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華流→韓流・・・次は何処?

最近のお気に入りはSS501とサンチュカップル。韓国のバラエティやドラマを中心にレビューしています。

ファン・ジニ(ハ・ジウォン主演) 第7話「決意」

2009-09-06 13:01:23 | 韓流

実に1年3ヶ月ぶりの更新です。
ドラマ自体は最後まで見ましたが、忙しくて続きをUP出来ずにいました。

初めて見たときとは、少し思いが違ってきているかも知れませんが、
最後まで頑張って、レビューしていきますね。

いつものように完全ネタバレ(?)で、長いです。


主な出演者
ハ・ジウォン:ファン・ジニ/チニ役

キム・ヨンエ:松都教坊行主ペンム役 / チョン・ミソン:チニの母親ヒョングム役
キム・ホヨン:都城教坊行主メヒャン役 / ワン・ビンナ:都城教坊の妓生プヨン役
チャン・グンソク:両班(貴族)の息子ウノ役
リュ・テジュン:王族の血を引く貴族ピョク・ケス役

あらすじ
妓生としての道はもう歩かないと、自分の琴の弦を切り、
ペンムにチニは自分の強い思いを伝えます。

ウノへの気持ちを守りたいからと言うチニに、
どんなに努力しても、決して一緒にはなれないと言うペンム。

「彼には何も望みません。夫婦として結ばれなくても、恨んだりしません。
だけど、彼に対する自分の気持ちだけは守りたい。
私の心と体のどちらも、彼外の人に許す気はありません。」と言うチニに、
「おまえが望んでも、世間は許さない」と、ペンムは言います。

に身分を落とし、水汲みになっても、チニはこの意思を変えないと言います。

しばらくの沈黙の後、ペンムはチニに、「解った、好きにしなさい」と言います。

「ただし、近々開かれる留守令監主催の宴会に出席し、
誰かがチニを気に入って髪に手を乗せたら、拒まず髪飾りを解きなさい。
(それは、その男に初夜を許すと言う事)
あの若者が、お前の解いたリボンを(その男から)奪えば、
その時は、お前の言うとおりにする。
若者が本気なら、お前が拒んでも奪うはず、それが愛よ。」と、
ウノのチニへの気持ちを試す賭けをするよう、ペンムはチニに言います。

この賭けにチニが勝ったら、2人の事に2度と口を挟まないばかりか、
自分の全てをかけて、2人の未来を守ってやるとまで、ペンムは言います。

そして、チニを奪ったウノに恥をかかせない為にも、
最高の芸を披露出来る様、練習に励みなさいと・・・・・・

一時、妓生の道を諦めようとしたチニですが、
ウノの気持ちを試す賭けの、ペンムの話しに心が揺れます。

チニの母ヒョングムは、2人の気持ちは本気だから、
そんな勝負はさせないでと、ペンムに訴えます。

両班は、望めばなんでも手に入り、飽きたら捨てることが出来る。
例えば今2人が駆け落ちでもしたとして、いつかウノの気持ちが変わり、
自分の家に戻っても、貴族の息子のウノは許され、やり直せるが、
チニはやり直しがきかない。
チニが全てをかけるだけの立派な男なのか、確認したいとペンムは言います。

そのころ、チニのために両班としての生活を捨てる覚悟をしたウノは、
生活のために畑仕事の練習を始めます。

ヒョングムは、ペンムの勝負を受け入れるのか?とチニに確かめます。

例えウノと一緒になれなくても、耐えられると思っていたが、
あの勝負をやってみたくなったと話すチニ。

2人とも傷付く事になるかも知れないから、止めるようにヒョングムは諭します。

「自分はあの人に髪飾りを渡したい。
この愛を正直に、堂々と世間に示したい。
彼と自分は本気だから、その力を信じちゃいけないの?
2人で力を合わせてぶつかれば、もしかしたらこの愛が認められるかも知れない。
そんな本の少しの欲が捨てられない。どうすれば良い?」と、
チニは泣いてヒョングムに、切ない思いを訴えます。

天はどうしてこんなに残酷なのか?
これも全て、チニをこんな身分に産んでしまった自分のせいだと、
チニの可哀相な運命に、ヒョングムは自分を責め、涙します。

次の日から、宴に向けての歌の修練に参加するチニ。

ヒョングムは楽士オムス(チョ・ソンハ)に、
ウノの気持ちを確かめる為、彼に会わせてくれる様に頼みます。

自分より身分の低いヒョングムに対しても、
愛する人の母ということで、礼を尽くすウノ。

オムスはウノに、
近々チニは髪を上げる(水揚げをする)。
他の男に初夜を許した彼女を、妻に出来るのか?
また、ウノの両親は、それを納得するのか?と問いただします。

例えどんなに難しくても、両親を説得するとウノは言います。

チニを妾にすることも出来るというオムスに、
彼女を愛人や玩具の様には扱いたくない、
家族の一員として正々堂々と生きて行きたい。
そのためには、法や権威とも戦うと言う、強い意思を語るウノ。

「約束できるのか?」との問に、
此処でいくら約束をしても意味が無いから、
言葉通り実行する事で、答えを見せると言うウノ。

そんなウノに、不出来な娘を大切に思ってくれて、感謝すると、
ヒョングムは礼を言います。

ウノも、あんな綺麗な人を産んでくれて、自分に送ってくれたチニの母に、
感謝しますと言います。

芸事の修練に参加するようになったチニに、
賭けを受けると言う意思の表れと取って良いのだな?と、ペンムは確かめます。

チニの意思を確認したペンムは、
今日以降宴の日まで、ウノに会うことも、賭けの事も話してはいけないといいます。

「彼の熱意にお前の才能を加え、お前の才芸で、
その感動で世の中を説得して見せるの。
そうすれば、愛を得るのは難しくは無いはず。
万が一そうできなければ、二度と愛なんか信じないように。
運命に従い髪を上げ、妓生として生きる、そう約束できるの?
この約束は、私とではなく、自分自身との約束よ。
世の中の最も卑怯な者は、自分との約束を破る者。
私はそう信じている、私を失望させないで・・・・」
と、ペンムはチニの決意を更に強いものにするため、念を押します。

