青い夜更け

見果てぬ壮大な夢の終わり

2015年〜2016年1月まで発表の毎月新曲がYouTubeで非公開に

2016-06-26 08:54:17 | ハルカトミユキ
新曲「奇跡を祈ることはもうしない」配信開始に合わせて
2015年マニフェストにあった毎月配信曲のMV、Lyric VideoがYouTube上で非公開となっています。
(配信開始前日の6月21日に非公開となった模様)


以下のビデオが非公開に
1月『世界』lyric video
(music videoは公開のまま)
2月『嘘ツキ』
3月『君はまだ知らない』
5月『春の雨』
6月『COPY』
7月『宇宙を泳ぐ舟』
8月『肯定する』
10月『new moon』
11月『LIFE』
12月『ワールドワイドウエブは死んでる』

2016年
1月『恋は魔法さ』

(4月『tonight』、9月『September』はビデオがない)




新曲「奇跡を祈ることはもうしない」Lyric Videoフル公開!

2016-06-18 17:00:38 | ハルカトミユキ


6月22日の配信開始に先立って、Lyric Videoが公開となりました。
うまく感想を書けませんが、新たな展開へと向かいつつある予感がします。
雌伏の期間を経て、ここから羽ばたいていくであろうハルカトミユキのこれからに期待しています。



ちなみに歌詞に出てくる「7月4日」は、アメリカの独立記念日だそうです。
フォロワーさんに教えて頂きました。ありがとうございます。

だとすれば、この7月4日とは
ハルカトミユキにとっての「独立記念日」を表しており、そのことを高らかに宣言した曲となるわけで
これまでハルカトミユキが思うに任せないでいた自身の音楽活動を、自らの手中に再び取り戻すことを決意したとも受け取れます。

様々なしがらみを振りほどいて、音楽だけでなく舞台への挑戦など、表現者としてさらに幅広く活動していけることを願ってやみません。








青写真を描く その4

2016-06-17 00:15:23 | 分析・考察
今回の記事は、常々感じていたことなんですが
ハルカトミユキがそのパフォーマンスを遺憾なく発揮できるステージというのはどこなんだろう?
という疑問についてです。

誤解がありそうなので先に言っておくと「武道館のステージに立って欲しい」とか「紅白歌合戦で歌うのを見たい」という意味合いの話ではないです。
むしろそういう「いかにもメジャー」な路線を、ハルカトミユキが進むべきであるのかどうか疑問に思うようになりました。

過去にこんなライブレビューが
メジャーデビュー直後の新人バンドに「飛び級」の可能性を感じた夜
http://www.cinra.net/review/20131219_music_harukatomiyuki.php

2013年12月、新代田FEVERでのワンマンライブのレビューです。
これ読み返してて、ふと気になった箇所がありまして。以下抜粋。

>いわゆる大衆的な女性シンガーソングライターとも違うし、コアな音楽ファンが好むインディーバンドとも違う彼女たちの立ち位置というのは、どっちつかずの中途半端なものになってしまう危険性を常にはらんでいる

これはライブレビューですが、ハルカトミユキの立ち位置があやふやなものになりかねない、と予見していたようにも受け取れます。
そして事実、今現在の業界内での立ち位置は、メジャー路線を突っ走るでも、インディーバンドの如く己が道を行くわけでもなく、文字通り「どっちつかずの中途半端」なものになってしまっていると言わざるを得ません。

メジャーアーティストは、タイアップを付けたり、テレビ(音楽番組やバラエティ番組など)に出たりすることで積極的に知名度アップを図ります。

映画「ONE PIECE」新作主題歌はGLIM SPANKY「この声が欲しかった」
http://natalie.mu/music/news/187404

「行列のできる法律相談所」黒木渚オフィシャルブログ
http://lineblog.me/kurokinagisa/archives/1053444677.html

GLIM SPANKYのONE PIECE主題歌は原作者サイドからの要望のようですが、基本こういうのって事務所サイドが積極的に自社アーティストをプッシュし続けているから仕事が回ってくるわけですよね?
このあたりハルカトミユキの事務所も見習ってもらいたいわけですが。

けれども事務所の力不足以外にも(ハルカトミユキがテレビメディアに出られない、タイアップが付かない)要因があるのでは、とも思います。
すなわち、ハルカトミユキのアーティスト性がテレビ局側や映画関係者などの求めるアーティスト像と一致しない、ということが原因かと。(このことについての考察は別の機会に)





メジャー路線を行く上でもう一つ重要なイベントといえば「ロックフェスティバル」(通称フェス)というものがあります。
メジャーレーベルに籍を置く、所謂ロッキンオン系アーティスト、バンドであれば必ずといっていいほど
フェス出演で知名度を上げていって、いずれ武道館、という道筋がついているように見受けられます。

ハルカトミユキも2013年〜2014年にかけてはフェス出演に積極的で
ライジングサン
SWEET LOVE SHOWER
荒吐ロックフェス
ROCK IN JAPAN
COUNTDOWN JAPAN

