情報
作者:Anthony Horowitz
ジャンル:ミステリー
種類:ペーパーバック 児童書
YL:5.0
語数:15000語
ISBN:9780142402986
おすすめ度:
『The Blurred Man』『The French Confection』『I Know What You Did Last Wednesday』の3つのストーリーの合本です。
ストーリー
私立探偵事務所を営む大ボケTimと13歳の天才的な弟Nickの事件簿。
アメリカ人のJoe Carterという作家がTimとNickのもとを訪れた。
Joe は数年前からDrean Timeという子供たちの夢をかなえるチャリティーに多額のお金を寄付していた。そのDream Timeを運営しているのがLenny Smileという人物。ところがLennyは極度のアレルギー持ちで人前に出るのを嫌いJoeですらメールでしか連絡を取り合っていないという。顔も知らない謎の人物Lenny Smile。なんとかLennyに会いたいと思ってLondonに来たJoe であったが、Lenny Smileはすでに前日死亡していた。Dream Timeの活動も停止することに・・・何かおかしい。一体Lennyに何があったのか?手がかりはぼやけたLenny の写真1枚。
感想
Lenny Smileとは一体何者なのか?というのがカギです。チャリティーのお金がらみだろうというのはなんとなくわかっても結局は謎が解明されるまでは分からず。それでもいろいろな推理を楽しませてもらいました。楽しいです。以前読んだ『The Falcon's Malteser』('08/8/30)よりは語数も少ないし、やや読みやすい感じ。でも難しいよ。『The French Confection』と『I Know What You Did Last Wednesday』は次回以降。
使えそうな表現
He'd obviously gotten up on the wrong side of
the bed.
どうしてこの表現が「機嫌が悪い」という意味なんだろうか?といつも思う。何か由来があるんだろうな。