情報 作者:David Wiesner ジャンル:動物、 種類:ハードカバー、絵本 YL:1.0 ページ数:38ページ 語数:450語 おすすめ度: Clarion Books このアイテムの詳細を見る |
ストーリー
昔々、あるところに3匹のぶたがいました。一番目のぶたは藁で家を作りました。しかし、オオカミがやってきて藁の家を吹き飛ばし、ぶたを食べて・・・・・いえ、ぶたは本の外へ吹き飛ばされてしまいました。ぶたたちは次々と本の外へ逃げ出し・・・。
感想
下のTuesdayという絵本でDavid Wiesnerの虜になりました。で、彼の作品あるだけ図書館から借りてきました。洋書、和書問わず。
コルデコット賞を受賞しているこのThe Three Pigs(和書名『3びきのぶたたち』 )。納得です。自由奔放、遊び心満載、3匹のぶたくんたちが紙飛行機に乗るシーンがすごくいいです~。彼の本は文章は正直関係ないです。この本も450語ありますが、単語が壊されてる~!Amazonで何ページか見ることができますが、その先が面白いんです。
David Wiesnerの絵本は文字の少ない、あるいは全くないものが多いようです。逆に文字がないほうが魅力的です。絵が雄弁に語ります。
以下、文字がほとんどないか、全くない絵本です。英語学習には全く役に立ちませんが、文字がないので英語版でも日本語版でも、図書館で見かけたら、パラパラと見てみたら面白いと思います。文章のある本はまた次の機会に。
Free Fall(和書名『フリーフォール』)コルデコット賞次点
文字なし。もともと3メートルの長ーい絵だったものを絵本にしたもののようです。そう言われれば前のページの右端と次のページの左端は確かにつながるようです。3メートルの絵だったらものすごく圧巻でしょうね。センダックのような、ルイス・キャロルのような、そんな世界です。
Tuesday(和書名『かようびのよる』)コルデコット賞受賞
11:21 P.M.というような時間を表す単語が19語ほど。火曜日の夜に起こった不思議な出来事とは・・・。自分で見ようと思って借りてきたのですが、娘にも見せたら意外にもゲラゲラと笑いながら見てました。読み終わった後もしばらく笑い転げていました。(そこまでは面白くはないと思うのですが)なんか、ツボだったようです。確かに面白いです。上からのシーンが映画を見ているようです。
Sector 7(和書名『セクター7』)
文字なし。エンパイア・ステートビルを訪れた少年の不思議体験。David Wiesnerの本は少年の不思議体験が多いみたいです。彼の絵は本当に綺麗で丁寧で細かくて動きがある感じがします。TuesdayやFlotsamもそうですが、文章がないぶんコマ割りを使って流れがわかるようになっているんです。
Flotsam(和書名『漂流物』)コルデコット賞受賞
文字なし。ビーチにやってきた少年。そこで彼が見つけたのは・・・ある漂流物・・・。これはすごい、と思いました。文章があったら邪魔だと思いました。特に少年の驚きのまなざしにドキドキさせられました。徐々に明らかになる事実はおそらくその漂流物を手にしてきた者たちだけの秘密?・・・