みなさんどうも。浪越です。更新が遅くなってしまい申し訳ありません。
さて、今回のAAは…
某有名なテレビ番組をパクr…もとい、オマージュした『宗教どうでしょう』と題しまして、読んで字のごとくテーマは「宗教」についてでありますが、その中でも今回は「カルト宗教」にスポットを当て、ディスカッションを行いました。
ちなみに今回のTCは二年の山中、ACは二年の鈴木と一年の関(敬称略)でした!
誰もが一度は耳にしたであろう「カルト宗教」というワード。人生において一度ぐらいはその存在について考えたことがあるはずです。しかしその実態や定義についてはあまり詳しくないという人がほとんどでしょう。
そこで今回は、レクチャー・ディスカッションを通じて「カルト宗教」の存在をもっと深く考えてみよう! ということです。決して特定の宗教団体や思想を批判したものではないということをご理解くださいね。
まずは「宗教に対するイメージ」をいつも通り複数のテーブルに分かれて話し合いました。
「連帯感・結束があって怖いイメージ」という意見や、「信仰している人々の心のよりどころ」、「そもそも日本人の宗教への関心が低いのでは?」という意見もでました。
カルト教団が注目されるようになったのは1960年代のアメリカだそう。しかしそのアメリカでは“反”反カルトの動きによって規制等は現在も行われていないそうです。一方でイギリスやフランスでは反カルト運動が活発で、特にフランスには「反セクト法」というカルト宗教を規制する法律があるほどです。
続いては「なぜ日本社会においてカルト宗教がこんなにも存在し、支持されているか」ということについてディスカッション。
ここでは、「日本には国を代表する、基軸となる宗教というものが存在しないから」、「憲法第20条で“信教の自由”というものが認められているから、簡単に規制を行えないからではないか」といった意見が出ました。
最後には先ほど少しばかり話題にいたしました、フランスの「反セクト法」のような法律を日本に導入した時のメリット/デメリット、また、行政が行うべきカルト宗教対策はどのようなものがよいのか、ということをディスカッション。
メリットは、当然ですがどのテーブルも「事件の発生を未然に防ぎ、被害が減少する」という点を挙げ、
デメリットについては「新たにコストがかかる」、「認定基準のあいまいさ」といったことが挙げられました。
行政の対策としては「行政が第三者機関をつくり、管理・監視する」や「学校教育において宗教を学ぶ機会を作る」といったシンプルなアイディアから、「国教を作ってしまう」や「宗教を一切禁止!」といったちょっと過激?なアイディアまで、幅広い意見が出ました。
・・・とまあ、今回はこんな感じで進んでいきました。TC/ACの3人はともかくとして、参加してくだっさた皆さんも大変お疲れ様でした!
※AA「宗教どうでしょう」の写真がALSA ChuoのFBページにアップしました! そちらもご覧下さい!
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.592684530762229.1073741840.481107731919910&type=3