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バイク・バッテリー、寿命はやはり10年?

2014年09月03日 | バイク
今回バッテリーが昇天したアドレス110が、我が家に来たのは2005年7月。でもアドレス110は2サイクルエンジン廃止のあおりで、その1年以上前の2004年4月に製造中止になっていました。なので、バッテリーも同時期に製造されたものかと思っていたら、突然死のバッテリーには2005年2月の製造日の刻印がありました。店頭在庫だったのでてっきりバイク本体の製造時期と同じかと思いこんでいましたが、間違いでしたね。


アドレス110が来てから定評のある優れた運動性に満足していましたが(云われているような加速のもたつきもないです)、やはり2008年ごろからバッテリーがおかしくなってきました。いくら充電してもすぐバッテリーが上がり気味になり、セルモーターがよく回らなくなってきたのです。そろそろ寿命かと交換を覚悟していた矢先に、インターネットでバッテリーパルサーの存在を知りました。


幸い近くに販売代理店があったので早速入手して、バッテリーをはずしてパルサーを装着、2日間補充電しました。
効果はてきめんで、その後はバッテリー上がりとは無縁。健康そのものになりました。

ついでにスパーダと


Dioにも付けました。


上記の画像で「充電」とあるのはパルサーの消費する電流を補うためのものです。
それとパルサーは私の使っているもの以外の商品でも同様の効果があると思います。

ただしスパーダは5年で今回のアドレスと同様の突然死となりました。まあそれでもほとんど乗る機会が少なくてほぼ動態保存状態で、使用条件としても良くなかったので5年でもいいかと。余り乗る機会のないバイクは時々フロート充電だけではなくて、14.5Vぐらいで活入れ充電してやった方がいいかもしれません。

でもDioの方は6年経過しても元気です。夏場は自動チョークの関係か、チェックバルブ装着後も長く乗らないとセルの長回しが必要なときもありますが、平気でセルボタンが押せます。アドレスと同様の寿命だとしたら、あと4年ぐらいはいけるかな。

ところでバイクのバッテリーは最長でどれくらいもつものでしょうか。
バッテリーの極板等の物理的な強度は、加えられる振動等の負荷にもよりますが、某所ではJISで10年と定められているとかの記載があったり。ただし私の調べた範囲ではJISでそんな記述は見つけられなかったのですが。

まあパルサーを使い始めるまでは3年、4年も持てば御の字というのが私の経験でしたから、パルサーの効果は明白ですね。

でもスパーダの時も今回も、突然バッテリーが昇天してしまって、そうなったらもう何をしても充電できないというのはどういうことでしょうか?
内部の電極板などが物理的に破壊されてしまったのか、原因を知りたいところです。バッテリーを解体すれば死因なども分かるかもしれませんが、硫酸を環境中に放出するのは最悪だし、手間もかかるのでこのまましかるべく処分することにします。

というわけで早速バッテリーの手配にとりかかりました。といっても国産の同等品はアホ高い値段が付いているので、台湾製をポチっとな。
元のバッテリーは古河ですが、新しいものは台湾ユアサ製。約半額と十分リーズナブルな価格でした。


私のアドレスは最終生産型ですが、そのひとつ前のUG110SK1からバッテリーが若干容量の大きい(ただし外形サイズは同じ)ものに変わっています。もともと付いていたFTZ5L-BSは少々変ったタイプですが、今でも普通に入手可能です。

2日後に配達されました。早いです。


バッテリーと電解液が箱に入っていました。電解液の入ったポリエチレンボトルをバッテリーに差し込めば6セルに一度に注入できます。


バカな私は、電解液ボトルのシール用アルミ箔をはがし始めてから気づきましたが、バッテリーの注入口がアルミ箔を突き破るような形になっているので、プラスチックのカバーを外してそのままボトルを突き立てれば電解液は注入できます。




完全に入ったら、シール用のカバーを押さえ込んで完了です。すぐブクブクと音が聞こえてきて、本体も厚くなってきます。


電圧を測ったら12.55Vありました。


そのままアドレスに搭載して、パルサーと充電用ソケットのコードと、車体の+と-のケーブルをバッテリーに接続、作業は完了です。


セルボタンを押すと、クランクシャフトが一回転したかどうかというぐらいの瞬間始動。

その日は出かける予定がなかったので、念のためそのまま補充電開始。


後日、アドレスでお出かけしましたが、バッテリー点火のためか、新品バッテリーだと始動後のアイドリングも早く安定して、充電負荷が軽減されたのかフケ上がりも良くなった気がします。ええ、気がするだけです。(笑)

しかしパルサー装着でバッテリーのサルフェーションが防止出来て寿命は確実に伸びていますが(プリウスの補機バッテリーにもつけていますが、4年たってもディーラーの検査では良好とのことです)、スパーダや今回のアドレスみたいに突然死するのはどういうことなんでしょうね。

オマケです↓。去年メットインスペースの照明をLED化しました。少しばかりの省エネです。


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