おはなしをしようか?

ご来訪ありがとうございます。お話のモデルとして、アイドルさんの名前をお借りしてます。私の妄想と理解した上でご覧ください。

思案中

2021-05-02 18:32:04 | 日記
かなり、お久しぶりです。

今閉鎖中の自分のサイトにあるお話を読み返してみたら、自画自賛ですがけっこー良くてまた書こうかなぁなどと思案中です。

お暇なときに読めるようにできるといいなーと思ってます。

でわでわ。

neoaco

あけおめです。

2019-01-23 20:23:14 | 日記
明けきってますが、今年もよろしくお願いいたします。

書きかけの点滴あげてみました。
また途中で止まってますが(°▽°)

今年は短くてもお話書いていきたいです。
ちなみに森は一時閉鎖しています。すみませぬ。

時々お話あげていきますので、よろしくです。

ここに来たら、過去も今も未来も考えず、楽しめたらいいなと思います。(自分を含め(°▽°))

いくつ書けるかしら。

愛を込めてxoxo

neoaco

点滴小説

2018-11-29 20:57:03 | 東方神起妄想小説
ぽつーん。

今、僕が目にしている光景を言い表すのにぴったりな言葉だ。

「なんで!!」

「ちょっと、ヒョン落ち着きましょう。」

僕の前に公園のベンチがあり、人気のないそこにジェジュンヒョンが立ち尽くしている。
それもぽつーん。なんだけど、そのベンチの上にぽつーん。とユノヒョンのスマホだけが残されていた。

「ユノ…どこ行っちゃったんだよ!」

先ほどまでの冷静さは皆無でジェジュンヒョンは頭を掻きむしり、膝から崩れ落ちた。

手がかりゼロ。辺りを聞いて回ったけど、行方を知る情報は得られなかった。

「チャンミンどうしよう。」

「…んん、待ってくださいね。」

ユチョンヒョンとはぐれてからまだ時間は経っていない、けどもしもユノヒョンが事件に巻き込まれていた可能性があるなら車で連れ去られた可能性もあるな。

「まさか、連れ去られたんじゃ!」

そうですね、あなたもバカじゃないから行き当たりますよね。
だとしたら、僕たちの手に負えない。

「ヒョン、警察に任せましょう。」

「やだ!絶対やだ!だってユノ約束したもん!」

「ジェジュンヒョン…」

全く、すぐ感情に流されるんだから困ったもんだ。
そりゃ、数日一緒にいたら情も移るだろうけど命にかかわる。

「しかたない、奥の手を使いましょう。」

「え、奥の手…やだ!ぜーったいやだーぁ!」

ジェジュンヒョンが地団駄踏んで嫌がる奥の手。
あの人に頼むしかないでしょう。

「ヒョン、制服引っ張らないでください。」

思いっきりブレザーをつかむものだから、タイがひきつって苦しい。振りきろうとするけどヤダヤダと左右に揺れるから益々絞まっていく。

「ヒョン!死ぬ!」

「やだってば!!あいつに助けられるなら舌咬んでやるからな!」

「僕らがいなくなったら、ユノ氏はどうなるんでしょうね?今だってこんなことしてる間に…」

「ユノ~!ワァーン!!」

「ちょっ!ヒョン泣かないで!ほら皆見てますよ!」

「ちゃーたんのばかぁー!!ユノは俺が探すぅ~!!」

愛に近い執着 ユンジェ

2018-08-22 18:40:18 | 東方神起妄想小説
ほんの少しの時間でいいから会えないかと、僕たちの宿泊する部屋に兄がやってきた。

隙のないスキンケアのおかげで、相変わらずつるつるした白い肌、明るく染めた髪、忙しいのか少し痩せてしまった兄を迎え入れた。

本当にお互い時間はないから、お茶を飲むくらいしか猶予はない。
なのに、この天然な兄は簡単な挨拶を済ませた後、うなっている。
構って欲しい合図なのか何なのか。
僕はいつもしていたみたいに放っておいてお茶を飲んでいた。

「うーん。」

「うーん。」

「うーん。てば!チャンミン!なんで無視すんの!」

「メンドクサイナ…はい?どうしましたか。」

メンドクサイナは聞こえて無かったというよりはスルーしていて、頭の中が考えで一杯になるとこの人はこうだったと思い出す。

「ねぇ、俺さ最近ユノに対する気持ちが変わってきたのを感じるんだよね。」

「重い話ならユノヒョンとしてください。僕巻き込まれたくない。」

「冷たいな!チャンミン!」

やっと口を開いたと思えば、突拍子もない話。
らしい。といえばそうだけど、まぁ、平然としたふりをしていたけど僕もヒヤヒヤしている部分はある。
暗い話、嫌な話なんてゴロゴロ転がってるし、何を話されてもおかしくない。

