感想 知恵と情熱と友情の話です。 The School Storyというタイトルから、学校内で本を作るような規模かと思いきや、本気で本を出版しようというもの。どうせ出版するなら母親が働いているShipley Junior Booksでと考えるのですが、書いたのはNatalieだということは絶対に秘密です。やはり私情が入ったら公平で正しい判断ができないから。 それはそれはいろいろな困難がありますが、Zoeがすごいんです。かなりのやり手。ずば抜けた行動力とアイディア、自分の役割をちゃんと理解している様子。たとえ相手が大人でも関係なし、堂々たるものです。度々弱気になるNatalieを叱咤激励。自分の信じる道を突き進みます。将来が楽しみな小学生。 Natalieも天才。Natalieが書いたというストーリーが途中、少しだけ載っているのですが、確かに、ほほーっという感じです。読んだ人、誰もが絶賛するだけのことはあります。1、2ページだけなのに話に引き込まれる!それはこのストーリーにNatalieのある思いが込められているからなんですね。 親と子供、先生と生徒という関係にも注目です。