駐車してあったオートバイに
金属製の缶がぶら下がっていて
何だろうかと思い ガイドに聞いたら
「これは ランチボックスです!」と答えてきた。
この金属製の弁当箱を
「ダッパー」インド式弁当箱といい
インドの歴史ある弁当箱であるそうだ。
その種類には 円錐形と円柱形があるが
円柱形が主流で 2段から4段以上もあって
必要に応じてその量を調整して
重ねることができる。
インド式弁当箱の歴史は古く
19世紀ごろには既に使用されており
アジアでは最も歴史があると言われている。
そもそもインドでは 多宗教であり
身分階層や地域により 食習慣も違って
外食は 一般的ではなく
それ故 “弁当の文化” が発達している。
また 弁当の中身は カレーが主だが
こんな金属製で 保温式でもないので
いざ食べるときは 冷えていることになるが
インドでは 熱いものを食する習慣がないそうだ。
しかし これを補う サービスがインドにはある。
「ダッバーワーラー」という
弁当の配達のビジネスがあり
昼前に各家庭から弁当箱を受け取り
昼に勤務先に届けるシステム。
自宅で家族が調理した昼食を
勤務先へ届けるという ビジネスが始まった
これにより 出勤後に弁当が調理され
昼食時には 程よい暖かさで届くとのこと。
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今年も 後 数時間になりましたが
後を振り返る時間もないくらいに
忙しい 1年で
いろいろなことがありましたが
今日まで 無事に そして
健康で 迎えることができ
ほっと しております。
皆様方にも よき新年を
お迎え いただきますよう
ご祈念申し上げます。