8日木曜、遂にこの日が来た。
ショスタコーヴィチの中でも最も好きな交響曲、
第5番を生で聴ける日がやってきた。
場所は地下鉄パヴェレツカヤ駅から徒歩10分弱、
モスクワ川沿いにある新しいホール「ドーム・ムーズィキ」
その名も「音楽の家」だ。
午後7時会場。建物がでかい。外から見るとガラス張りでとても近代的。
中もとても綺麗で、コンセルバトーリヤの歴史を感じさせる建物とは一味違う。
どちらが良いとかはないが、たまにはこういう所も良い。
というか良い箱で良い音楽を聴かせてくれればそれで良い。
プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番、ソリスト=アルカディイ・バローダシ
ショスタコーヴィチの交響曲第5番
指揮はウラディーミル・スピバコフ。ロシアナショナルフィルハーモニーオーケストラの演奏。
残念ながらプロコフィエフのピアノ協奏曲を知らない。
というか正直プロコフィエフの交響曲も他の曲もほとんど知らない。
知っているのはバレエ「ロミオとジュリエット」とアレクサンドル・ネフスキー位だ。
何ということだ!とお叱りを受けるかもしれないが、聴きたい気持ちは山ほどあったのだ。
ただ安い全集版が存在せずに、ナクソスの交響曲全集もブックレット版で、
しかも順番がバラバラで敬遠してしまっただけのこと。
ワーナーの没後50年全集はとても欲しかったが、その金を稼ぐためにと
ギャンブルに投資し何倍ものお金を失った。アホだ。
そんなこんなで予備知識全くなしの状況で2番を聴いたが、
ソリストの熱演もありものすごく、ものすごーく良かった。
ラフマニノフとは全く違う、現代的な激しい曲風で、展開がものすごい。
一度聴いたくらいでは説明できかねる。これはCD買うしかない。
そして初めて聴くタコ5(ショスタコ交響曲第5番をクラシッカーはこう呼ぶらしい)は、
やはりすごかった。CDの音とは迫力が違った。
何よりショスタコの音楽に特徴的な金管の響きが直接伝わってくる。
打楽器の衝撃もビシバシ体の芯を震わす。
特に第1楽章の中盤部、行進曲風に展開する場面は死ぬほど良かった。
体が勝手にリズム取ってる。隣のおばさんも同じで笑えた。
第4楽章は言わずもがな。何より、冒頭の抑制の効いたスピードと
激流の様に速く流れ落ちる展開部で一気に引き込まれる。
第3楽章で貯めたパワーをこれでもかと解き放っている様だ。
素晴らしい演奏だった。ブラボーの声があちこちから挙げられていた。
ところでこんな素晴らしい演奏だったのに幸か不幸か観客がとても少なかった。
結果すべて自由席になり、一番安い80ルーブルの席を買った俺は、
オーケストラの真正面、一番いい席で観聴きする事ができた。
2階~3階席は完全な空席。物好きな人は何人か上に残っていたが。
全体で半分ちょっとしか埋まっていなかったのでは?というくらい。
そしてこの少ない観客にもかかわらず、熱演してくれた楽団、ソリストに感謝。
観客の感動の拍手も鳴り止まず、ロシアではじめてのアンコールを見た。
恐ろしく安く、良いコンサートが聴けてよかった。また次も期待。
次回コンサート予定はコンセルバトーリヤ。
21日にラフマニノフのピアノ協奏曲第3番!さらに26日に同第2番!
年末に連続して素晴らしい曲が聴ける。
これはもう旅行に行ってる場合じゃない!?
