shige's diary

気ままな日記です。

ブラックティー(Black Tea,)

2009年09月27日 19時38分35秒 | バラ関係
ブラック・ティー(Black Tea,HT,岡本勘治郎(日本),1973年)です。
半剣弁高芯咲きの切花としても人気が高い品種で、深みの有る魅惑的な色合いと甘すぎない紅茶の香りを堪能できます。
ブラック・ティー ブラック・ティー
茶バラとも言われますが、春先は赤みが強く出て、咲き進むにつれて暗い朱色に変化していきます。やっぱり秋の方が本来の魅力を発揮できるようです。左は春先に咲いた花、右が今咲いている秋の花です。
ブラック・ティー ブラック・ティー
素直な直立性の樹高は、1m位になりますが、うちでは新苗から育てて5年ほど経っていますが樹高50cmぐらいで抑えています。
ブラックティー ブラック・ティー
剪定のタイミングや肥料の効果が解りやすく、ハイブリッドティーの特性を理解するには、最適の品種だと思います。

クサボタン(Clematis stans,)

2009年09月27日 14時46分13秒 | クレマチス
この時期、山間で車を走らせていて、草の茂った法面に青い花が混じっているのに気が付くことはありませんか。
路傍に咲く青い花は幾種類もありますが、野生のスミレやリンドウよりも明らかに小ぶりな花が群生して、辺りを淡い水色に染めているような光景です。
クサボタン一人で運転していてこのような光景に出くわして、ここぞとばかりに車を降りてみますが、大抵は法面から先が断崖のように切り立つ斜面だったりして断念します。
色々と調べて見ましたが、あれは、おそらく草牡丹:クサボタン Clematis stans (キンポウゲ科 センニンソウ属、または、キンポウゲ科、クレマチス属、ヘラクレイフォリア系)の群生でしょうか・・。
このクサボタンですが、日本の原種で、本州の各地に分布しており、関西では伊吹山等に普通に自生しているようです。
他にも白花のものや、入笠山のピンク色の系統がありますが、最近は、苦労して山から持ち帰らなくても、園芸店で種や苗が簡単に入手できるようになっています。
うちでも、昨年から育ててきた「富士の草ボタン」が咲いてくれたようです。
クサボタン クサボタン クサボタン
淡紫色の先端が反り返ってクルンとカールした小花。キンポウゲなので花弁はありませんが、どこかヒヤシンスの花に似ています。花筒を形成しているのは4つある顎で、開花時には反り返ってカールします。
クサボタン クサボタン クサボタン
茎は木質で、木立性の牡丹に似た形の照り葉はクレマチスのイメージとは程遠く、地植えでは、日本の気候によく合いますが、単体では、雑草と間違えてしまいそうです。

秋顔に逢いたくて

2009年09月26日 10時00分05秒 | その他
いつもの秋顔に逢いたくて・・・

秋になると、

つい、ふらりと 
 
逢いたくなる顔があります。 








しか しか

春日大社からの参道に観光客が家路に着く中、
若草山の麓のお土産物店の前に車を止めて、
寝仕度の様子を撮ってみました。
しか

一日中、観光客の相手にして疲れたのか、小鹿がお母さんの許で眠りに就こうとしています。

親子鹿 親子鹿親子鹿

古都奈良の秋を彩る鹿の角きり行事は、来月10日から12日の3日間です。

「財団法人 奈良の鹿愛護会」

また、来月は連休だ!


ススキが好き(曽爾高原にて)

2009年09月23日 23時52分35秒 | その他
連休の終わりは曽爾高原でススキを眺めてきました。

見頃は来月後半から11月にかけてとのことですが、ここのススキは結構有名で、ピーク時には駐車場が満杯になって、中々入れなくなるそうです。

曽爾高原 曽爾高原 曽爾高原
曽爾高原 曽爾高原 曽爾高原
曽爾高原.
曽爾高原
すくっと輝く穂を突き上げ、実りの喜びを空高く誇るかのよう。

鈴なりにぶら下がる黄色い花(雄しべ)が開き、放物線を描いて秋風になびきます。

強風にざわめき、一筋の波が海原を抜けていくような爽快さ。

やがて、雌しべが開き受粉が始まると、綿毛ができて、立派なススキの穂が完成します。

そしてクライマックス、綿毛が風に吹かれて舞い始めます。新たな生命を残すために…
曽爾高原 曽爾高原曽爾高原 曽爾高原 曽爾高原

夕暮れ時は、夕日に照らされて銀世界が黄金色を纏う時。

残念ながらこの日は生憎の曇り空で、夕日は筋状に顔を出したのみで、あとはずっと雲に隠れていました(涙)

でも、ススキの永遠と繰り返す子孫存続の為のサイクルの美しさを、本格的な秋を前に発見することができました。

【参考サイト】

春日野奈良観光さん

群馬大学社会情報学部 青木繁伸さん

岡山理科大学 総合情報学部 生物地球システム学科 植物生態研究室(波田研)さん

ブッドレヤ(Buddreaja,)の紫

2009年09月21日 14時51分08秒 | 庭あそび
紫の花が続きますが、ブッドレヤ(Buddreaja)の紫花です。

フジウツギ(マチン)科の落葉低木耐寒性落葉低木です。細かい花が房状にたくさん付き、別名:バタフライブッシュの名の通り、花の蜜を求めて蝶がたくさんよってきます。

マクロ撮影で寄っていると、おもわず、花の中に吸い込まれそうです(蝶の気持ちがわかる…)
ブッドレヤ.
セミの抜け殻 ブッドレア
ブッドレア.
ブドッレア
ブッドレア<>ブッドレア ブッドレア ////////////// <>
見つけたのは蝶ではなくてセミの抜け殻でした(^^)

