雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 8月14日(火) 楽器博物館へ古墳出土の古代琴を見に行って、アイリッシュハープに遭遇

2012年08月15日 06時21分39秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 8月14日(火) 楽器博物館へ古墳出土の古代琴を見に行って、アイリッシュハープに遭遇

 楽器博物館で、浜松市北区都田町の「郷ヶ平(ごがひら)古墳群3号墳」から、静岡県内では初の「馬型埴輪の完全復元」と「琴を弾く人物はにわ」が出土したものが展示されています。

 詳しくは遠州の古代コーナーで書きますが、特別展「埋もれた楽器たち ~古代への音浪漫~」は9月1日までですので、浜松や周辺の古代史ファン・マニア・マッドには必見です。

 暑い、暑いと言いながら。ウサギの豆子といっしょに横になってぐたーっと寝そべって、テレビを見ている則子さんを誘って、午後3時頃家を出ました。さすがに暑いです。

 遠鉄電車の終点、新浜松駅で降りて、東へ、楽器博物館まで歩きました。暑くて、アブラゼミもジージー鳴いているので、途中で自動販売機で、120円の冷たいお茶を買いました。

 せみさんも、樹液という水だけで、青春と性春の最後の1週間を生きているわけですから。セミは熱中症にはなりませんから。

 初めて楽器博物館に入ったのですが、感心したことがいくつか。

 ① 古い貴重な楽器が多いので「手を触れないでください」というのがほとんどですが、その楽器の音をヘッドフォンで聴ける装置がいっぱいあって、実際に楽器を演奏できる部屋もありました。

 ② 係員のお姉さんに聴いたら「写真撮影は自由です」というのはうれしいです。

 ③ 初めて入ったのですが、夏休みということもあるのか、一日に何回も、短時間の無料コンサート(払うのは博物館の入場料の1人300円だけ)がありました。ぼくたち2人が聴いたのは、アイリッシュハープの男性ソリストによる演奏です。

 「アイリッシュ」とは、イギリスの西側にある島国「アイルランド」のことで、長いIが、イギリスの真横の植民地として、搾取と重圧の対象となってきました。

 演奏者の寺本さんは、若い男性で、アイリッシュハープの古式の鉄の弦と、現代版の弦、と二つの楽器を演奏してくれました。

 弱い音なので、じっと聞き入らないと聞こえない音でした。なんだか、切ない音でした。


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