朝の緑道を散歩していたら八重桜が咲きはじめている。
南浅川の花見のおり、地元の方から「八重桜は20日を過ぎ
れば満開となりますよ」と聞いていた。
4月も下旬になった。八重桜も満開を迎えているだろう。
4月24日(月)、花曇り。南浅川の土手を彩る八重桜を見
にでかける。JR高尾駅に9時半ごろ着いた。甲州街道を歩
き高尾街道の高架下を通り綾南公園への近道を行く。
南浅川沿いの静かな小道を歩く。小道沿いの公園に八重桜が
咲いていた。見事な樹形の八重桜は優美に咲いている。淡い
ピンクの花は匂うように美しい。
楊貴妃
しばらく歩くと南浅川橋だ。橋から眺めたあの絢爛と咲き誇
ったソメイヨシノも葉桜へ移ろう。
初めて見る八重桜の桜並木にいろいろ思いをめぐらし土手を
急ぐ。河原の草も緑を濃くしてみずみずしい。サイクリング
道路を行くと鯉のぼりが緑の風に泳いでいる。
松月
鯉のぼりを眺め5月に入れば端午の節句か…。ほどなく横山
橋だ。花曇りの土手は淡いピンクや濃い紅色に染め美しい。
優美に咲き競う八重桜の桜並木は初夏の風情ががる。
おしなべて八重桜は花が大きく花弁は20から40枚重なり
あでやかだ。一輪一輪眺めても美しい。
しばらく高い土手から八重桜の桜並木を見晴し川景色も堪能
する。やがて、東横山橋だ。橋のたもとの公園周辺は里桜の
代表格である松月が植栽されているようだ。
公園広場の桜並木
松月は外側の花弁は淡紅色で内側は白色でたいへん優美で品
位のある八重桜だ…。ただ普賢象に似ており素人では判別し
がたい。
東横山橋から往路をもどる。広いサイクリング道路を行く。
のんびり歩いていると、目にも鮮やかな濃い紅色の関山が日
に輝き美しい。
桜並木と鯉のぼり
高尾の山並みも見え、土手の鯉のぼりもゆらゆらと泳ぎうら
らかな日差しに川面も照り晩春ののどかさが広がる。やがて、
横山橋だ。橋を渡り対岸へ。
横山橋から、しばらくの間は濃い紅色の八重桜のトンネルが
つづく。濃い紅色の関山は八重桜の代表格であり関東では一
番多く見られるという。
八重桜のトンネル
八重桜のトンネルに差す木漏れ日を浴びてそぞろ歩く。晩春
のうららかな日和を楽しむうちに南浅川橋に着いた。
綾南公園に入ると「さくら通り」の桜は葉桜になりちょっと
寂しい。桜広場へ廻る。明るい空に八重桜の楊貴妃や普賢象
、一葉などが絢爛豪華に咲き誇りすばらしい。
普賢象
楊貴妃は淡いピンクの花びらに光が差し込み幻想的な美しさ
だ。普賢象は古から知られた八重桜。一葉は花弁のまわりは
白く花の中心がピンクで花姿が初々しい。
まだ昼下がり、近くの多摩森林科学園に立ち寄ってみる。桜
広場のはずれから細道を上り武蔵陵に沿った狭い道をたどり
高尾街道にでて道なりに歩くと多摩森林科学園の門前だ。
一葉
多摩森林科学園のサクラ保存林は8haの広さに、日本全国
主要なサクラ栽培品種や名木など、約500栽培ライン、
1400本植えられている。
古い桜がある夫婦坂から仲通り中心に名木の八重桜を鑑賞す
る。桜には由来を記した表示板がある。科学園前広場から第
2樹木園の巡回路へ進む。
福禄寿
木々が茂る道を行くと、案内板が立つさくら保存林休憩所。
小川に沿った道を歩き夫婦坂を上る。最初に現れたのは白い
花の松月だ。すぐ隣が淡紅色の楊貴妃、少し上ると普賢象が。
ゆるく曲がると、純白の清楚な静香だ。仲通りへはいる。明
るい南斜面には珍しいウコンが。淡い黄色い花は日に照り輝
くようだ。さらに登って行く。
静香
新緑を楽しみながら歩を進めると福禄寿だ。縁が薄紅色の花
弁は大きくねじれたように波打つ。優雅で気品があり美しい
八重桜だ。すこし行くと有明が。淡い紅色が優しく匂う。
巻くように進むと御衣黄だ。淡い黄緑色の花弁に紅色の線が
はいる。緑の花は珍しい。さらに行くと市原虎の尾。名前は
怖そうだが可憐な白い花だ。
御衣黄
見返り通りを登り尾根に出る。眼下にピンクや紅色の桜が山
を染めて美しい。尾根から八王子市街が望まれ新緑が萌えて
初夏を感じる。
関山ベンチから満開の八重桜や新緑が萌える山を一望する。
尾根をたどり山上のあずまやで一休みし、遠見通りをたどり
里桜園へ。春日に満開の八重桜が照り映えすばらしい。
山を下り柳沢林道を歩き鬼無稚児桜など眺め森の管理室を経て
