今年は早くも梅雨入りで、6月11日は朝から一日中雨でした。海が荒れて釣りも出来ないので傘を差して灯台散策をすることにしました。地理院地図で見つけた首崎灯台に行く事にしました。
道が良くないのは覚悟の上でしたが散策道の入り口まで300メートル位の所で前に進めなくなり、歩く事にしました。
ここが入り口です。
表示板の動画を撮り終え、電源を落として顔を上げたら、目の前に熊がいたのでびっくりしましたが、傘を開いたまま振り回して向かうと、逃げてくれました。写真を撮る間もなく叢に逃げ込んだので一枚の写真もありません。しかし、動画のモニターにこちらに向かってくる熊がわずかに写っていました。
さて、散策道は、海霧と雨の中。
黄色い花が咲き誇っています。ツワブキそっくりの花ですが、ツワブキの花は晩秋です。
キク科なのは間違いないのですが、ネットで調べても分かりません。
首崎灯台のブログ等にもこの花は出てきません。関心がないのでしょうか。
結局、福岡に帰り山渓社の「日本の野草1534種」で調べ「マルバダケブキ」と判明。
散策道が幻想的です。
北側の断崖絶壁。遥か下に白い波が見えます。
そして、南側も断崖絶壁。
灯台からは、霧がなければ絶景が堪能出来る筈ですが、真っ白です。
灯台からの絶景は誰もが観ていますし、写真もあります。
私には、期間限定のお花畑の方が魅力的です。