のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

ASIAN FUSION

2006-10-15 | 日記
 「アジア人のコンサートがあるのだけど行く?それが、日本人なのか中国人なのかなんだかよくわからないのだけど・・・」
 と誘われて今晩は何も予定がなかったので行くことにしました。
 ヒルトンホテル。ここに入るのは初めてです。ラスベガスですからギラギラしているカジノもあるのですが、輝きは天井にずらっと並んだクリスタルのシャンデリアでどちらかというとエレガントな“キラキラ”であります。ご一緒した友人が言う落ち着けるホテルというのが中に入りわかる気がしました。エルビス・プレスリーの常宿です。
 さてさてコンサート。チケットを見ると『ASIAN FUSION』と書いてあります。さっぱりわかりません。お客さんは確かにアジア人ばかり。日本人ではないことは確かですが国籍も読めません。思い切って聞いてみました。ベトナム人。ベトナム人の方がこんなにラスベガスにいるんだ・・・
 コンサートは予定時刻より20分以上遅れて始まりました。若い女性が一番手。長い髪を掻き揚げる動作と、背に着けた音響関係の機械をいじる動作が多くて気になります。さらに大胆にスリットが入ったドレスを着ながら床に置いたペットボトルをしゃがんで取り、その水をそのまま飲みながらのトーク。もちろんそのペットボトルはまた床に置かれます。お客さんもじっくり歌を聞くというよりお酒を飲みながら話しながらなんとなく見ている感じ。うむー。
 二番手の男性が登場しデュエットをしました。たぶんラブソングなのでしょうけど男性のしぐさに女性が反応していないのか、わざと避けているのか、自分の世界に入っているのか。この女性はこの男性のこと好きではないけど仕事だから一緒に舞台に立ってます、とも思えてしまう。最後は女性が出した手を男性が握ろうとしたらその手は女性の頬に戻っていき、行き場のない男性の手は泳いでいました。その後の男性のソロでの歌を聞いても、お客さんの反応を見ても、どう見てもこの男性のほうがキャリアがあるでしょうに・・・うむー。
 男性が何曲目かを歌っている時、友人が「BENIHANAが閉まらないうちに行こうか。」そして、その曲が終わったときに劇場を出ました。何度も謝る友人。「こんなの初めて。」でも私は何がその後起こるのか見ていてもよかったぐらいある意味楽しんでいました。最後はどう締められたのか、はたまた締められなかったのか、見られなくて少し残念です。
コメント
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