科学園広場に。春を彩る八重桜を堪能した一日となった。
南浅川の花見のおり、地元の方から「八重桜は20日を過ぎ
れば満開となりますよ」と聞いていた。
4月も下旬になった。八重桜も満開を迎えているだろう。
4月24日(月)、花曇り。南浅川の土手を彩る八重桜を見
にでかける。JR高尾駅に9時半ごろ着いた。甲州街道を歩
き高尾街道の高架下を通り綾南公園への近道を行く。
南浅川沿いの静かな小道を歩く。小道沿いの公園に八重桜が
咲いていた。見事な樹形の八重桜は優美に咲いている。淡い
ピンクの花は匂うように美しい。
楊貴妃
しばらく歩くと南浅川橋だ。橋から眺めたあの絢爛と咲き誇
ったソメイヨシノも葉桜へ移ろう。
初めて見る八重桜の桜並木にいろいろ思いをめぐらし土手を
急ぐ。河原の草も緑を濃くしてみずみずしい。サイクリング
道路を行くと鯉のぼりが緑の風に泳いでいる。
松月
鯉のぼりを眺め5月に入れば端午の節句か…。ほどなく横山
橋だ。花曇りの土手は淡いピンクや濃い紅色に染め美しい。
優美に咲き競う八重桜の桜並木は初夏の風情ががる。
おしなべて八重桜は花が大きく花弁は20から40枚重なり
あでやかだ。一輪一輪眺めても美しい。
しばらく高い土手から八重桜の桜並木を見晴し川景色も堪能
する。やがて、東横山橋だ。橋のたもとの公園周辺は里桜の
代表格である松月が植栽されているようだ。
公園広場の桜並木
松月は外側の花弁は淡紅色で内側は白色でたいへん優美で品
位のある八重桜だ…。ただ普賢象に似ており素人では判別し
がたい。
東横山橋から往路をもどる。広いサイクリング道路を行く。
のんびり歩いていると、目にも鮮やかな濃い紅色の関山が日
に輝き美しい。
桜並木と鯉のぼり
高尾の山並みも見え、土手の鯉のぼりもゆらゆらと泳ぎうら
らかな日差しに川面も照り晩春ののどかさが広がる。やがて、
横山橋だ。橋を渡り対岸へ。
横山橋から、しばらくの間は濃い紅色の八重桜のトンネルが
つづく。濃い紅色の関山は八重桜の代表格であり関東では一
番多く見られるという。
八重桜のトンネル
八重桜のトンネルに差す木漏れ日を浴びてそぞろ歩く。晩春
のうららかな日和を楽しむうちに南浅川橋に着いた。
綾南公園に入ると「さくら通り」の桜は葉桜になりちょっと
寂しい。桜広場へ廻る。明るい空に八重桜の楊貴妃や普賢象
、一葉などが絢爛豪華に咲き誇りすばらしい。
普賢象
楊貴妃は淡いピンクの花びらに光が差し込み幻想的な美しさ
だ。普賢象は古から知られた八重桜。一葉は花弁のまわりは
白く花の中心がピンクで花姿が初々しい。
まだ昼下がり、近くの多摩森林科学園に立ち寄ってみる。桜
広場のはずれから細道を上り武蔵陵に沿った狭い道をたどり
高尾街道にでて道なりに歩くと多摩森林科学園の門前だ。
一葉
多摩森林科学園のサクラ保存林は8haの広さに、日本全国
主要なサクラ栽培品種や名木など、約500栽培ライン、
1400本植えられている。
古い桜がある夫婦坂から仲通り中心に名木の八重桜を鑑賞す
る。桜には由来を記した表示板がある。科学園前広場から第
2樹木園の巡回路へ進む。
福禄寿
木々が茂る道を行くと、案内板が立つさくら保存林休憩所。
小川に沿った道を歩き夫婦坂を上る。最初に現れたのは白い
花の松月だ。すぐ隣が淡紅色の楊貴妃、少し上ると普賢象が。
ゆるく曲がると、純白の清楚な静香だ。仲通りへはいる。明
るい南斜面には珍しいウコンが。淡い黄色い花は日に照り輝
くようだ。さらに登って行く。
静香
新緑を楽しみながら歩を進めると福禄寿だ。縁が薄紅色の花
弁は大きくねじれたように波打つ。優雅で気品があり美しい
八重桜だ。すこし行くと有明が。淡い紅色が優しく匂う。
巻くように進むと御衣黄だ。淡い黄緑色の花弁に紅色の線が
はいる。緑の花は珍しい。さらに行くと市原虎の尾。名前は
怖そうだが可憐な白い花だ。
御衣黄
見返り通りを登り尾根に出る。眼下にピンクや紅色の桜が山
を染めて美しい。尾根から八王子市街が望まれ新緑が萌えて
初夏を感じる。
関山ベンチから満開の八重桜や新緑が萌える山を一望する。
尾根をたどり山上のあずまやで一休みし、遠見通りをたどり
里桜園へ。春日に満開の八重桜が照り映えすばらしい。
山を下り柳沢林道を歩き鬼無稚児桜など眺め森の管理室を経て
科学園広場に。春を彩る八重桜を堪能した一日となった。