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ファン・ジニ 第5話「許されぬ定め」

2008-06-15 23:53:59 | 韓流

NHKでの放送は、今日が11話目。
何とか追いつくように頑張りますね。

あらすじ
「卑しい妓生が、両班の子息を誑かした」と、チニを責めるウノの母。
さらに、チニの母親ヒョングムは目が見えず、チニは心の目が見えないと、
チニの母親まで引き合いに出して蔑みます。

母の事を侮辱するのはやめてというチニにさらに怒りをつのらせ、
ウノの母親は、チニを必ず牢に入れてやると言い放ちます。

悪いのは自分だというウノにさらに腹を立てたウノの母親は、
熱湯をチニの顔にかけようとします。

その時、チニを庇いペンムが背中に熱湯を浴びてしまいます。

全ては自分の責任、 何かあったら自害もいとわないと言うペンムの言葉に、
漸くウノの母親は帰って行きます。

妓生にとって顔は命だから庇ったというペンムは、チニに、
「妓生には恋など無用、いくら思いを寄せても虚しいだけ。
一杯の盃に悲しみを込めて、心に溢れる熱き思いは流しされ」と言います。

「真心を信じた」と言うチニに、
「男の真心など信じてはいけない」と、ペンムは諭します。

ウノの父親は、ウノも女に心動かす年頃になったので、
かねてからの縁談を早めようと言い出します。

ウノの許婚カウンは、チニを呼び出し、
これ以上問題を起こせば、行首ペンムがその座にはいられなくなると、
チニに、ウノを諦めるよう釘を刺します。

ウノは母親に見張られ、外出もままならなくなります。

今回の件で傷付き、夜一人声を殺してなくチニに、
ペンムは、大声で泣き叫べと言います。
それが出来ないなら、その愛を無理に消すことは無い。
一人の男と添い遂げられないのが妓生。
熱い思いを内に秘め、悲しみを笑えるその日まで、舞い続けよと言います。

「喜びに微笑むのは妓生ではない。
痛みと怒り、その苦しみに微笑むことが出来てこそ真の妓生」と、
チニに言うペンム。

メヒャン率いる女楽では競演に向け[剣舞]の練習に余念がありません。
それだけでは不十分と思うメヒャンは、
王の親類のピョくけスに取り入り、勝利を確実なものにしようと画策を始めます。

ウノは許婚に破談の申し入れの手紙を渡し、
その足で教坊に向い、チニに謝りに行きます。

謝っても身分の違いは変えられないし、傷付くのはチニだから、
分別の無い行動はしないようにと、楽士オムスにきつく言われ、
なすすべがなくウノは帰って行きます。

耐え抜いてほしいというオムスに、努力しているというチニ。

チニが夜一人でコムンゴを練習していると、ソムソムがやってきて、
珍しく一緒に練習をすると言い出します。

教坊で働く下男チャンイに思いを寄せるソムソムですが、
妓生という自分の立場、貧しい家と弟妹のことを思うと、
自分の思いを断ち切り、立派な妓生になっていくしかなく、自分にも言い聞かせ、
落ち込み元気の無いチニにも、絶対一流の妓生になろうと励まします。

ウノの失態は下男トクパルのせいだと、トクパルを杖打ちにするウノの母親。

ウノはトクパルに、
「両班は、もしかしたら恥知らずな輩かも知れない。
その身分のせいで他の人を人とも思わない、
自分より年上のトクパルにも、身分が違うと言うことでぞんざい扱ってしまう。
すまなかった」と詫びます。

ウノだけが自分を人間として扱ってくれたから、
ウノの役に立ちたいと言う思いでトクパルは、ウノの手紙をチニに届けに行きます。

手紙を受け取ったチニは、このままでは辛いので、
きっぱり終わらせるために、ウノにあいに行くと親友のケトンに告げます。

約束の東屋に続く橋に、びっしり敷き詰められた花。
それを踏みしめチニが東屋に着くと、1本の紐が天上の梁から下がっています。

それを引くと、スルスルと指輪が紐を伝って降りてきます。

指輪には「吾即汝、汝即吾」の文字が刻まれています。

「百年・千年変わらぬ契り、その美しい契りをそなたに贈ろう」
と、チニの指にその指輪をはめるウノ。

そして、愛の誓いの口づけを・・・・・・


感想
何と言っても今回のハイライトは、最後のシーン。
紐を引くとスルスルと指輪が降りてきて・・・・・・というところですね。
そこに続く道に花を敷き詰めてというのも、とてもロマンチックでした。
これって、やっぱりプロポーズですよね。
幸せになっていけるのかな、この2人。

ウノの母親に蔑まれ、ウノの許婚にも釘を刺され、
ウノは結果的にはその場でチニを守りきれず、
傷付き、悔しい思いで、一人耐えて泣いていたチニは本当に切ないです。

その辛い思いを糧に、乗り越えられてこそ一流の妓生というのも、
辛いですね。

辛い気持ちを抱えたまま、舞やコムンゴの練習するチニの姿も痛々しかったです。

人生経験豊かなペンムの言うことも、オムスの言うことも正しいこと。
だけど、チニとウノの若く純粋な思いを遂げさせてやりたいですね。

でも、ウノが若いのと、優しすぎるのがちょっと心配です。
自分の運命に逆らってまで、チニを本当に守りきれるのかな?


主な出演者
ハ・ジウォン:ファン・ジニ/チニ役

キム・ヨンエ:松都教坊行主ペンム役 / チョン・ミソン:チニの母親ヒョングム役
キム・ホヨン:都城教坊行主メヒャン役 / ワン・ビンナ:都城教坊の妓生プヨン役
チャン・グンソク:両班(貴族)の息子ウノ役


番組HP → こちら


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2 コメント

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こんばんわ~ (きこり)
2009-09-05 00:06:21
ラストのプロポーズはロマンチックでしたね・・
ここまでされたら許しちゃいますよ・・(笑
でも、若くて純粋であるゆえに心配な二人ですね・・
障害が大きすぎますもの・・・
>熱い思いを内に秘め、悲しみを笑えるその日まで、舞い続けよと言います
この場面も胸に迫るものがありました。
ペンムもきっとたくさんの悲しみを心の奥にしまって舞いながら生きてきたんでしょうね・・
チニのことを一番理解できるのはペンムなのかもしれないですね。
返信する
ペンム (aki)
2009-09-06 16:04:56
きこりさん。
>チニのことを一番理解できるのはペンムなのかもしれないですね
きっとそうなんだと思います・・・・・が、
きこりさんがお気づきのように、
相関図にあるように、ペンムに復讐心を持つようになるんですよね、あることをきっかけに。
でも今はまだ言えません(笑)

ペンムにとってもチニにとっても、
過酷な運命はこれから・・・と言うところですね。
返信する

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