎる!!
眠るとき寝言は言うし、たいてい遅くまで起きて漫画読むし、パソコンするし、ろくな生活ではないだろう。
・・・とまぁ思っていた。
だが、母の説得によってこのごろ「いいかな」と思えてきた。
まず家賃(?)がものすごく安いらしいし、食事は作ってくれる。
そして家具もそろえなくて良いらしい。
これは確かにとても便利だ。
最後に、今日の朝の母の行動に観念した。

今日の朝、母はにっこりと笑って新聞を私に差し出した。
母「りんごちゃん、この記事読んでみて♪」
私「何これ、戦隊モノの役者さんのインタビュー?」
読んでみると、「劇とは皆で作るもの」という要旨のことが書いてあった。
私「これが何?まぁ確かにそうやろうけど・・・」
母「うん。あんた、演技の方行きたいんやろ?役者言うたらいろいろ気ぃ使うたりするんよ。」
私「そりゃわかるけど・・・やけん何?」
母「役者は、共同生活が大事なんよ。」
(そう来たか!!)

うーん、我ながらものすごい母親を持ったものだ。
あの新聞記事からこう説得に回るとは思わなかった。
そしてにっこりと微笑む母の顔には、「だから寮で共同生活の勉強をなさい♪」と書かれてあった。
抵抗する気力も無くなった私は、そのまま観念して学校へ向かった。

ところが、自体は一変する。
学校から帰ってきてからの、私と母の会話だ。
私「まぁ寮は2,3人部屋でも我慢するわ。ほんまに嫌やったらカーテンか何かつけるし。」
母「そんなん失礼やろ。やめなさい。」
私「だってー一緒の部屋の子がパソコン眺めながら泣いたり笑ったりしよったら気持ち悪いやろ?」
母「あんた何言よん、パソコンなんか自分の部屋で使える訳無いやん。」
私「・・・・・へ?」
母「寮には共同のパソコン室があって、そこでみんなネットとか宿題とかするのよ。」
私「・・・い・・・い・・・・・」

嫌だ。

ショックを受けた私はその場で半泣きになって崩れ落ちた。
ここ何週間か受けたことのないショックだった。
ヤバい・・・これはヤバい!!!!!!!!
今まで苦楽を共にし、いつも私を助けてくれたこのしーちゃん(パソコン名)と離れるなんて!
このものすごく使い勝手が良いキーボードと離れるなんて!
借りたCDもダウンロードしたファイルも写真もゲームも持って行けないなんて!

母「・・・ははーん、一人暮らししたかったらがんばりや。片付けと、料理自分で10品作れたら許したげよ。」

えーと、私の今作れる料理は・・・と。

1,目玉焼き
2,スクランブルエッグ
3,ゆで卵
4,卵焼き
5,インスタントラーメン

とあげていくと、母から卵料理は一緒なのだと整理された。

1,目玉焼き
2,インスタントラーメン

「レベル、低ッ!!」と、自分でも思った。
あーお菓子なら何品かバレンタインの友チョコのお返しで作ったことあるのになぁ~なんて言っている場合ではない。
残りの大学までの時間で、最低10品を自分で作れるようにしなければ一人暮らしの夢は途絶える。
受験勉強の合間に、何とかしてこのスキルを身につけたいと思う。
えと・・・まずは何だろ、カレーとかか?
それとも親子丼とかそこら辺か?
友達のよーこーはスキルが高く、この前学校にかぼちゃコロッケを作ってきていた。
めちゃめちゃおいしかった。
よーこーまでとはいかなくても、最低ラインを乗り越えよう。

がんばれ、りんご!
夢の一人暮らしLIFEの為に!!