などのフェスに出ています。

さて、去年2015年末にRadio Crazyで
初めてフェスでのハルカトミユキを観たわけですが、ああいう場って
皆テンション上がりまくってるわけですよ。出演者、オーディエンス、ブースで喋ってるラジオDJ全て。
その中でテンションを「下げる」ライブをするハルカトミユキが必ずしも場にそぐわないのでは?
という疑念を抱いたんです。
(過去記事参照)『ハルカトミユキ Radio Crazy12/27M-STAGE 4号館』

ハルカトミユキがどんな良いライブをしたところで、終われば別のバンドを観る。
その別のバンドはひたすら「盛り上げる」ライブをしているわけで、ライブ後の余韻に浸ることも出来ず、フェスが終わった頃にはもうハルカトミユキのことは忘れている
という感じでした。

これは僕の所感であり、ここで結論を出せるような簡単な問題提起でないのは重々承知の上ですが
ハルカトミユキのようなアーティストが思う存分羽を伸ばしてベストパフォーマンスを振る舞えるステージとはいかなるものぞ?
という疑問が湧いてきてます。



メジャーアーティストでありながら、ハルカトミユキは
タイアップが付かず、テレビに出られず、フェスにも自分の場所を見出せず(というか今年フェスに出る予定が今のところない)
八方塞がり、というのは言い過ぎでしょうが、相応に活動出来る場が業界全体を見渡しても見当たらない
という見えない現実に直面してしまっているように思います。

かといって安易に「インディーズで活動するべきだ」ともなかなか言えない。
レーベルや事務所の意向に関係なく活動出来る、というメリットはあるものの、その活動範囲はたかが知れているでしょう。
ハルカトミユキという大器、そのポテンシャルの大きさに即した音楽活動のフィールドが求められるはず。

もしくはハルカトミユキの側が今の業界に適応するように「合わせていく」のか?
紆余曲折を経て生み出されることになった2nd Full Albumがその転機となるのでしょうか?










2nd Full Album「LOVELESS/ARTLESS」考察 (初回盤、通常盤とかの話)

2016-06-08 00:46:00 | 「LOVELESS/ARTLESS」考察
ハルカトミユキの待ちに待った、2年9ヶ月ぶりニューアルバムが8月に出ます。
ファンが待ち望んだのはもちろんですが、このアルバムが名刺代わりとなり、ハルカトミユキの名を世に知らしめることを期待するばかりです。

そこで、アルバムリリースに先がけて「ああでもないこうでもない」といろいろ想像をめぐらせてみようかと思います。
あっ、一応ブログの性質上、否定的言説も出てくると思うのでご了承下さい。




今回はアルバムのリリース形態の話です。
そのリリース形態ですが、初回盤と通常盤の二種類あります。
初回盤:CD+DVD:¥3,990[税込] AICL-3133〜4
通常盤:CDのみ:2,800[税込] AICL-3135


1st「シアノタイプ」は紙ジャケ仕様の初回仕様限定盤で初回仕様の在庫がなくなり次第、通常盤に切り替わる(Amazonより)とのことでしたが、ライブ物販とかで見る限り紙ジャケ仕様の盤しかないので、通常盤は世に出回ってないのかなと。

それはともかく
DVD付き初回盤の中身が気になるところではあります。
とはいえ、大体こういうのって直近の東京都内ワンマンライブの模様を収録、と相場が決まっていまして
2月のブリッツワンマンの可能性大かと(結論付けるの早っ笑)。

あとあるとすればミュージックビデオ(MV)集なんですけど
去年の13ヶ月連続配信曲のMVが収録されたりとか?

ちなみにハルカトミユキの初回盤DVDは
ミニアルバム「世界」が東京キネマ倶楽部でのアコースティックライブ
ミニアルバム「LIFE」が恵比寿リキッドルームでのバンドワンマン
の模様が収録されてます。(特にリキッドワンマンDVDはファン必携)



ここからが本題。
昔どこかのブログで知ったんですけど、初回盤というリリース形態は
発売週に上位にチャートインするよう、コアなファンをターゲットに二枚買い三枚買いさせる、短期売り切り型商法
らしいです。(ブログに書いてあった内容はこんなことだった、ように思う)

これってどうなんだろう?と思うんです。
ハルカトミユキの音楽ってジワジワ口コミ(今はTwitterを介して)で広がっていくような気がするので、特典付けて捌いてしまおうという戦略であれば、あまり効果的でないような...
オリコン20~30位程度を何週にもわたってキープし、ロングセールスを記録する
そんなイメージで売っていくことが、現実的で良い方策ではないかと。

もちろん僕自身ハルカトミユキに「時代の寵児」になって欲しい
と望んでいたわけですから、一気にドーンと手の届かないところまで登りつめてもらいたいという気持ちは今もありますが。
でも特に今作は「一気にドーン」より「ジワジワ口コミ」型での戦略を練った方がファンを獲得できるように思うんですけど。

なぜ「ジワジワ口コミ」で売った方がいいのかというのは、また別の考察で。


【追記】初回盤が「短期売り切り型商法」であるとか、管理人の認識が誤っているかもしれないので、ご指摘や反論頂けるとありがたいです。




ハルカトミユキ 2nd Full Album「LOVELESS/ARTLESS」8/17リリース!