ウノはチニに会いに行きますが、
髪を上げるまでは外部との接触を禁止するのが教坊の規則だからと聞き、
更にウノに対しても何の伝言も無いことにショックを受けます。

チニ達の特別修練の様子を聞いたメヒャンは、
ペンムのみが師匠から受け継いだ「鶴の舞」をやろうとしていると感じ、
女楽の勝負に負けるかも?と不安に駆られます。

ペンムは、女楽の審査に当たる可能性のある貴族たちを集め、
宴会を開き、自分たちに有利になるようにと画策します。

参加者の一人で、王族の血を引くピョク・ケス大監は、
「次の宴では、船をもう一艘用意した方が良い」と、
メヒャンの用意した妓生たちの踊りではなく、他の物に目が行くと、
メヒャンの下心を見透かしたような、かなり辛辣な評価をします。

メヒャンは、プヨンの水揚げをこのピョク・ケスに頼み、
彼の心を掴み、女楽の勝負を有利なものにしようと考えます。

嫌がるプヨンに、
「才能や技術では権力の座には勝てない。
強者が生き残るのではなく、生き残ったものが強い、
それが世の中の道理と言うのを、覚えておけ」と、言い放ちます。

チニ達童妓の教育係クムチュン(チョン・ギョンスン)は、
チニがこの賭けに負けたときが心配だから、勝負すべきではないと、
ペンムに訴えます。

しかしペンムは、チニは強い子だから、
もし負けたとしても、芸人の悲しみを味わい育った子として、
かえってこの一件で、
松都教坊が、千載一遇の天才を得るかもしれないと、
逆にチニが負け、
それを乗り越え才能を開花させるのを期待するような発言をします。

童妓仲間のソムソムはペンムとクムチュンの話を聞いてしまい、
全てを失ったらどうするのか?と、
チニに賭けを止めさせようとしますが、チニの決心は変わりません。

いよいよプヨンの髪上げの日、
部屋で待つピョン・シクのところへ行ったプヨンは、
家や贅沢な品々より「女楽の将来」が欲しいと言った為に、
彼の機嫌をそこね、髪上げもしてもらえず、帰られてしまいます。

その頃チニは、
「修練に励みなさい、
あの若者がお前を奪った後、こんな女のために、
貴族の対面を投げ捨てたと非難されないように・・・・・・
それはお前にかかっている」
と言うペンムの言葉通り、修練に励んでいました。

一方ウノは、どう考えても両親の許可はもらえないと思い、
役所にチニとの結婚を許可してもらえるよう、嘆願書を出しに行きます。

しかし、貴族と妓生との結婚は法に背くので認められないと言うばかりじゃなく、
大監に、今すぐチニを捕らえてきて目の前で命を奪えば、諦めるのか?と、
脅されてしまいます。

「罪無き民を殺すことは、国王であっても断罪すべき行為。
どうしても彼女の命を奪うと言うなら、
さきに私の命を奪ってください」と、ウノは訴えますが・・・・・


感想
ペンムがチニに持ちかけた賭けの話は、
ウノの彼女に対する気持ちを試すつもりと言いつつ、
実は勝ち気なチニの気持ちを利用して、妓生を辞められなくしていくための、
ペンムの画策のような気がします。

自分だけが受け継ぐ幻の「鶴の舞」を、
引き継いでくれるのは、チニしかいないと思っているようだし、
松都教坊一の天才を手放すわけはないし・・・・・・

でもひょっとして、半分くらいは、
ウノの気持ちが本物で、この時代では妓生と貴族と言う越えられない身分の壁を、
この2人が本当に越えてくれるのを見たかったのもあったのかな?

ウノは、若いながらも、しっかりとした考えの下、
自分の運命に立ち向かおうとしていますが、
この時代、そうは簡単には行かないでしょうね。

チニも、この賭けに勝って、
晴れてウノと結ばれる日を夢見ていますが、そんなに上手くは行かないような・・・・・

さて次回は、いよいよ宴の日。
ウノは、チニの髪飾りを奪えるのでしょうか?


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (きこり)
2009-09-14 18:33:06
akiさん、続きを見始めたのですね~
嬉しいです~
さて、チニの水揚げの日が迫ってきてドキドキですね。
ペンムは宴でチニを水揚げさせて、ウノをあきらめさせようとしているんじゃないでしょうか・・
チニのような天才的な踊り手には、もう出会えないだろうし・・・
どこまでもまっすぐなウノの情熱がどうなってしまうのか・・不安になる展開です。
そして、ピョクケス様の機嫌を損ねてしまったプヨンはどうするのか・・・
いろいろと気になります。
返信する
続き (aki)
2009-09-17 19:14:01
きこりさん。
実は、全24話NHKでやってた頃に見終わって入るのですが、
なかなかレビューできずにいました。

きこりさんが、レビューを始めたので、
共通の話題でお話できるかな?と、
私も続きのレビューを再開しました。

全話知ってて、もう一度振り返って書くのって、
先走ったネタバレを書きそうで怖いです(笑)
返信する

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