最近アコースティック一本でのライブもはじめたことから、
ビンテージのGibson J-50を持ち歩くことが多くなりました。
ギター購入時から入っていたオリジナルケースは、
厚紙でできたチップボードケースというもので、
ビンテージらしい雰囲気もあるし、軽いので気に入っているのですが、
何しろ厚紙でできたへなちょこなケース。
いざという時はとても頼りにならない感じなんです。
近日中に仕事の合間を縫ってギターとともに移動しなくてはならない用ができ、
場合によっては帰りは宅配で送ろうかという計画もあり、
チップボードケースではさすがに不安ということになりました。
たまたま、ボブレンのケースがアウトレット価格で出ていたので購入することにしたのです。
BOBLENは、ギブソンやマーチンの純正として採用されているカナダのケースメーカーで、
作りはしっかりしているようです。
本当は黒が欲しかったのですが、J-50用はブラウンのみということで、
ここは妥協です。
到着したケースを見ての第一印象は「デカイ」。
チップボードケースと並べてみると、一回り以上大きい印象。
重量を量ってみたら4.9kg。
所持しているケースの中では最も重いですね。
ちなみにチップボードケースは3.1kg。
内装は大きいだけあって豪華です。
ギターにとっては高級ホテルといった感じでしょうか。
ギターネックの上は8cmほど余裕があります。
これがケースを大きくしている一因ですね。
でも、ネックの頭が長いエピフォンなどでも余裕で入りそうです。
そしてギターのヒップ部分は左右がけっこうキツくて、まさにぴったりサイズになっています。
全体にギターをしっかり包み込んでいるので、
持ち運ぶ時も中で動くことなどなさそうで、やはり安心感があります。
ダイヤル式の鍵も着いているので、預ける時なども安心ですが、
ケース自体が妙に高級感があり、今まで使っていたオンボロのケースに比べ目につきやすいので、
皮肉ではありますが、それはそれでやや心配です。
ケースとしての機能は十分で安心。
取っ手も太く握りやすく、持った時のバランスもいいので、
大きさと重さをかなりカバーできているとは思いますが、
小柄なぼくの体型からすると、チェロのケースのようなサイズ感で、
やはり「デカイ」。
こればかりは解決しない問題ですね。