けど、結局ユノヒョンですか。
でも面倒はごめんだ。本当にメンドクサイナ。。

「…で?」

「執着ってあるじゃん。オレどーっしても忘れられない!あっきらめたくない!って思う方だったの。それがさ…変わってきた。」

「ふぅん?」

執着っていうのは誰しもあるものだし、激しい性質の人間だとなおさらわかりやすい。
この人もわかりやすい。

「前はさ、絶対帰ったら電話しなきゃだめ!他の人と会うときは誘ってくれなきゃ嫌!どうしてあのリングしてくれないの!記念日なのに会えないなんて信じらんない!だったわけ。」

ん?これは?
冷めたとかそういう…

「あのジェジュンヒョン、実は」

このままだとやばい、一度話を止めようとするがお構い無しで話続ける。

あぁ、神よ。

「聞いて!」

話に飽きたとか思われたようで、ジェジュンヒョンは最後まで聞いてと手で示している。
その背後には別室の寝室があり、そこから小さな頭が覗いている。

「でね、でもね、そういう全部。どうでもいいかなーって思える瞬間があんの。時々だけど。」

「全部?」

「うん、過去とか未来とか。」

胸がきゅうとなる。
過去も未来も、どうでもいいのか。

「聞いて!ちゃんと聞いて!そうじゃなくて、オレもう大丈夫だっから。」

寂しい寂しいと言っていた兄が、大丈夫だと言って笑う。
背後の影もビクッと動いた。

「なにが…大丈夫なんですか。」

聞いていいのかわからないけど、多少なりとも苛立ちはあったのかもしれない。

「ユノ。」

あー、これヤバいやつですか。
本人立ち聞きしちゃって修羅場ですか。
えーとえーと。。

「ユノヒョンですか。それは別れ…るとか、そーいう。」

「あっは!別れるて!結婚もしてないのに、別れらんないじゃん!あっは!」

あんた、今日はその為に来たんじゃないのか。と内心ツッコミを入れつつ以前のように怒鳴りはせずににこやかに続きを待った。

「今日はさ、記念日、、じゃん。だけどオレ忘れてたの。実は。」

ペロッと綺麗な舌を出しておどける兄
その兄の為に寝起きにも綺麗でいられるように青ひげを脱毛処理した、もうひとりの兄がいます。
こっそり着替えて身支度もしていて、たぶん花束か、リングかを後ろ手に持ってるはず。

その兄が口半開きになってます。

「それって、気持ちが…離れたってこと?」

思いきって尋ねるとゆっくり口角をあげ、再び迷いなく話始めた。

「うぅん、気にしなくてもよくなったの。俺ねやっとユノのこと信じられるようになったの。ユノが今みたいに善人でも、もし何かの拍子に悪人になってもユノが生きてる限り、、ユノのことが好きなんだ。愛してるってことに終わりがないんだ。ユノの魂ごと愛してる。だから、オレ大丈夫なんだ。」

はぁ

背後でユノヒョンが震えてる。もしかして泣いてるのかもしれない。

「えと、僕ちょっと準備するので。」

「え、もう時間?」

「いえ、部屋に戻ります。」

「え、部屋?」

ぱたん。。

「え、チャンミン。」

なんだ、結局記念日に会いに来たんじゃないか。
改まって何なんだ。

また、巻き込まれてしまった。
きっと、今ごろ泣きながらユノヒョンはジェジュンヒョンに抱きついてるだろう。

最近、子供反りがあるから。
人って年をとると子供に戻っていくっていうけど、ジェジュンヒョンはどうなんだろう。

まぁ、もういいや本当に支度して、一休みしよう。

今年もオレお疲れ。

記念日に乾杯。




Love laughs at locksmith ミンスCP

2018-07-15 20:48:55 | 東方神起妄想小説
「なんだ、あれ。」

「んー、なにが?」

ライブの衣裳合わせでごちゃごちゃの人の中、ぷらぷらしてるものが目の端に映る。

どこででも楽しそうに小躍りしている兄だった。
なんだ、あれ。

「あれって、なによ?」

衣裳を合わせてペタペタと胸やら腰の辺りをチェックしてるユチョンヒョンが気の無い返事を返してくるけど、僕の胸はどうしたことか激しく鼓動を刻んでいた。

「…いえ、何でもありません。」

「えー、なになにー。」

もとより独り言がついて出ただけだし、返事なんて期待してない。
さっきまで気の無い素振りだったくせに変なとこにくいついてくる。
ユチョンヒョンってこういうとこジェジュンヒョンと似てる。

