4~5カ国ぐらいずつで1つのグループにまとめられ、それぞれの国の現状レポート。
もちろん今回の大会のテーマが「アジアの家族」なので、それぞれ、自分たちの国の”家族”について、家族の抱える問題や社会の中での家族などを考察。
日本グループは事前準備を担当してくれていたメンバーがパワーポイントを使って発表。
YMCAの各講義室に移動して、始まるのを待っていた時、ホスト国香港のスタッフに声を掛けられた。
「あなたの国の言葉で、あいさつをして欲しいんだけど。いい?」
「いいよ。」
「じゃぁ、”日本”って呼んだら、前に出てきてね。」
「分かったわ。」
そう返事をして、黒板の方を振り向くと、ホストブラザーのパトリックが居る。
「パトリック!」
声を掛けると手を振りかえしてくれた。
・・・そういうことね。。。。
大会のMCを勤めるアレックスが登場し、進行を始めた。
そして、「日本」と呼ばれ、前に出ることに。
さすがに度胸だけは据わっているみたい。
Hello!
My name's ......
Please call me saya.
................
Please say ,こ・ん・に・ち・は!
みんなも合わせて「こんにちは」と言ってくれた。
ひとまずお役終了。
振り向くと、パトリックもニコニコしてくれていたのでOK!みたい。
日本グループが一緒に分かち合ったのは、インドネシア、ミャンマー、ベトナム、香港。
それぞれの国のレポートの後、分かち合いのためのゲームなどを織り交ぜながら、現状を分かち合った。
(本当に香港のメンバーによって、プログラムがよく準備されている)
(写真は、日本のメンバーの発表中)
香港のグループは、事前にビデオまで作成していた。
一般的な香港のファミリー、教会における家族や抱える問題など、分かりやすく映像で伝えてくれた。
どうも、ホストファミリーのパトリックが編集等をしていた模様。
国の社会的・経済的背景が違う中でも、それぞれに今回のテーマである「家庭」に関する問題を抱えている。
日本の状況と似ているのが香港。
社会において、宗教的問題を抱えているインドネシアやミャンマー。
経済的問題を抱えている国もある。
レポートを聞いた後、すべての参加国が準備した国紹介の展示を見て回る。
日本は、今の日本の一般的と思われる家族のレポートに、日本の文化紹介。
みんなで折った鶴を飾ったり、折り紙体験コーナーを作ったり、浴衣や法被を飾ったり。
やはり、体験できるところで、みんなが楽しんでくれている。
実際に、郷土料理を出してくれる国も。
印象に残ったのは、インドネシア。
地震の被害に遭った仲間のための募金や、支援金作りのために民芸品を販売していた。
インドネシアから来ている参加者を中心に、彼女の話を聞いた後、記念撮影。
ミャンマー。
日本と違って、ひとつの国の中に様々な民族が暮らしている国なのだ。
地図の上にそれぞれの民族衣装を着た人形を置いて説明してくれている国もあった。
ミャンマーの友だちが説明をしてくれる。
同じアジアでも、知らない国ばかりだ・・・
国が違っても、こういう文化祭的要素は、みな楽しい様子。
一通り回ったあとは、個人での振り返りとティーブレイク!
ティーブレイクでボランティアのみなさんが準備してくださるお茶とお菓子は美味しい!
ホストシスターのサラもボランティアで参加している。
その後、国ごとに振り返り。
夜、日本のメンバーで今日回った国々をみて、各国と日本の類義点をあげたり、日本に持ち帰れる点を考えた。
その中で話しが出てきたのが、「食卓」の大切さ。
今日の目的になっているもの、AYD Prayerにも書かれていることにも重なる。
私たちがミサで共に食卓を囲むことを大切にしてきたことと同じ理由なのだと思えてきました。
(*写真は、私の撮ったものと、写真係さんや友だちから貰ったものです。)