
9月2日(日)、蒲郡競艇場。SGモーターボート記念最終日。
競艇好きの父ちゃんに連れて行ってもらった。
競艇場2度目、本格的にやるのは初めて。
しかもこの日はSG優勝戦、A1級52名の出場者の頂点が決まる日だ。
3時少し前、競艇場に到着。周りの道はすごい込んでいた。
競艇に興味のない蒲郡市民はいい迷惑だろうなぁ。
とりあえず第1レースから父ちゃんの予想を聞きつつ買っていく。
競馬はある程度は分かるが、競艇は全く分からないので、
モーターやボートの戦績、選手の能力や特徴、枠とレース展開まで、
細かく分析する(のを横でわしは聞く)。
スタート展示や計測タイムなど、競馬にはない面白い要素があって、
しかもメイン前の小さなレースでも、乗る選手は一流選手ばかりなので楽しめる。
6艇なので3連単ばかり買うが、これがなかなか当たらない。
点数多く買えば、払い戻しは通常2,000円程度だったりするので元本割れするし、
かといって点数絞れば裏目が来たりして恨めしい。
前半最後の第6レースで、生涯初の当たりがようやく来た。2,220円。
前半戦は-1,800円で終了。
第9レースからは選抜戦、1週間の調子の良かった選手が乗る。
会場はいよいよ暗くなってきて照明灯にも灯りが燈り、
ナイターレースのいい雰囲気が出てきた。晩飯も食い、これからが本番だ。
第10レース、この日2度目の当たり、払い戻し2320円。
どうも勝ち舟投票券購入額が4,000円に達すると当たるようだ。
第11レースは万舟券をおもいっきり外し、流れの悪くなった所で最終第12レースへ。
SGモーターボート記念優勝戦。これに勝った者が賞金4,000万円を手にする。
この日の試走とレース直前の周回展示から、父ちゃんの予想は
2-4押し。モーターの直線での伸びが違うようだ。
もちろん直線だけでは図れないのが競艇だが、これに乗ることに決めた。
これまでの11レースから学んだことは、1号艇だけは絶対外せないこと。
この日も1号艇が3連単を外したのは、1号艇がスタートで外に出た第1レースのみ。
この初心者にも否が応にも最内の有利さが確信できた。
2号艇の魚谷は前回のナイターSGを勝っていてSG連覇が懸かり気合十分。
一番乗っているということで2号艇本命で行くことに決めた。
ということで2号艇◎-1号艇○から2・4・5の流し。6号艇は外し。
「優勝、かい~し~」の声とともに全艇ピットから発進。
スタートの枠争いは1-2-3-6-カド4-5。
時計が回って綺麗にスタート!(写真)
そして1マークでいきなり2号艇魚谷が美しい差し!
1号艇山本とサイドバイサイドでバックストレートを争うも、
直線の伸び足は父ちゃんの予想通り魚谷が上!
2マークできっちり離して独走態勢を築いた。
3着争いは一時6号艇地元の赤岩が立ったものの、2マークで池田が見事に差して、
磐石の2-1-4フィニッシュ!2,380円→×200円!
計3,000円分も買っていたので、当たった舟券が200円で良かった・・・
魚谷のSG連覇は、わしのSGデビュー勝利ももたらした。
結局合計では3,000円ほどの負けだったが、すごく楽しめた6時間だった。
父ちゃんは何故かあれだけ強調していたのに4番を外し、泣く泣くの外れ。
わしより少し多く負けていた。結局2人して負けているんだが・・・
レースの余韻が冷めず、帰って色々ネットで競艇のことを調べてしまう。
やばい、これからハマリそうだ。