2001年5月28日(月) 晴れ
メンバー 私1人(山の神はお仕事)
コースタイム 13:40倉手山登山口13:50--15:03倉手山山頂15:30--16:13登山口
今から10年前会社で異動があり、どさくさで1週間休みをとった。山の神は仕事のため私一人の単独行となる。5:00起きで家を出発。東北道を休み休み走って、10:10白石ICを下りる。国道113号に入り、ひたすら日本海側へ走って11:30頃道の駅いいでに到着した。ついに飯豊の山ふところに入ったのだ。休憩後山形の名物はなんだろうと考えながら、ハンドルを握っていると、米沢牛の看板を目にした。牛肉食べたいな。本能のままに、国道沿いにあった菊一に吸い込まれ、米沢牛の焼肉定食に舌鼓を打った。
腹を満たした後、明日の下見にと飯豊山荘まで移動する。道は一本道でわかりやすく迷いようがないし、駐車場も立派なのがある。見てしまえば、ひと安心。まだ13:30であるし、足ならしに倉手山へ向かうことにした。
13:40倉手山の登山口に着いた。ちょっとわかりにくい場所だが、車が2台停まっていて、それとわかった。ちょうどそのとき中高年の夫婦が1組下山してきた。フツーに考えれば、この時間は下山タイムだ。でも私は出発。13:50になっていた。登っていくと、下山中の老夫婦に出会う。本日の登山者はこの2組の夫婦と自分だけということか。
バリバリ登って、15:03倉手山山頂に着いた。すんごい大展望で、感動の景色だ。飯豊連峰が目の前に広がる。でもあの雪の量を見ると、ちょっとだけ不安がきざしてくる。
飯豊のお山がどうだ参ったかと言わんばかりに雪をまとった姿を見せびらかす
15:30下山開始。この標高952mの倉手山でもまだ雪が残っているが、気温はそれなりにあって、植物にとっては春(!?)。花々が登山道の隅っこでお出迎えしてくれる。イワカガミやカタクリ、そして石楠花やつつじ。展望だけではなく、花でも楽しめる穴場の山なのであった。
愛車には16:13にたどり着いた。けっこうな気温で暑い。汗を流そうと、近所にある泡の湯温泉三好荘(¥500)を訪れる。まったくそうは見えない当年とって80歳のおじいさんに話しかけられ、だいぶのぼせてしまった。
風呂から出ると、今日の宿探し。テント泊にしようと思ったが、いい時間になっていて、面倒くさくなる。車中泊でいいかとなり、道の駅白い森おぐにに移動する。晩飯はここですませた。もう車の移動もないから生ビールを頼み、ゴックンゴックンやって生き返り、鉄火丼を腹いっぱい食べ、明日の山行に備えた。
Part2(門内岳)へ続く
Part3(飯豊本山)へとぶ