ロシア留学中・脱力進行中

モスクワ留学滞在記、スポーツ(特にテニス)のこと。他に趣味(漫画や音楽)等いろいろ・・・

革命 Kap.Ⅳ

2006-11-09 23:32:28 | 音楽・コンサート・バレエ・オペラ
9日(木)、急遽授業が3時20分~6時20分に変更になり、
1コマ遅刻。いや、原因はそれじゃないんだが。
授業後はコンサート鑑賞の予定があるため、
先生に終わる時間を早めてもらい(遅刻したのに・・・)
6時に学校を出る。ギリギリで到着。
今日は久しぶりのチャイコフスキー・ホール、
同行はM嬢、Hさん、その友人のскрипкаさん(以前コメント欄に突然登場)。
チケットが普段に比べてえらい高く、かなり上の席(バルコニー席)で200ルーブルもした。

ベートーヴェンのピアノ、ヴァイオリン、チェロのための三重協奏曲
 ソリスト;P=ミハイル・ペトゥホフ、V=セルゲイ・ギルシェンコ、
      C=アレクサンドル・クニャーゼフ
ショスタコーヴィチの交響曲第5番
指揮マルク・ゴーレンシュテイン、スヴェトラーノフ記念ロシア国立アカデミー交響楽団の演奏

1曲目は全く知らない曲で、とりわけ良くも無く悪くも無く。。。
更に初めての席でちょっと見にくかったせいもあり、集中力を欠いた。
休憩中に席を移動。1曲目のときに見つけておいた空席へ。
といってもこの日は9割方埋まっており、ショスタコの人気ぶりが伺えた。
こないだのコンセルバトーリヤとはえらい違いだ・・・
で、肝心の5番だが、最高だ、コノヤロー!
今までモスクワで4回、この交響曲第5番を聴いてきた中で
(参考→革命革命 Kap.Ⅱ革命 Kap.Ⅲ
最も最も最も最も素晴らしいぃぃぃぃ!
オケも最高、テンポも申し分なし、ソリストはヴァイオリンもフルートもキレまくり。
先週辺りから聴きまくっていたCDでは全く物足りなくなる位のすごい生演奏だった。
Hさんは第4楽章のテンポが少し不満だと言っていた。
入りが多少速すぎ、終わりが多少遅すぎ、と感じたようだ。
ただ、俺は許容範囲だった。入りで同じく速すぎかな?と思ったが、
むしろその速さから更に1テンポ上がったところを聴いて、突き抜けた。
もう何ともいえない疾走感がホールを包んで、終曲まで一気阿世。
ゴーレンシュテインの指揮もすごく情熱的で、目でも耳でも楽しめる最高のエンターテイメント。
直(じか)はいい、コンサート通いは、だからやめられないんだ。
それ以上細かいことは書かない、というか書けない。今日の演奏に文句は無い。

コンサート終了後、道を挟んで向かいにあるケンタッキー・ロスティクスで遅い夕飯。
そこで初めてскрипкаさんと話したが、大阪弁コテコテの無茶苦茶面白い人だった。
見かけによらず、喋り方は完璧に大阪のおっさんのようだった。
あのHさんがタジタジになっているところは非常に見物だ。
と、あまり滅多な事を書くと、此処を御覧にならせられる可能性が御有りになるので、
これくらいで遠慮させて頂きとうございます。
M嬢がえらくскрипкаさん御気に召したようなので、次回も是非また御一緒させて頂きます。

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2 コメント

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おれだよ、おれ! (ひろりんくる)
2006-11-11 07:00:39
遅刻せずに授業に出て先生に「ちょっとばっかし授業を早く終わらせて~」と
頼んだのはオレ様でっせ!
何をしてたかは知らんが(ほんまによぉ)教室には5分前にいらっしゃいまし。
それにしてもなぁ、やっぱ4楽章の最後のテンポはゆっくり過ぎやしませんか~?
迫力あってよかったけど、ちょっと間延びした感じ…
と言うことで、скрипка同様、これからも宜しく。
火の鳥、禿げ山、春の祭典、イタリア奇想曲などなど
チェックのほども宜しく!がはは‥
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う~ん、さすが (ヒロキアイス)
2006-11-11 09:23:28
男らしいコメント有難うございます。
これからH嬢改め、Hさん、更に改め、ひろりんくると呼ばせて貰います。
第4楽章はあれでいいですよ~。わしは全く文句なし。
ゴーレンシュテインの指揮が力強かったので、
最後の振りも格好良くてもう一度見たいくらいです。
早くムラヴィンスキー盤も聴いて下さい。
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