タイトル 迷宮組曲
メーカー ハドソン
ジャンル アクション
単純なアクションゲームではなく、謎解きやパズルの要素を多分に含んでいる。
タイトル通り、「音楽」が重要な要素になっている作品。通常ステージのBGMのワルツを基調にしたサウンドや、回数を重ねるごとに充実し、最終的には7楽器によるアンサンブルへと発展していくボーナスステージのBGMなどの演出は多くのプレイヤーを魅了した。プログラミングを笹川敏幸、楽曲を国本剛章が担当。
ボーナスステージへ移行する条件は"楽器箱"を入手することである。これはゲームのクリアには関わらない要素だが、7つとも集めないと主旋律のバイオリンによって完成された楽曲を聴くことが出来ないため、コンプリートすることがある種の「攻略美」とされていた。
高橋名人の16連射が話題となった時期であったこともあって、タイトル画面に連射速度測定機能がついている。笹川敏幸は、インタビューでの「一人でのプログラミングは辛くなかったですか?」との問いに対し「辛かったが、子供たちの笑顔を思い浮べると乗り越えられた」と答えていた。
初期の8bitゲームにつき物の「打ち込みミス」は、このゲームにも一箇所見られる。36秒目におけるヴァイオリンの主旋律はAナチュラルであり、付されるべき和音はドッペルドミナントの9を想定している。しかし、伴奏音型は減7のアルペジョである。そのため対斜が生まれる。このミスについてのコメントは、公的には発されていない。
(Wikipediaより)