田舎神職の人生-自然の中で生きる

神明社に奉仕しながら、気ままに生きる日々の暮らしを、生かされて生きることに感謝しながら綴っています。

修理を終えた冠

2016年10月17日 14時14分40秒 | 日記
 一か月ほど前に、冠を修理を京都の装束店に依頼しました。
 終戦後、父が当時の県の祭務官からいただいたものです。それまで祭務官が使っていたものです。戦前のもので少なくとも70年以上前のものです。上質の漆を塗って新品同様になりました。





 併せて、父が使っていた烏帽子が壊れたので、一緒に修理しました。



 古いもので、処分して新しいものを買った方がいいかも品たったのですが、修理できるといわれたので修理しました。
 父は苦労して神職をやってきたので、それを忘れたはならないと思ったのです。この冠と烏帽子を使いながら、父の苦労を考えようと思います。