フレンチ・アメリカン日和

アメリカ在住、フランス人の夫を持つ日本人(女・30代)です。日々のことを綴っていきたいと思います。

クリスマスの飾りつけ―ご近所編

2004-12-01 13:38:40 | 異文化あれこれ
我が家のはす向かいに、毎年気が違ったかのようにクリスマスの飾り付けをする家があります。このクリスマスの飾りつけというものは、日本ではどの位一般的なものなのでしょう?家の中にツリーを飾って、窓に雪化粧をさせて、リースを部屋に飾って。。。というセンスのいい家は、きっとそれなりにあるのでしょうが、アメリカでは家の外の飾りつけも半端ではありません。そして、センスもへったくれもない、派手なら派手であるほどよいとされるお国柄。おまけに一軒がやり出すと、その近所も対抗意識を燃やしてがぜん張り切るという具合なので、相乗効果で地域一帯、ものすごい景色が展開される、ということも珍しくはありません。

けれども我が家のはす向かいの家は、とにかく群を抜いている。この家の飾り付けを見るのはもう4年目になりますが、動く電光のトナカイ、蛍光色のマフラーがなびく雪だるま、そしてまるでぐるぐる回るように点滅し続ける家の周囲のライティング。。。日本人が見たら、思わず軍艦マーチをがんがん鳴らしたくなってしまうのではないかという風情です。ほんとに、パチンコ屋じゃないんだから。
二階の出窓には等身大のサンタの蝋人形が据えられ、御丁寧にも回転盤の上に載ってゆっくりと回っていました。もっとも去年から回転盤が壊れたらしく、しかも交換していないようなので、今は等身大のサンタはのっそりと静止しています。これはちょっと怖い。しかも家人が眠りにつく時は飾りつけの電気を消すので、真っ暗な中、出窓に等身大の人影がぬーっと立っているというのは、かなり不気味な光景です。

それにしても昼間はライトが消えているので忘れていますが、夜暗くなってから帰宅する折など、本当にこの家の前を通る度に、文字通り「わーはははは!」と指差して笑ってしまうほどのものすごさです。

さすがアメリカ人、このド派手ぶりは、舐めたらいかんぜよ。

*11月29日のBlogに、七面鳥の丸焼きの写真をアップしました。是非ご覧になってみてください!

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