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ファン・ジニ 第6話「変わらぬ契り」

2008-06-18 23:09:44 | 韓流

一時はウノを諦め、芸の道に精進しようとしたチニですが、
[指輪]を贈られたことで、また気持ちがウノのほうへ・・・・・

あらすじ
親に逆らうのではなく、何としてでも母親を説得したいと言うウノ。
もう少し、自分を信じて待っていてほしいとチニに言います。

ウノは、何よりも人の心を動かすもの、それは「真心」と信じています。

家に戻ったウノは、早速母親に、チニを妻に迎えたいといいますが、
身分が違うと大反対を受けてしまいます。
しかしウノは、許されるまで待つと言います。

そのころ松都教坊では、女楽を選ぶ競演の日が決まったと発表されます。

競演にには”水揚げ”をし、正式な妓生になったものしか出られません。
そこでチニ達童妓は、競演に先立ちチョンチク邸で催される宴で、
水揚げするように言い渡されます。

もし、水揚げできない者は、競演に出られないばかりではなく、
教坊にもいられ無いと言われ、チニは心乱れます。

下男のチャンイを思うソムソムも、心穏やかでいられません。

チニの思いを知っている母親は、酷い事だと言いますが、
楽士オムスは、かなわぬ恋をさせるより、
立派な妓生の道を歩ませるべきと言います。

ウノの母親に呼び出されたペンムは、
息子が心乱しているのは、チニのせいだと責められます。

チニは他のものより芸に秀でている。
そんなチニは、芸の修練に忙しく他の事に目を向けている暇などないはずと、
ペンムはチニを庇って、帰ってきます。

教坊では水揚げにむけ、準備が進んでいきますが、
チニはウノの事が気になり、何も手につきません。

都の教坊では、競演の審査をするであろう王族の一人ピョクケスに近付き、
心を掴もうと、プヨンが画策します。

ピョクケスに恩を売る形で近付いたプヨンは、
彼に自分の水揚げをして欲しいと願い出、快諾されます。

水揚げし、妓生の道を選び、それで幸せなのか?と母に訊かれたチニは、
「多分・・・」と答えます。

結ばれない恋に傷付くのを見るより、才能あるチニだから、
一流の妓生として生きるのも悪くないのかもしれないと、母ヒョングムは言います。

一方、ウノの母親は、ウノがチニを手に入れようとすれば、
全てを失うことになると諭しますが、
ウノは立身出世よりも、一人の女性の善き夫として生きたいと言います。

ウノの父親は、ウノと許婚の結婚を早くさせようと、ウノの母親に言います。

日に日に元気の無くなるチニを見て、自分もチャンイのことで悩むソムソムは、
自分に言い聞かせるように、「何が何でも一流の妓生になるの」と、
チニを励まし、思いを断ち切るように2人で舞の練習をします。

ウノは許婚に、
「あの人(チニ)の苦しみを思ったら、失うものなど怖くない」と、
自分のチニに対する気持ちを伝えます。

チニを呼び出したウノの許婚カウンは、
ウノのために、チニが諦めるように言います。
それがダメなら、側室として受け入れるから、愛を分け合おうと言いますが、
愛はそんなに簡単に分けられる物ではないと、チニは言います。

その夜ウノに会ったチニは、
「もう良いんです。重荷を下ろしてください。
険しい道です。ここで引き返しても誰も責めたリしません。」と、
自分のことを諦める様に言います。

チニが見守ってくれるだけで、他は何も望まないとウノは言います。

ウノへの気持ちと、妓生の道で思い悩んだチニは、
昔の琴の名手の逸話になぞられ、自分の琴の弦を切り・・・・・


感想
お互いの気持ちを確かめ合い、ウノを信じていこうと思った矢先の、
[水揚げ]は、あまりにも残酷な現実です。

高い教養をもち、舞・楽器・詩歌などの芸を売る仕事とは言っても、
身分は低く、やはりこう言うしきたりは、避けられない事だったのですね。

今の世なら「水揚げした者=正式な妓生」なんて、
男の側から考えた酷いしきたりじゃない?って言えるかもしれませんが、
この時代の妓生の身分では、そうやって逆らうことなんて出来なかったでしょう。

そういえば日本の芸者さんにも「水揚げ」ってしきたりありましたよね。
何でこんなのがあったのかな?嫌だな・・・・・

ウノは身分・地位・財産全てを失っても、
チニとの愛を貫きたいと思い、
そんなウノの気持ちに応えるように、チニも琴の弦を切って、
芸を捨てる覚悟をしたようですが、
このまま周りがすんなり2人を認めるとは思えませんね。

ソムソムの「一流の妓生になる」って言う思いも、
チャンイへのどうにもならない思いの裏返しのようで、
痛々しいです。

チニとソムソムが、涙をいっぱい浮かべながら、
それでも笑顔で舞う姿は、あまりにも悲しすぎます。

一方プヨンは「水揚げ」を、単なるしきたりとしてだけじゃなく、
野望のために利用しようとしているようです。
相手のピョクケスは一癖も二癖もありそうな気がするのですが、
大丈夫でしょうか?

主な出演者
ハ・ジウォン:ファン・ジニ/チニ役

キム・ヨンエ:松都教坊行主ペンム役 / チョン・ミソン:チニの母親ヒョングム役
キム・ホヨン:都城教坊行主メヒャン役 / ワン・ビンナ:都城教坊の妓生プヨン役
チャン・グンソク:両班(貴族)の息子ウノ役


番組HP → こちら


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2 コメント

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Unknown (きこり)
2009-09-07 18:36:03
芸の道をあきらめウノと生きる決意をしたチニに対して、水揚げすら利用してのしあがっていこうとするプヨンの姿が対照的に描かれましたね。
チャンイへの思いを素直に表現できず、いつもいらいらと対してしまうソムソムも悲しいです。
水揚げなんてしないで、芸だけで接待することは許されないんでしょうかね・・
チニは、ただ、舞いが好きでキーセンになったのに・・
最初は世間知らずのおぼっちゃんと思ったウノですが、チニへの思いを貫こうとする姿を見ていると応援したくなります。
大人たちがよってたかって二人を引き裂こうとしているのが、見てて苦しくなります。
返信する
芸の道 (aki)
2009-09-10 01:19:16
きこりさん。
芸の道で大成する事と、水揚げとは関係無い気がするんですが、
何でこんな制度があったんでしょうね?

それさえなければ、
チニだって、ウノだって、ソムソムだって、チャンイだって、
苦しまずに生きられたのに・・・・
返信する

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