一昨日、私の住んでいる地域では雪が降った。
・・・今年の初雪である。
その中を部活から鼻水を垂らしながら帰ってきた私に、母が笑顔で言った言葉が次である。
「りんごちゃん、外出て写真撮ろ!」
・・・母よ、今凍えながら帰ってきたばかりの私に、まだ外にいろと?
それでも写真を撮ろうとする母をすり抜け、その日はコタツに潜り込んだ。
そして翌日、悲劇は起こる。
その日私を起こしたのは、いつもの目覚まし時計と音楽ではなく、母の大声だった。
「りんごちゃーん、今日は行くのに時間かかるけん、もう起きぃー!」
眠いのに・・・と思いながら外を見た私は、驚いた。
まさに、一面真っ白だったのである!
うぉお~、すげぇ~と感動していたが、これは大変だった。
支度をして外へ出るが、車もあまり通っておらず、雪はほとんど溶けていない。
徒歩で行こうかと迷ったが、夕方には溶けているだろうと思い、自転車で行くことに決めた。
・・・今年初雪の、サバイバル登校が始まった。
車のタイヤの跡をたどり進んでいくと、友達の「みいこ(仮名)」に会った。
ちょうどどちらも1人だったので一緒に行くことにし、一緒にサバイバル登校をすることになった。
私「ねぇ、ここ自転車無理かなぁ?」
み「どうかなぁ、ちょっと行ってみる?」
私「よっし・・・おっ、けっこう行け・・・・・・ぎゃあああ滑る滑るううう!!!!!!!!」
み「り、りんごちゃん大丈夫!?」
私「うん、大丈夫・・・」
こんな感じで、歩いたり乗ったりをくり返して登校した。
大通りだからとて安心はできず、他の自転車や車の跡にタイヤをとられて倒れそうになったりして大変だった。
まさにサバイバル!!
途中で会った徒歩の友達の前では「お先に失礼~♪」などと言って悠々と通り過ぎたが、実を言うと徒歩の方が楽だったかな、なんて思っていた。
そして・・・そしてついに、学校の校門が見えた。
私「おぉ~みいこ!校門じゃー!」
み「やったぁ、あとちょっとやね!」
普段はこの門が見えると「あぁー着いたら宿題せないかんー、憂鬱やなー」と思っているのだが、今日だけは違った。
今日だけは、普段憂鬱の対象の校門が光り輝いて見えた。
校門をくぐった後もサバイバルは続いたが、何とか教室までたどり着いた。
だが、時計を見てみると何と始業5分前だった。
普段は15分で来られるのだが、今日ばかりはほぼ1時間かかってしまっていた。
うぅ~ん、雪、恐るべし。
でも、貴重なサバイバルができたから、よしとしよう。
・・・今年の初雪である。
その中を部活から鼻水を垂らしながら帰ってきた私に、母が笑顔で言った言葉が次である。
「りんごちゃん、外出て写真撮ろ!」
・・・母よ、今凍えながら帰ってきたばかりの私に、まだ外にいろと?
それでも写真を撮ろうとする母をすり抜け、その日はコタツに潜り込んだ。
そして翌日、悲劇は起こる。
その日私を起こしたのは、いつもの目覚まし時計と音楽ではなく、母の大声だった。
「りんごちゃーん、今日は行くのに時間かかるけん、もう起きぃー!」
眠いのに・・・と思いながら外を見た私は、驚いた。
まさに、一面真っ白だったのである!
うぉお~、すげぇ~と感動していたが、これは大変だった。
支度をして外へ出るが、車もあまり通っておらず、雪はほとんど溶けていない。
徒歩で行こうかと迷ったが、夕方には溶けているだろうと思い、自転車で行くことに決めた。
・・・今年初雪の、サバイバル登校が始まった。
車のタイヤの跡をたどり進んでいくと、友達の「みいこ(仮名)」に会った。
ちょうどどちらも1人だったので一緒に行くことにし、一緒にサバイバル登校をすることになった。
私「ねぇ、ここ自転車無理かなぁ?」
み「どうかなぁ、ちょっと行ってみる?」
私「よっし・・・おっ、けっこう行け・・・・・・ぎゃあああ滑る滑るううう!!!!!!!!」
み「り、りんごちゃん大丈夫!?」
私「うん、大丈夫・・・」
こんな感じで、歩いたり乗ったりをくり返して登校した。
大通りだからとて安心はできず、他の自転車や車の跡にタイヤをとられて倒れそうになったりして大変だった。
まさにサバイバル!!
途中で会った徒歩の友達の前では「お先に失礼~♪」などと言って悠々と通り過ぎたが、実を言うと徒歩の方が楽だったかな、なんて思っていた。
そして・・・そしてついに、学校の校門が見えた。
私「おぉ~みいこ!校門じゃー!」
み「やったぁ、あとちょっとやね!」
普段はこの門が見えると「あぁー着いたら宿題せないかんー、憂鬱やなー」と思っているのだが、今日だけは違った。
今日だけは、普段憂鬱の対象の校門が光り輝いて見えた。
校門をくぐった後もサバイバルは続いたが、何とか教室までたどり着いた。
だが、時計を見てみると何と始業5分前だった。
普段は15分で来られるのだが、今日ばかりはほぼ1時間かかってしまっていた。
うぅ~ん、雪、恐るべし。
でも、貴重なサバイバルができたから、よしとしよう。