ブッドレヤ(ア)は、過湿を嫌うようで、高植えにして、乾燥気味に育てると丈夫に育つそうです。

赤紫・青紫・白の全色をそろえると豪華でしょうね。この際、キャベツと一緒にバタフライガーデンもいいかも。

白花を探していますが、中々見つかりません。


カクトラノオ他

2009年09月19日 10時29分07秒 | 庭あそび

シルバーウィークの初日は、秋晴れが気持ちよくて、絶好の行楽日和ですね。
「どっか連れて行け」とうるさい声を背に、そそくさと日課になった週末日記を‥、

日陰がちになっていく朝の庭ですが、カクトラノオの透明感のある花が咲きそろいました。原始的ながら合理的な造形に感心しながら、周りを見渡してみると・・・。
カクトラノオ カクトラノオ カクトラノオ カクトラノオ
オリズルラン ギボウシ サルナシ クリスパの種
・オリヅルランのライナーが伸びて子株がたくさん出来ています。毎年、冬越しに成功するのは2株ぐらいかな。
・ギボウシの花穂が今頃になってあがってきました。
・サルナシの実はこれから熟してきます。
・クリスパの花を放置していたら種が出来てきました。

どれも「秋」への移ろいの様子です。


久しぶりの'LD・ブレスウェイト(L.D.Braithwaite,英,David Austin,1988,ER)'です。
LD・ブレスウェイト LD・ブレスウェイト LD・ブレスウェイト

放任しておいたら葉っぱが虫に食われて、ほとんどなくなってしまっていますが、それなりに整ったERの秋の顔です。

このいかにもバラらしい赤い花が咲くと庭が引き締まって見えます。

ほんとはこちらがメインだったのに…(汗)

秋バラに向けて

2009年09月12日 23時06分00秒 | バラ関係
9月初旬は秋バラに向けて剪定の時期ですが、「何らかの理由」で、枝や葉が十分に充実していないと、その後の生育が悪くて枯れてしまうことがあります。

この「何らかの理由」というのが、タイプ毎に見極めようとしても、結局は原因不明なことが多いんですが‥
< アンブーリン<>パットオースチン パットオースチン
パットオースチン パットオースチン
アリスタ(蕾) アリスタステラグレイ
ゴールデンセレブレーション ゴールデンセレブレーション アンブーリン エメヴィベール

【例えば…】
・害虫の被害等で株が弱っている場合は、秋バラを諦めてでも、きちんと養生をしておくと来年につながります。うちでは、古株のペガサスが、また(2回目!)鉄砲虫の被害で瀕死の状態。既に秋バラは諦めています(今度こそ駄目か)。

・返り咲きのゴールデンセレブレーションの3番花は薄い色ですぐに散っていきました。軽く剪定して、これ以降の花は咲かせないで株を養生させます。

・遅咲きのエメヴィベールは次々と蕾があがってきて今が旬です。このまま秋まで返り咲きに期待します。

・四季咲きのアリスタやアンブーリン、パットオースチンなどの品種は、剪定をしなくても年内にもう一度観賞できそうです。

ただ、より深く秋バラを楽しむには、夏場の開花は控えておくのが正解なんでしょうね。


「夏バラは 房咲きの花 温存し 香り抑えて 儚げに咲く」   by しげ

夏色も終わり

2009年09月12日 10時18分51秒 | バラ関係
朝夕に、秋の気配が広がってきて、今朝は久々の雨模様。

先週までは、咽かえるような夏草の駆除に、汗だくになりながら、てこずったのが嘘のような涼しさです。

ブルーサルビア アゲラタム アゲラタム
ラジオタイムズラジオタイムズ ラジオタイムズ
イングリッシュガーデン(蕾) イングリッシュガーデン
イングリッシュガーデン イングリッシュガーデン

満開のブルーサルビアやアゲタラムが風に揺れて、バラも夏向きの淡白な色から徐々に深みを増していきます。

Endless Summer,

2009年09月06日 09時30分21秒 | その他
9月には入ってもまだ暑い日が続きますね。
夏の陽射しと秋風の中、夏草に混ざって咲くエメヴィベール(Aimee Vibert)やアリスタステラグレイ(Alister Stella Gray.)を摘み取って、他の草花と一緒に、ソーダ水のような琉球グラスに活けてみました。

Summer Image Summer Image
Summertime is leaving me.
You know it's leaving me I wanna say goodbye.
Now it's the end of August and the sun's going down.

Summer Image
<← Link for Dailymotion-
BENNIE K & Blaise Plant
Summer Image

There's nobody around and all I hear is this sound of the waves crashin' splashin' making it's impression.
telling us that it's the last day of summer.and she hopes we had fun now.
and now…

That day was still in that place    That day was same with no change

短い夏に心地よい"Rup Music"ですが、"Bennie K" のYUKIさんが歌を封印するとか…

あの歌声が聴けなくなるのも寂しいものです。