Asian Law Students Association Japan ALSA中央大学ブログ

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6月25日AA 「集団的自衛権」

2014年06月29日 13時08分45秒 | 学術

こんにちは!広報の矢部です。

最近天気がかなり荒れ気味ですね。みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

そんな荒れ気味な天気の中でもAAは行なわれています!AL-CHUの会員は元気です!笑

いつものように、AAの様子を書いてくれた会員がいますのでぜひたのしんで読んでくださいね^^

今回は会員のなかでも、私も一緒に役員として活動している3年生学術の河野さんに書いて頂きました!

それではどうぞ!

 

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こんにちは!!

 

LC中央3年学術の河野さくらです。

いやー、夏ですね。そしてそろそろ体が年齢に勝てなくなってきてますね←

 

今回は6月25日に行われたAAについて書いてゆきたいと思います( *´艸`)。

 

さて…今回のAAのテーマはな、なんと今ちょうど話題の「集団的自衛権」です。

 

今回は今期最後のAAということで1年生が多く参加してくれました!!

 

(3枚目の写真)

 

初TCの峰岸君の下級生からの人望たるや…うらやま。

そしてACには一橋から菅原愛ちゃんが来てくれました!パチパチ👏

(峰岸と愛ちゃんの写真、2枚目の写真)

 

さてみなさん、「集団的自衛権」と聞いて何を思い出しますか(・・?

 

自民党、日米安保、国際支援、自主憲法etc,,…

 

会場でもいろんな答えが上がりました。

 

そうです。カンのいい皆さんはお判りでしょうがこのテーマ、論点がとーってもとーっても

多いんです!!!

 

今回は政府の歴代解釈&裏の各政党の動きを切り口にこのテーマに

ついて考えていきました。

 

(レジュメの写真)

 

まず、戦後一度たりとも憲法9条を改正することなく日本の「自衛権」が語られてきたこと、この裏には、日本の歴代内閣並びに内閣法制局が憲法解釈という論理をガラス細工のように積み重ねてきた、という前提をTCの丁寧なレクチャーから確認しました。(レジュメのTCの言葉より)

 

そして、安倍首相が会見で示したCase study&現在の自民党がとる「限定容認論」

をたたき台にしながら今日本がとるべき方向性は如何ということについ最後discussionしました。

 

個人的に考えたことは「集団的自衛権の行使」という言葉があまりに多義的に解釈できるものであり(そもそもどの「場所」で「行使」することが前提で、どこまでが「行使」なんでしょうね。ってことです。)安易に賛成、反対ということが言えるほど簡単な問題ではないということです。

 

うーん。難しい。

 

さて、ちょっと話をそらして、(また話を戻すのでご安心を(^O^)/。

私はこの1年(あれ、2年かな…笑w)役員としてAL-ChuのAAを作るお手伝いをし、そもそもAAの目的ってなんでしょう、といつもいつも考えてきました。いちおうFinal Discussionという大きな問いを解決するためにレジュメを作成するものの、TCさんの問題意識が完璧に解決することなんてほぼないんです。

 

でも、みんなそのことを分かってるはずなのにそれでもAAにきてくれる。

 

私たちは所詮学生なので社会に対してアプローチをすることには正直限界があります。でも先輩方のおっしゃってたことを軽く引用(まあ、パクリですねw)するならば、そもそも議論して問題意識をもつことに意味があり、柵なく立場にとらわれず理想論を語ることは社会に出る前の学生しかできないことであり、AAの一番の意味もそこにある。と

 

(閑話休題、話をもどしませうJ)

 

今回に限ってみればAAを受けた前と後で参加者の反応は大きく違いFinalでは自分なりに考え、熱く語るALSA民の姿が多くみられ、個人的にはよかったなあ、と思いました。

 

 

まあ、ここまでかたっくるしく書いてきましたがみなさん、テストを友達と一緒にのりきり、夏をenjoyして下さいね!

 

(下はアフターの写真)


6/12「 国際法AA」 TC岩隈先生

2014年06月15日 14時05分58秒 | Weblog

こんにちは!

梅雨入りしてからはこのジメジメ空気が続いていますね…

憂鬱な気持ちになってしまいがちなこの時期ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

広報の矢部です。

 

今回ご紹介するのは去る12日に行われたAAについて。

なんと、私たちの偉大なる先輩である岩隈先生にAAを行って頂きました!!

岩隈先生はこのALSA中央大学を立ち上げた第一期のメンバーです。そんなすご~い方がAAを行ってくださるということで役員もあたふた。

たくさんの人が来てくれるといいな!と思っていたところ、本当に多くの方にお越しいただけて…とてもうれしかったです!(^^)/

 

そんなAAの様子ですが、今回ブログを書いてくれるのは1年生の杉本君です!

積極的にかかわってくれるのはなんともありがたい話ですね(^◇^)それでは、フレッシュ感の溢れるブログをお楽しみくださいませ!

 

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こんにちは!!

今回は6/12に行われたAA「国際法」について書いていきたいと思います!!

まず初めに今回のAAのTCはなんと、ALSA中央1期OBで杏林大学で准教授をやっていらっしゃる岩隈先生です!!

この人たちがALSA中央をつくってくれたおかげで、私たちが今活動できているんです!!ホント、感謝感謝です(笑)

また、他にも同じくALSA中央OBでISUZU自動車で働いていらっしゃる杉本さんが来てくれました。

 

さて、内容については正式なタイトルである「東アジアと近代法の出会い 『万国法』を読む」の通りアジアの法律の成り立ちに大変関係の深い『万国法』という書物からアジア諸国の法律の成り行きについてひもといていきます。

最初は国際入門ということで、国際法の由来から趣旨などのレクチャーから始まります。

そこでは岩隈先生が国際法のレクチャーで問題を出しますが、出された瞬間うつむく法法の2、3年生方(笑)

法法が答えられなくてどうするんだ!!と続々とヤジが飛んできます(笑)

しまいには岩隈先生自身が「ALSAは法律を勉強しない法学サークル」とおっしゃられ一同大爆笑(笑)

それからもどんどんレクチャーは進んでいきます。

難しい話を分かりやすくおもしろおかしく例えてくださる岩隈先生、昔は西洋人から見れば日本人はただの野蛮人だったとか(笑)

また、林 則徐や板垣退助などの歴史上の人物の逸話などをたくさんしてくれました。

歴史好きや世界史を勉強してた人などは特に楽しめたのではないでしょうか。

また『万国法』の原文を読もうということで、英字のレジュメをみんなで和訳しました。

受験英語を思い出すとテンションが上がっている人もいれば、英語苦手だと言う人も(笑)

最後は『万国法』通じて日本は法律を整備し、アジア随一の発展を遂げたということで締めくくります。

今回はいつものAAとは違いディスカッションこそなかったものの、とても充実していて一人一人が大変満足していました。

AAの後の懇親会では、岩隈先生がALSA中央1期時代の苦労話(作った当初は1テーブルできるのがやっとだったとか)をされたり、ISUZUで働いている杉本さんが企業同士の法律に関する紛争はどうやって解決するかなど、普段では絶対聞けない貴重な話をここでは書ききれないほどたくさんしてくれました。

今回のAAはOBの方が来てくれるなど大変珍しいもので、とても新鮮で楽しめました。

また忙しい中きてくださった岩隈先生、杉本さん、本当にありがとうございました!!

最後にここまで読んでくださってありがとうました!

みなさんもまたこのような機会があったら、ぜひ参加してくださいね!!