あまがさき山仕事体験隊のブログ

「山仕事の体験をしませんか!」のキャッチフレーズの森林ボランティア団体。現在、猪名川町、宝塚など4か所で活動中です。

甲山神呪寺での活動

2017-04-23 19:27:27 | 甲山神呪寺

昨日は甲山神呪寺での山仕事(森林ボランティア活動)でした。

 
好天に恵まれた一日でした。
参加者は13名。
 
甲山は新緑でしたね。

 

八重桜やコバノミツバツツジも満開で。

 

スタート地点で枯れた竹がこんな風になっていてたので、高枝鋸で処理しようと身構えたのですが、伊丹から自転車で参加しているメンバーが「私が中に入って処理します」と。

皆さんよく働きますね。

 

さあ、作業開始です。

 

私は前日にチェーンソーの目立てをして、頑張らないといけないと思っていたのですが、最近チェーンソーのオーバーホールをしたメンバーがやる気満々なので、お任せすることにしました。

 

神呪寺の関係者のメンバーがどんどん大きな木を伐採してほしいと。

それで、太い樹にチェーンソーの音が響きます。

1本目です。

 

2本目、切った木が倒れずに皆さんロープで引っ張って。

この木は太い。

 

こんな大木、移動も大変です。

 

結局こういう形で落ち着いて。

いいベンチができましたね。

 

その後も大木が倒されて。

午前中に3本。

その枝葉の処理も大変です。

私はその作業に。

 

新しいデポも作って。

枝葉の処理場所ですね。

 

昼からももう1本処理して。

このあたりはすっかり明るくなりましたね。

 

このあたりは西宮市の所有林との境目ですね。

 

この奥には、まだ鬱蒼とした箇所が。

来月は私のチェーンソーの出番となるのでしょうかね。

 

チェーンソーを使わなくても、この日は大いに働いて、ぐったりです。

皆さんも、時間がたたないなぁと。よく働きましたね。

 

帰り際に、作業をしたサイドでタケノコを採って。

 

私はそのメンバーのお一人から、1本頂きました。

採りたてのタケノコきっとおいしいでしょうね。

 

この日作業をした反対側のフェンスの中には、タケノコがたくさん見られました。

 

私はこんなキノコを発見。

キクラゲの仲間だと、担子菌のクロハナビラニカワタケ(食)、子嚢菌のズキンタケの仲間だとクロハナビラタケ(毒)で、良く似ているので胞子の付き方を顕微鏡で確認しないといけません。

たぶん前者だと判断していますが、慎重にです。

文責:辰己


昨日の「宝塚自然の家」での活動

2017-04-16 10:31:55 | 森林ボランティア(宝塚自然の家)
昨日は久しぶりの山仕事でした。
新年度になって初めてですね。
 
休所中の「宝塚自然の家」でした。
いつも一緒になる「宝塚エコネット」の皆さんは来られず。
いつ雨が降るかわからないという天候が不順との天気予報でお休みにしたのでしょうかね。
 
私たちは2週連続で中止となっていたので、実施しました。
参加者は12名でした。
 
ここでの活動も丸8年を迎えました。
それで当初手入れしたところを再整備中です。
 
先ずは補強材を確保するために、チェーンソーでスギなどを倒して。

 

この後、私はデポの周りのうっそうとしているソヨゴの萌芽を処理して。

いつもそうですが、一人作業です。

それで、他のメンバーの仕事ぶりを把握する余裕がありませんね。

 

こんな風に、以前のデポが緑になって。

 

その作業をずっと続けて。

 
午前中の作業中、雨が降り出したので、作業を中断して、屋根のあるところで総会としました。
そして、昼食。
 
その間に、一度雨が上がり、明るくなったと思ったら、また雨が降り出して。
 
そして、午後の作業開始時には、また雨が上がってくれました。
天気予報通りですね。
時間配分はばっちりでしたね。
総会も持てて、作業もできて。
総会での一番の課題は、メンバーが高齢化してきているので、若い人も含めていかに新しいメンバーを確保するかです。
それぞれ努力しようということになりました。
 
この日の周辺の里山には、桜が遅れているので、ソメイヨシノやヤマザクラが観れて、そしてコバノミツバツツジも咲き出して、いい具合でした。
こんなことはこれまでありませんでしたね。
 
咲き出したコバノミツバツツジです。

 

 

そして、この花をつけ出した木は、香りのいいクロモジです。

 

花の部分をアップして。

 

この日、シュンランもありましたね。

 

それから、こんなものを見つけました。

ナラ枯れ対策の一つです。

4月14日と書かれています。

つまり前日に処置したものです。

 

でも、この「宝塚自然の家」でのナラ枯れも他の地域と同様に相当に進んでいます。

施設管理者がいた昨年の3月までにも、相当ナラ枯れの木を伐採されておりました。

そして、秋頃にはさらに被害が進行。

県が主催するナラ枯れ対策の講習会に私たちも参加したのでしたが、「こりゃ、大変だ。費用も人でもかかりすぎる」と判断して、「自然の天敵が現れるまで待たないといけませんね」と皆で決めていたのですが。

 

いまさら、一体誰がこんな対策をやろうとしているのでしょうかね。

宝塚市の担当者に聞かないといけませんね。

 

そして、いつものシイタケの崩れかけた榾木の部分で。

少しだけですが、シイタケを収穫。

今回はご夫婦で参加してくれているメンバーに持ち帰ってもらいました。

 
さあ、今年度も頑張りましようと、解散しました。
 
新メンバーの体験参加も歓迎していますよ。
関心ある方はご連絡を。
℡06-6429-3743 辰己まで。