2年間このサンガカレッジを共に創り上げてきた友人がクラブを去ることを決意しました。
本日は契約満了の日。
最後の仕事は2人でコンソーシアムに挨拶に行きました。
カレッジから始まり、カレッジに終わる。
いやいや終わるのではなく、ここからがスタートです。
私の誇るべきパートナーは、身体一つでドイツに赴き、言葉も文化も生活習慣も、向こうの物価も価値観も携帯電話の使い方も、恐らく電車や地下鉄、バスの乗り方も、わからないことだらけの世界に飛び込みます。
そう、自分の「夢」を掴むためです。
日本にいても見えない未来。
外国に挑戦することは,本当に勇気がいたでしょう。不安があったはずです。
でもよく決断したなあ・・・。
一方の私はこのたび正式にクラブに残ることにしました。
もう一年京都でお世話になります。
そしてまたサンガカレッジを担当させてもらいます。
2006年ワールドカップイヤー。
横谷と私は全く異なる決断をしました。
でも結局のゴールは一緒だと思います。
「なりたい自分になる」「夢を叶える」。
夢の形やプロセスはお互い違いますが、スポーツを通じて多くの人たちと出会い、感動を共有し、震えるほどの経験をして、小さくとも社会にその一歩を刻めればいいと思います。
横谷最終日の本日、ヴィッセル神戸がヴィッセルカレッジの開講を発表しました。
サンガカレッジの取り組みが、他のJクラブに取り入れられた記念すべき一日でもあります。
今後とも関わってくれた人たちの心に響く、そして良い意味での影響を与えられるように、お互い自身の決断に自信と誇りを持って、運命に感謝しながら最善を尽くしていきたいと思います。
みなさん、今後とも我々2人をよろしくお願いします。
追伸;今夜は福田家で飲み明かします