「ホントに何でも無いです。」

「なんだよー!気になるじゃん。」

あ、しつこい。あんまり騒がないでほしい、大したこと無いのに事をでかくしたくない。
ユノヒョンでもいれば話もそれそうなんだけどな。
でも、こーゆう時に限って間の悪い人が来ちゃうんだよね。

「なに騒いでんだ?」

ほらね、来ちゃうよね。

「チャンミンが俺に隠し事するんだよー。」

「え、なになに、チャンミン俺には教えてくれるよな。」

何故ですか。どこから来ました。その自信。

「だから、特に隠し事もしてませんし、あ!そういえばユノヒョンが探してましたよ?」

「うっそ!」

良かった、ひとり減ればなんとか…
でも、やな予感するな。。

「あ!ゆっのぉー!探してたんだって?」

「は?何のことだ。」

ほーらほらねー。間の悪いことにかけてはジェジュンヒョンの比じゃないもんね。

「チャンミン!俺を仲間はずれにしようとしたなー!」

「なんだ、喧嘩か?」

ジェジュンヒョンの言葉を真に受けて、マジな顔するのやめてください。

「ゆぅのぉー!チャンミンがのけ者にしようとするぅ~!」

ややこしくなってきたなー。どっか行かないかな。

「チャンミン、ほんとか?」

「違います。ユチョンヒョンとジェジュンヒョンがめんどくさ…じゃなくて。」

「あー!めんどくさい出てけとか言ったぁー!」

エスパーか。勘だけはいいのに気がきかないんですよね。

「思いましたが、まだ言ってません。」

「チャンミンひどい!」

あー、あー、めんどくさい。
こんなことなら最初からユチョンヒョンにだけ素直に言っとけば良かったって…この後悔何度もしてるな。学習しなきゃ。

「まぁまぁ二人とも落ち着け。時間もないことだし、衣裳大丈夫か?」

ユノヒョン、グッジョブ!
良かったぁ、話がそれそう。

「ん?チャンミン顔赤くないか?汗そんなにかいて。」

「え!ちゃーたん具合悪いの!?たいへん!オッレ薬貰ってくる!」

「じゃ、俺飲み物貰ってくるわ。」

「え、あ、ちょっと!」

具合なんて悪くないのにー。これは冷や汗だと思います、と声を出す前にふたり並んでかけていった。
ま、いいか。助かったし。

「大丈夫か?」

「何ともありませんから。」

そうか?と優しい目をして、思い出したように笑いながら遠くを見た。
その先にはさきほどのぷらぷらしてる兄、ジュンスがまだ踊ってる。

「あれさ、見たか?」

「はい!?」

心を読まれた気がして大声を出してしまった。
遠くで踊ってたジュンスがビクッとこちらを見た。

わ。

慌てて目をそらすと、また踊り出す。

「ふふ、あれ可愛いな。」

綺麗な指先がジュンスをさす。

「あー、気づきませんでした。。」

「なんでジュンスだけなんかな?」

俺もつけたかった。なんて笑いながら見てる。

やっぱ。可愛いですよね。。

ジュンスの衣裳の腰の辺りから立派な尻尾がついていて、踊る度にぷらんぷらん揺れている。
それが楽しいらしく、くるくるまわって喜んでいた。
それを見て、不覚にも可愛いなんて!思ってしまった僕がバカです。

そのおかげで絡まれるし!

ジュンスの腰からふんわりとした尻尾がついている。
動く度にあちらへこちらへ揺れている。
あー、やっぱり可愛いじゃないかぁ!

どうしよう、僕こんな趣味ありましたかね。
しかも、本番が楽しみだなんて。。

きっとキラキラの衣裳で踊るジュンスは尻尾をふりながら、さぞや可愛いに違いない。
僕はそれを間近で見ることになる。

このドキドキする胸は大丈夫だろうか?
どうやら顔も赤いみたいだし。。

「ちゃんみーん!見て見てしっぽぉー!!うはは!」

少し困ってると当のジュンスが尻尾をフサフサゆらしながら走ってくる。

反射的に僕は満面の笑顔で答えていた。

「いいですね!」

「だろー!!」

あー!可愛い。

良かった、側にいるのがユノヒョンだけで、目を細めて僕ら二人を見ているユノヒョンは父親みたいに満足そうに頷いた。

これからは、ポーカーフェイスでいなきゃな。なんて思ったら、ユノヒョンがジュンスを抱えて回ってる。

「うははーん!楽しい。」

「あ、ずるい」

口をついた言葉に僕は慌てて周りを見回した。
良かった、誰も聞いてない。

そこへ同じような背格好のふたりがドタバタ戻ってきた。

また、大丈夫だからと拒絶したら蒸し返されそうなので黙る。

「風邪じゃないんですけどね。」

仕方なしに僕は風邪でもないのに薬を飲んだ。