Scarving 1979 : Always Look on the Bright Side of Life

1979年生な視点でちょっと明るく世の中を見てみようかと思います。

映画生感想『僕の彼女を紹介します』

2004年12月12日 09時32分53秒 | 映画
2004年12月11日、友達と行く予定が結局ひとり、
相鉄ムービルさんで、11時の回を観賞しました。

感想を一言で言うと、
いや、一言で中途半端な感想を書きたくないくらい、
私にとって、心に残る作品になりました。

というのも終盤、不意に泣いてしまったんです。

作品を観ている内、
気付かぬ間に一緒に恋をしていました。

そして、心から大切だ、って想いが重なって。。。

このblog開設当初から話題にしていたくらい、
この映画は待ちに待った作品でした。

チョン・ジヒョンさんが好きなのは、
最近も書いていますし、
評価が甘くなってるのも認めます。

でも、もっともっと好きになってしまうくらい、
チョン・ジヒョンさんの魅力が、
めいっぱい、引き出されていました。

もう、誰よりもかわいく、それでいて全ての演技が、
自然体に見えるのがステキ過ぎです。

男女共に好きになる、イヤミのないところが、
いいんですよね、やっぱり。

アイドル映画ではないですが、
最高のアイドル映画かもしれません。

作品の構成としては『猟奇的な彼女』と同様に、
小さなエピソードを組み合わせて、
年月を重ねてストーリーが進行していきます。

小さなエピソードの接合に、ぎこちなさ、強引さがあり、
各エピソードの主題自体もわかりやすく強調され、
終わりから考えたかのような印象を受けるときもあります。

しかし、そのわかりやすさこそが、最後の最後の盛り上がりで、
観客に対して、押さえ切れない感情の高ぶりを持たせるわけです。

ふたりの辿った、ひとつひとつのエピソードが心に深く残っており、
無駄に思えることこそ、恋をし合っているふたりには大事な時間ということ、
どんなにお互いがお互いを想っているかということが、
自分のことのように、痛いくらいに伝わってくるのです。

まるで、自分も一緒に恋をしてしまったかのような。。。

一度涙を流したら、感情を高ぶらせる要素が、
畳み掛けるように押し寄せてきて、
涙が、止めようとしても、止め処なく溢れてきます。

上手く泣かされてるのはわかっているんですけど、
そう冷静になれないくらい、これまでのエピソードが効いてきて、
台詞もまた素晴らしく、感情に突き刺さってきます。

つくりとしてはズルイんですけど、
ズルイとは思えないくらい、いい恋をしたな、って、
そんな風に思わせてくれます。

人を想う心は美しく強いものだと、
流す涙と共に想わされる作品でした。

カップルで見たら、きっとお互いがお互いを想い合い、
観賞後は盛り上がってしまうでしょうね。

私も盛り上がりたいので、
周囲のお友達様、このblogを読んでる方、どうか。。。

僕に彼女を紹介してください。

…って、こんな落とし方するのが申し訳ないくらい、
いい恋が出来る、純愛映画でした。

性的描写とか、めんどうなドロドロさはまるでないので、
男子にもオススメです。

というか、アクション要素やコメディ要素も多く、
強くてカワイイ女子と気弱だけど優しい男子が恋し合う、
という展開は、男子向けのラブコメな気もします。

あまりに泣けたことを強調してしまいましたが、
途中まではコメディ要素の高いエピソードで、
ふたりの恋を表現していて、
泣かせることがメインではないですからね。

笑って、ハラハラドキドキして、泣ける、
そんな全ての要素が詰まった作品です。

なので、たとえ恋愛映画嫌いな彼氏だったとしても、
女性のみなさん、安心してカップルで観に行ってください。

ちなみに私が劇場で泣いたのは、生涯2回しかありませんが、
号泣した『ビッグフィッシュ』を観賞したのも、
実は今回と同じ相鉄ムービルだったというのは、
なかなか面白いめぐりあわせです。

なんにせよこんなに泣かされるとは思わなかったので、
ひとりで観といて良かったです。

うぅ。。。

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ほんとに!! (step)
2004-12-15 08:58:20
TB返し、有難う御座いました!

これはやばいくらい「涙腺破壊映画」でしたよね。

名作は理屈じゃ説明できないんだな、

って再認識する、力強い作品。

何度も何度も、映像が頭に浮かんで、

いつまでも余韻にひたっちゃう。

チョン・ジヒョン、魅力爆発していましたね!

こんな映画、人生に何度あるだろう。
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Unknown (しまりす@secret*cafe)
2004-12-15 09:28:18
さすが早いですね~!!

あたしも早く見たいっ!今週末あたり、見に行けたらいいなぁ。

alizさんの期待を裏切らなかったとあっては、あたしも楽しみです^^
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まとめて返信 (aliz)
2004-12-15 23:28:54
>stepさん



名作は理屈じゃ説明できない、

というのは、その通りかもしれません。



全てを知った後にまた見返すと、

想いがもっと深くなるかもしれませんね。



私も今すぐDVDが欲しくて仕方ないです。





>しまりすさん



私は誉めること以外しないよう心がけていて、

かつチョン・ジヒョンさんには特別甘い、

ということを踏まえた方がいいかもしれません。



いかに映画に入り込んで恋をしてしまうか、

が分かれ目な気がします。
返信する
TBありがとうございます。 (kaoritaly)
2004-12-17 00:28:37
どうもこんにちは。



いつもTBさせてもらうばかりで愛想無くってすいません。



>人を想う心は美しく強いものだと、

流す涙と共に想わされる作品でした。



まさにそうですね。想う気持ちが大切なんだと知らされます。純粋な恋愛映画で観に行って正解でした♪



ビッグフィッシュも良かったです。

返信する
こちらこそ (aliz)
2004-12-17 01:51:55
こちらこそ、

愛想なくTB返しばかりでごめんなさい。



これは映画だけでなく、

実生活でもそうだと思うんですけど、

大事の人を大事に想うこと、

その想い自体がなにより重要なんですよね。



好きなら好きと言わなきゃですね。



ビッグフィッシュは、

父親がホラを吹くのは、

相手への深い愛情という理由が、

リアルにホラを吹く父親を持つ私には、

たまらないものがありました。
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