福島第1原発事故後、世界が注目する地熱発電を支えるのは、日本の技術だ。三菱重工は世界の地熱発電所の約4分の1にタービン発電機を供給し、世界トップシェアを誇る。
「地熱発電は初期投資が高くつく。10~20年単位の使用に耐えられるかが重要だが、三菱のタービンは十分対応できる」。同地熱発電所を運営するレイキャビク・エネルギーの現場責任者ヘルギ・レイフソン氏は太鼓判を押す。
発電量は火力や原子力に比べてはるかに少ない地熱に世界がわくのは、設備投資を除けば発電コストを抑えられる上、同じ自然エネルギーの太陽光や風力より安定的に電力を供給できるからだ。
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