ANANDA BHAVAN 人生の芯

ヨガを通じた哲学日記

石油ファンヒーター

2017年04月05日 | 日記
石油ファンヒーター

 うちでは夏場の冷房はエアコン、そして冬場の暖房は石油ファンヒーターを使っています。リビングのファンヒーターは15年近く使ったあと一昨年の11月に同じ機種に買い換えました。これは性能が良く暖房モードが自動、温風、遠赤の3つに切り替えが出来るので嫌な風当りも少なくて暖かさも快適なので、去年の11月には和室の暖房も一般的なファンヒーターからこの機種の、もうひとつ小さいサイズの製品に買い換えました。和室ではヨガの練習をするのですが、冬場にはこれを遠赤モードで使いますと嫌な風も当たらずそこそこ暖かいので大変気に入っています。ところがこの3月の19日、買って1年ちょっとのリビングのファンヒーターが故障しました。保証期間は1年ですから丁度保証が切れたばかり。

 ファンヒーターを消そうと運転ボタンを押してもウンともスンとも反応が無くこんな事は初めて、買い換える前の製品は15年近く使って1度もこんな事は有りませんでした。取扱説明書を読んで見ますと0120の電話番号は有るのですが受け付けは土、日、祝、夏季休暇、年末年始を除くと書いて有ります。今日は日曜日で明日は20日の春分の日、電話は明後日の火曜日か。寒いので和室のファンヒーターをリビングに置き換えて使う事にしました。

 火曜日、0120に電話をしますと「ストーブのお客様は1番、ファンヒーターのお客様は2番を押して下さい」と言うので2番。続いて「購入後1年以上のお客様は1番、1年以内かその他のお客様は2番を押して下さい」と言うので1番を押しますと女性が対応してくれました。そちらの製品を気に入って使っている事や初めての故障が保証期間過ぎのギリギリで有る事を伝えたあとに状況を説明しますと女性は「そちらへは訪問修理が出来ませんので着払いの宅急便で送って下さい、住所は兵庫県のどこそこ、タンクの灯油は全部抜いておいて下さい」と言います。更に、「製品が到着して調べないと修理金額がはっきりしないので金額が出たらこちらからお電話します」と言いますので、家の据え置き電話は留守電にして有るのでお返事は携帯にお願いしますと言って電話を切りました。面倒臭いなあ。故障したファンヒーターのタンクは灯油を満タンにしたばかりでした。しかし仕様書を読み比べて見ますと壊れた大きな製品と和室の小さな製品の灯油タンクは同じサイズと分かりましたので、私は壊れた製品のタンクを抜いて小型の製品に差し替え、全部焚き終わってから送る事にしました。

 さて、ファンヒーターの無くなった和室でヨガの練習をして見ますと、エアコン暖房の設定を22度にしましたらアサナ(ヨガのポーズ)は普通に出来るのですがそれに続く約1時間の呼吸法には問題が有りました。エアコンの風が体に当たり、暖房なのに温められているのか冷やされているのか分からず、終わって見ると寒い事。また、また風が顔に当たって喉が乾燥してしまいますので、冬場のヨガの練習にはやはり遠赤外線の石油ファンヒーターが良いようです。壊れたファンヒーターは廃棄せずに修理して貰おう。

 リビングでは3日程でファンヒーターを焚き終わり残った灯油をスポイトで抜きタンクを元の製品に戻しますと、今度は段ボール箱が有りません。前の製品が長持ちしたので今回は修理も考えずにダンボール箱を廃棄していたのです。再び0120に電話をして2番、1番と進み、対応の女性に製品のダンボール箱を送ってくれませんかとお願いしますと段ボール箱はお送り出来ませんとのつれない返事。やれやれ。私は妻と2人で近くのスーパーへ行きました。店員に教えられてバックヤードで探しますと、メモに書いて来たサイズにピッタリのダンボール箱が偶然にもすぐに見つかりました。

 ダンボール箱に製品を入れ詰め物をしてパッキング、27日の夕方には宅急便が集荷に来てくれました。向こうには29日には着くだろうから30日か31日には修理金額の電話が来るのだろう。ところが30日も31日も電話が有りません。次の土日は休業だろうから月曜日の4月3日にも電話が無かったら向こうで受付が出来ているかどうか確認の電話をしよう。

 果たして3日にも電話は有りませんでした。4日の朝、私が0120に電話をし、更に2番、1番と押しますと女性が対応してくれます。これまでの経緯を話し、電話が来ない事を言いますと「何の電話でしょうか」と聞きますので、いやいや、修理金額が出たら電話で知らせて修理するかどうかお聞きになる筈でしょう。女性は少し慌てて「確認します」、そして「3月21日に受け付けております」、さらに「現状を調べて折り返しお電話します」と言いますので、据え置き電話は留守電にして有るので携帯にお願いしますと言って電話を切りました。

 やや有ってうちの据え置き電話が1回だけ鳴って切れました。携帯に向こうの発信番号が出ますので折り返しますとお話し中、向こうが据え置き電話に掛けてとっさに間違いに気づき、今度は携帯に掛けているのか。そうしますと携帯に留守電が入り、向こうのAさんと言う女性からで、0120に電話をして欲しいと言います。

 0120に電話をし、2番、1番と進みますと対応の女性が出ます。Aさんをお願いしますと言いますと、「Aは2番です。こちらは1番なのでもう1度0120へ電話して2番を呼んで下さい」。どうせ同じフロアの別のデスクなのだろう、ここで替わってくれても良いだろうと思いましたがそれは言わずに電話を切りました。0120→ストーブの方は1番、ファンヒーターの方は2番→購入後1年以上の方は1番、1年以内かその他の方は2番、2番を押しますと女性が電話を取り、Aさんに替わってくれました。「いろいろ有ったようですので今回は無償で修理いたしました。製品は昨日発送しましたので今日にはそちらに着くと思います」。それなら昨日その旨の電話をくれても良かったじゃないかと思いましたがそれは言わず、有難うございますと言って電話を切りました。そして4日の3時半頃にうちの石油ファンヒーターは無事に戻りました。

 今回、先方の対応にはイライラしましたし腹も立ちました。しかし、考えて見ますと今の一般的な対応が良過ぎるのでは無いか、また、それに慣れ過ぎているのでは無いか。これは昭和の対応だよね、昔はこんな風だったよね。石油ストーブやファンヒーターはどちらかと言えば斜陽の分野だろうし、これは懐かしい対応だったのかな。向こうの度々の不手際な対応が石油ストーブのような温(ぬく)もりにさえ思えてしまう私では有りました。






コメント (2)
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