みちあき神父のふぉと日記

カトリック教会の司祭です。日記のテーマは「がんばらない―Take it easy―」。ここで、ひと息ついてくださいね。

カレー?

2008-06-27 12:48:48 | Everyday is special
あるおばあさんが主治医に膝の痛さを訴えたら、
「それは加齢のせいですね」
と、言われ、
「はぁ、そうですかー。でも、最近『カレー』を食べた記憶はないのですが」
と、言ったとか。(と、ぼくはどこかの新聞の笑い話コーナーで読んだ記憶があります。)

ぼくも45歳を過ぎてからでしょうか、健康診断の結果で、動脈硬化の因子として「加齢」と書かれるようになりました。(今年の健康診断は、それに「メタボリック」が加えられそうですが。)

このところ、朝早くに目が覚めます。はたしてこれは、何らかの睡眠障害のあらわれなのか、それとも、“カレー”によるものなのか、わかりません。
老人力や○○力と肯定的にとらえられたらよいのでしょうけど。

というわけでして、きょうは取手教会の名前にもなっている「絶えざる御助けの聖母」の記念日。ぼくはひとつ齢を加えました。

神さまがこれまでさまざまな人々を通して与えてくださった数々の恵みに感謝します。

さいたま教区司牧者大会

2008-06-23 06:50:00 | Everyday is special
きょうから3日間、さいたま教区の司牧者大会が群馬県の伊香保で開催されます。
以前は「司祭大会」ということで、司祭助祭団しか集まりませんでしたが、谷司教さまの意向で何年か前から宣教司牧に携わるシスターや教区で働く信徒宣教者もいっしょに参加するようになりました。

これまでは軽井沢の御聖体の宣教クララ会の黙想の家で行われていましたが、今年は諸般の事情で伊香保温泉で開かれます。

もちろん朝から晩までスケジュールがつまっているので、あまり温泉気分に浸ることはできませんが、よい集まりになるようにと願っています。

写真は、先週、別な会議のために行った福島は裏磐梯の五色沼(毘沙門沼)にて。会議にはもったいないほど晴れました。しかし、こちらは自由時間があり、周囲を散策することができました。磐梯山もきれに見えてしあわせでした。

なんだかんだ言いながら、あちこちと出かけている自分は、相当のぜいたくをさせていただいているのだなと思います。感謝。



上高地(2)

2008-06-19 09:00:00 | Everyday is special
さて、再び上高地の写真です。
2日目は雨があがり、時折青空が見えるほどの好天に恵まれました。

嘉門次小屋から梓川に出ると、明神橋という吊り橋があります。朝の、観光客の一人もいない橋の上は、猿の群れが渡っていました。人間の作った橋を、猿も利用しているのですね。そのときは、猿に道をゆずる、というよりも、こちらが襲われないように遠くから見守りました。

その後、3.5㎞ほど上流に足を伸ばし、徳沢まで行ってきました。そこにはキャンプ場があり、ちょうどニリンソウが見頃で、美しいお花畑ができていました。

ニリンソウは、つぼみは少し赤みを帯びていますが、咲くと真っ白になります。
ここまで立派なニリンソウの群生を見たのは初めてです。じつに幸せな時を過ごさせていただきました。

神に感謝!












地震お見舞い

2008-06-16 20:50:00 | Everyday is special
岩手・宮城内陸地震は、恐ろしいほどの被害を与えました。
取手でもゆさゆさと長い揺れが続き、どこかの大きな地震かと思い、すぐにテレビをつけました。突然の震度6強の揺れでは、なすすべもなかったことでしょう。

ミャンマーのサイクロン、中国四川省の大地震に続き、多くの犠牲者と被災者が出ています。

必要な助けの手が届きますようにお祈りしております。

写真は、前回の上高地で撮ったエンレイソウ(延齢草)。大きな3枚の葉が特徴です。周りの白い小さな花はニリンソウです。

上高地(1)

2008-06-12 12:00:00 | Everyday is special
さてさて、先週行ってきたのは上高地です。
昨年、松本市市制100周年記念山岳写真展でいただいた「嘉門次小屋賞」の副賞が、その嘉門次小屋のペアー宿泊券だったので、さっそく写真を選んでくれた2番目の兄と一泊二日で行ってきました。

上高地は、ちょうどウエストン祭が6月1日に行われたところで、観光シーズンが始まったばかり。ぼくたちが行った日は台風の接近していた3日で、観光客はまばらでした。

さいわい初日の雨も小雨で夕方にはあがり、翌日は青空も出るほどの好天に恵まれました。

嘉門次小屋は、明神池の脇にあり、河童橋からゆっくり歩いて1時間半ほどのところにあります。その道のりを、写真を撮りながら3時間以上かけてゆっくり進みました。

小屋では、宿泊客はほかにおらず、貸し切り状態。名物の岩名の塩焼きを、これまた岩名の骨酒でいただいて、なんともしあわせな気分を味わってきました。

上の写真は、岩魚を焼く炉端。下の写真は、嘉門次小屋の外観とお品書き。







この下の写真は、途中で撮った梓川支流の風景です。






インターナショナルサンデー

2008-06-06 17:55:55 | Everyday is special
6月1日の日曜日は、取手教会のインターナショナルサンデーでした。
前の日まで続いていた雨がやみ、素晴らしい好天に恵まれました。

この日は、12時からの英語をなくして、皆9時半のミサに集い、英語、ポルトガル語、日本語の3ヶ国語でミサがささげられました。(ポルトガル語のパートは、もちろんネルソン神父さんです。)

ミサ後は、国際色豊かな食事会。そして、お楽しみのプログラム。
皆、これまでいっしょうけんめい練習を重ねてきた歌や踊りを披露しました。
ゲームもあって、本当に楽しかったです。

今回のインターナショナルサンデーは3回目。2年前や1年前とくらべ、準備の段階から多くの方が参加し、その時点から互いの交流も深まってとてもよかったようです。また、文集などいろいろなアイデアも出しあって実現してくださいました。

今回は、ぼくはそれぞれのチームに任せっきりで何もお手伝いできませんでしたが、かえってそれがよかったのかもしれません。

皆さん、おめでとうございます。そして、お疲れさまでした。

写真は、今週山に行った時のもの。コナシ(小梨)の花が満開でした。どこの山かって? その話は、また来週のお楽しみ。今週は短いながらも休暇をとって留守にしてしまい、ブログの記事も書けなかったので、何度も見てくださった皆さん、ご心配おかけいたしました。

下の写真は、教会近くに咲き始めたタチアオイ(立葵)。撮りたてです。この花が上まで咲くと梅雨明けと聞いたことがあります。まだまだ先ですね。