ショスタコーヴィチの中でも最も好きな交響曲、
第5番を生で聴ける日がやってきた。
場所は地下鉄パヴェレツカヤ駅から徒歩10分弱、
モスクワ川沿いにある新しいホール「ドーム・ムーズィキ」
その名も「音楽の家」だ。
午後7時会場。建物がでかい。外から見るとガラス張りでとても近代的。
中もとても綺麗で、コンセルバトーリヤの歴史を感じさせる建物とは一味違う。
どちらが良いとかはないが、たまにはこういう所も良い。
というか良い箱で良い音楽を聴かせてくれればそれで良い。
プロコフィエフのピアノ協奏曲第2番、ソリスト=アルカディイ・バローダシ
ショスタコーヴィチの交響曲第5番
指揮はウラディーミル・スピバコフ。ロシアナショナルフィルハーモニーオーケストラの演奏。
残念ながらプロコフィエフのピアノ協奏曲を知らない。
というか正直プロコフィエフの交響曲も他の曲もほとんど知らない。
知っているのはバレエ「ロミオとジュリエット」とアレクサンドル・ネフスキー位だ。
何ということだ!とお叱りを受けるかもしれないが、聴きたい気持ちは山ほどあったのだ。
ただ安い全集版が存在せずに、ナクソスの交響曲全集もブックレット版で、
しかも順番がバラバラで敬遠してしまっただけのこと。
ワーナーの没後50年全集はとても欲しかったが、その金を稼ぐためにと
ギャンブルに投資し何倍ものお金を失った。アホだ。
そんなこんなで予備知識全くなしの状況で2番を聴いたが、
ソリストの熱演もありものすごく、ものすごーく良かった。
ラフマニノフとは全く違う、現代的な激しい曲風で、展開がものすごい。
一度聴いたくらいでは説明できかねる。これはCD買うしかない。
そして初めて聴くタコ5(ショスタコ交響曲第5番をクラシッカーはこう呼ぶらしい)は、
やはりすごかった。CDの音とは迫力が違った。
何よりショスタコの音楽に特徴的な金管の響きが直接伝わってくる。
打楽器の衝撃もビシバシ体の芯を震わす。
特に第1楽章の中盤部、行進曲風に展開する場面は死ぬほど良かった。
体が勝手にリズム取ってる。隣のおばさんも同じで笑えた。
第4楽章は言わずもがな。何より、冒頭の抑制の効いたスピードと
激流の様に速く流れ落ちる展開部で一気に引き込まれる。
第3楽章で貯めたパワーをこれでもかと解き放っている様だ。
素晴らしい演奏だった。ブラボーの声があちこちから挙げられていた。
ところでこんな素晴らしい演奏だったのに幸か不幸か観客がとても少なかった。
結果すべて自由席になり、一番安い80ルーブルの席を買った俺は、
オーケストラの真正面、一番いい席で観聴きする事ができた。
2階~3階席は完全な空席。物好きな人は何人か上に残っていたが。
全体で半分ちょっとしか埋まっていなかったのでは?というくらい。
そしてこの少ない観客にもかかわらず、熱演してくれた楽団、ソリストに感謝。
観客の感動の拍手も鳴り止まず、ロシアではじめてのアンコールを見た。
恐ろしく安く、良いコンサートが聴けてよかった。また次も期待。
次回コンサート予定はコンセルバトーリヤ。
21日にラフマニノフのピアノ協奏曲第3番!さらに26日に同第2番!
年末に連続して素晴らしい曲が聴ける。
これはもう旅行に行ってる場合じゃない!?
最も好きな曲です。
「カデンツァ」は失神します。
(楽譜も持ってるし)
ラフマニノフ[P3」に「2」!。
日本では「生誕周年」が過ぎて
演奏が少なくなりました。(悲)
さて今週末いよいよ「友好デビュー」です!。
「吉」と出るか「狂」と出るか・・・。
「体力温存」しておこうっと。
遠い空から健闘をお祈りしています。
でも
>「狂」と出るか・・・。
って・・・。
そんな攻めるつもりですかっ!!?
関係ないけど21日はコンセルバトーリヤで再びラフマのPコン3番聴いてきます。
それとプロコフィエフの交響曲6番も。
つくづくプロコ聴いてないのが悔やまれる・・・。
26は同じくコンセルバトーリヤでラフマの2番があるのですが、
残念なことに聴けそうにないのが惜しい・・・。
やはり「老体」と「露語初心者」には
過酷な世界でしたー。
でも楽しかった~。
私のタイプの人もいたし。(笑)
来年の「フェアー」では
ヒロキアイスさんにお会い出来るかも?!。
えっ、そんな身の毛もよだつ私との関わりは
「ネット上」で充分?。
はぁ~、今度はもっと
アタックしようっと!。
(引かれるかな?では、
年齢を10才以下に制限しよう・笑)