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認知症について新発見

2014年11月12日 | 健康
本日のTVNEWSで島津製作所の田中耕一さんが、またまた認知症を僅か5gの血液から判別できる方法を発見と流れた!
八月ぐらいに、血液から、簡単に、ガンが判別できるとの報道がありました。
いずれも、ノーベル賞をとったタンパク質分析手法から発展させた成果だそうだ!

最も重要なものはタンパク質でありそのもととなるアミノ酸。ギリシャ語で、最も重要なものという言葉は、プロテイウスという。ここからプロテイン即ちタンパク質という言葉が生まれた!同じく、ホタルの青い光を発生する構造即ちタンパク質の構造を
研究して、今年三人の学者がノーベル賞受けている。
ローマ時代から最も重要なものとしながらやっと少しづつ真の姿が見え始めた。

半世紀前ぐらいから原子顕微鏡が開発されタンパク質のもとのアミノ酸の世界が分かるようになりました。タンパク質を分析するという意味は、十万種類の世界を調べることであり、アミノ酸を調べるという意味なのです!

人間の身体は、全て二十種類のアミノ酸を材料に、十万種類というタンパク質を合成して成り立っています。
この構造が分析されます。
医療は、タンパク質が集まったマクロの時代からアミノ酸を相手にする時代に入りました。
自然界には500とも700とも言われているアミノ酸が存在しています。そのうち200種類のアミノ酸しか解明されていないようです!

タンパク質アミノ酸の更なる研究により、明るい未来を期待したい!

認知症の症状が出る前に血液でアルツハイマー病の前兆を捉える検査法を開発したと、国立長寿医療研究センター(愛知県)と島津製作所(京都市)の田中耕一シニアフェローらのチームが11日付の日本学士院発行の専門誌に発表した。

 アルツハイマー病は発症前から脳内にアミロイドベータというタンパク質が異常に蓄積していくことが分かっている。

 チームは65~85歳の男女62人の脳の状態を陽電子放射断層撮影装置(PET)で観察し、アミロイドベータの蓄積状況を確認。その後それぞれの血液を分析した。

 田中氏らが開発した質量分析装置を使い、従来は検出できなかったアミロイドベータに関連する微量のタンパク質を検出した。このタンパク質と、別のアミロイドベータ関連タンパク質との比率から、アミロイドベータが蓄積しているかどうかを高精度で判定することができたという。

 これまでアミロイドベータの蓄積を調べるには高額な費用がかかるPETや、脊髄に針を刺して採取した髄液を分析するしかなかった。田中氏は「分析に必要な血液は0.5cc程度。将来的には健康診断の選択項目にしていきたい」と話した。
 アミロイドベータは、蓄積し始めてから症状が出るまで15~20年かかるとされ、早期発見と予防法の確立が課題となっている。〔共同〕