豊中市主催の
「救命力世界一シンポジューム」に行って来ました。
救命医療の現状や、市民による応急手当の救命効果などの講演の後
一般市民による救命都市への取り組みが発表されました。
地域は自分たちで守ろうという意識から生まれた
豊中女性防火クラブの方のお話しや、
ヤマト運輸西大阪主管支店が
1500人の正社員に救命講習を行っている取り組みが発表されました。
<以下、広報豊中2月号より抜粋>
市内に10か所の営業所を持つヤマト運輸・西大阪主管支店では、
配達するドライバーが救急の場面に遭遇したとき人命を助けられるようにと、
3年前から市の普通救命講習を受講。
これまでに全社員約千500人が修了証を取得しました。
市内には現在、ステッカーを貼った配達車が約30台走っています。
応急手当普及員の資格も取得した同社の藤村達也さんは「ドライバーは、
普通救命講習の修了証を受け取ることで自信が生まれ、
配達先でも『私はこういう講習を受けました』と話をしているようです。
何かあっても、『自分にできることは何か』とまず考えて、すぐに行動できる。
この変化は大きいと思います」と、救命講習の必要性を話しています。
今後も消防本部の協力を得ながら、普及員が中心となって、新入社員に救命講習を進めてい
くとのことです。
さすがに豊中は、市民の意識が高いと感心しました
医療機関やドクターカーなどの高度救命処置が充実している豊中ですが
やはり一番大切な事は、
「一般市民による救急車が到着するまでの救命処置です」
と何度もおっしゃられるドクターや消防の方の言葉は
会場の市民の方の心に残ったのではないかと思いました。
ただ一つ
少し気になったので・・・
豊中は小学校にも救命講習を実施しているのです。
もちろん、子供達に命の大切さを知ってもらうための取り組みだと聞いているのですが
救命率向上のために小学生への救命講習・・・・とかって
おしゃってたようで・・・・
うん?
それって、救命率の向上を小学生に担ってもらうっていうこと??
命の大切さを知る事が間接的に救命率の向上につながるっていう思い??
「大人は子供達を守らなくてはいけない」
って思っている私には少し気になる言葉でした。