2016-06-05 15:03:10 | ハルカトミユキ

先日6月2日に発表となりました。

ハルカトミユキにとって2年9ヶ月ぶり、2013年11月リリースの1st Full Album「シアノタイプ」以来の2nd Full Album「LOVELESS/ARTLESS」が来たる8月17日にリリースされます!

ハルカトミユキ
2年9ヶ月ぶりのフルアルバム!
2nd Full Album
LOVELESS/ARTLESS
2016.8.17 release

初回盤:CD+DVD:¥3,990[税込] AICL-3133〜4
通常盤:CDのみ:2,800[税込] AICL-3135

http://harukatomiyuki.net/news_detail/72377

まずは一言。
長かった。
待ちに待ったニューアルバムです。

ハルカトミユキが前作「シアノタイプ」以降紆余曲折、様々な試行錯誤を繰り返してようやくここまで辿り着きました。本来ならこの2ndはもっと早い段階でリリース出来ていたはず
だとも思っていますが、今はそうしたことより一ファンとして大変喜ばしく思っています。
ハルカトミユキのお二人と制作スタッフの方々には素直に拍手を送りたい気持ちです。

2月の赤坂BLITZワンマンで7月27日のリリースになるという当初の発表が
三週間遅れの8月17日リリースとなることが決定しました。



さらに、アルバムリリースに先立って先行配信シングルのリリースも決定。
先行配信シングル「奇跡を祈ることはもうしない」6/22リリース!
http://harukatomiyuki.net/news_detail/72376



シングルCDのリリースがなければ
リードトラック的曲を先行配信することで、リスナーがアルバム全体像を把握しやすくなる、などの狙いがあるものと思われますが、
この曲で広く一般リスナーの耳目を集められるか、まずは注目したいところ。
先日夜中に森の中で撮影していたMVもおそらくこの曲でしょう。
(MVのYouTubeでの再生回数に注目)

気になるのが
2人の共作(作詞:ハルカ/作曲:ミユキ)による壮大なミドルバラード
これまでハルカトミユキの曲で作詞作曲にクレジットされていたのは
「ハルカ」「ハルカトミユキ」
もしくは共同プロデューサーなど。
「ミユキ」名義で作曲されたのは
「7nonsense」「かたくてやわらかい」
この奇天烈な2曲だけ。(失礼)
先行配信シングルという、いわば「アルバムの顔」を成す曲の作曲を「奇人」ミユキさんが手掛けたのがどうにも不思議で。
ミユキさんが制作スタッフから信頼されるまでに成長したのか、ハルカさんから
「たまにはお前もちゃんとした作曲してみろよ」と檄を飛ばされたのか(笑)
とにかく22日の配信開始を楽しみにしておきましょう。



そしてもう一つ。
ハルカトミユキ 公式LINEがスタート!
無料トークアプリ「LINE」にて、
ハルカトミユキの公式アカウントが登場しました!
ここでしか見られない新作の情報や、ハルカとミユキからのメッセージなどが定期に届きます。ぜひ友だち登録をして最新情報をGETしてください♪

http://harukatomiyuki.net/news_detail/72384


これについてはあまり良い印象を持てませんでした。
率直に言わせてもらうと「LINE始めてどうしたいの?」ということ。
すでにそうしたサービスは実施済み。
「新作の情報」「メッセージ」などといっても、モバイルサイトやTwitterのOfficialアカウントなどで得ることが可能です。

それらとどう差別化を図るかなどのビジョンが提示されていない上
メッセージを送ると歌詞が瞬時に自動返信される機能(こういうの何て呼ぶんです?)に至っては、一時的に既存ファンを限定として興味を惹きつけようとする浅はかさが垣間見えます。



何が言いたいかというと
ハルカトミユキにとって今一番大事なことは、ファンを増やすことです。

つまり、今居るコアなファンに対してでなく
ハルカトミユキを知らない、知っていても熱心でないライトなファンに対して
アルバム購入に繋がるような有効な施策を行わなければなりません。

彼らはコアなファンとは違い
(ハルカトミユキに対して)興味を持つことは難しく、しかも飽きやすい。
しかしそうしたファンの存在こそがハルカトミユキの活動を支えることに繋がります。

今いるファンの総数を正確に把握しているわけではないですが、ファンが増えなければ三年後五年後、今と同じ活動が出来るとは到底思えない。
現状そういう危機的状況から脱し切れていない、ということも事実としてあるわけです。
(2月のバンドワンマンの不入りは酷かった。去年野音を大成功に終わらせたのに次に続いていない)

まあ、こういうことって
僕みたいな素人が言うまでもないことなんですけどね。
でもここ一年から一年半ほどの施策が裏目に出ているのを見てるとどうしても、ね。



かなりの長文になってしまいましたが
とにかくアルバムは期待大です。
あとはそれをどう届けるか、を注意深く見守っていきたいと思います。

アルバムについての諸々の考察等、これからさらに記事をアップしていく予定です。




【6月12日 追記】20:32 LINEに動画が投稿され、最終チェックが終わり完成!







ふらふら