アドバンスカレッジ2005~目指せ!憧れのスポーツビジネス界~

スポーツビジネス&スポーツマネジメントを学ぶ学生に贈る。

東京・福岡・鳥栖・新潟

2008年09月24日 | Weblog
土曜日に東京経由で午前中に福岡に入り、博多駅前で一蘭のラーメンをすすった後、JRで鳥栖スタジアムへ。

サガン対ロアッソを観戦。
クラブ史上、初のJ1昇格をかけて争っているサガンは、九州ダービーに合わせ、2万人プロジェクトを敢行!!
JR鳥栖駅を降りた直後から人だかりが。。。

スタジアム周辺でもイベントが催され、スタンド内からもブラスバンドの演奏が聞こえてきました。ゲートインして観客席に向かうと、そこには満員のスタジアムが。
ユニホームの着用率は余り高くなく、幼稚園~小学校低学年のお子さんを連れた比較的若い親子が目立つ。恐らく2万人プロジェクトの一環で、こうした親子層に対する招待券のアプローチがあったのでしょう。それにしても子ども達は嬉しそう。一生懸命にサガンを応援していました。

試合結果はホームのサガンが僅かに力及ばずロアッソに敗戦。
このクラブの歴史を振り返ると、実に意義深い、大変重みのある試合であり、選手達もそれを理解してた模様。悔し泣きするサガン選手の姿もありました。

その後博多に戻り、福岡一のモツ鍋屋さんで食事。
以前の職場の先輩、上司の方々も参戦いただき、膝を突き合わせての楽しい飲み会。
一次会では飽き足らず、天神の屋台に移り2次会。総勢約20名で屋台を貸切!

翌日はドームでホークス対ライオンズ戦を観戦。
ラグジュアリールームを用意いただき、分不相応な豪華なお部屋で雰囲気を満喫させてもらいました。
試合は残念ながら負けてしまったものの、ラッキー7やイニング間の演出など、「ベースボールエンターテイメント」に触れてきました。

翌日新潟に戻り、23日はJの来場者調査。
新潟のサポーターの皆さんは非常に協力的&好意的で、調査を実施していて嬉しくなる程。感謝です!

そして本日は東京より講師の方をお招きして特別講演会。
起業・経営者の視点・スポーツとITについて・・・。
大変興味深く、私自身感じる部分が非常に多い講義でした。

こんな怒涛の4日間をゼミ生とともに過ごしてきました。
今後、彼ら・彼女らがどのように成長し、私もまた今回のご縁を研究に生かしていくか―。
現場で感じ、その仕組みを理論的に学び、そして理解できたことを現場で再度試す。

研究も教育も、現場と理論の両輪を大切にやっていきたい、そしてその際に力を貸していただける方々とのご縁を大切にはぐくんでいきたいと思います。

ツアーに参加してくれたじゅんすけ、鉄平、ありがとう!!ふみちゃん、飛さん、感謝です!!

第一回終了!!-スポーツビジネスキャリアデザインセミナー-

2008年09月17日 | Weblog

セミナーの初日が15日に開催されました。
ホークス近藤さん、ミズノ楠本さんがそれぞれの経歴や現在の仕事内容、そして今後のキャリアについて熱く語ってくれました。

近藤さんは、「日本に12個しかないコンテンツを、如何にしてビジネス化して利益につなげていくか」という、これまでスポーツ界に不足していた「ソフトとしての価値を高め、チケット以外の収益源を確立する」というミッションについてお話してくれました。

「親企業におんぶに抱っこではなく、如何にして親企業にも利益を還元していくか。」という攻めの視点が非常に刺激的で、それを実行するための考え方や日々の行動を学ぶことができました。

楠本さんは、「自分が携わった広告や商品が世の中に出回っていることのやりがいと責任」について、宣伝で商品の魅力をつくり、ブランドを作り上げていくことについて語ってくれました。

会場からも質問が飛び交い、非常に有意義な初回を終えることが出来ました。
受講生も遠く、京都からの参加者も。これにはビックリ!!

そして、一番の収穫はセミナー終了後の茶話会。
ゼミ生や希望者とともに講師を囲んで軽食を取る-。

より身近な、そして砕けた雰囲気の中で、親密な会話をすることによって、セミナーで聞いたことの理解度も深まります。そして得難い人間関係が構築できる―。

こうした人と人とのつながりが拡大していくことが大変嬉しくて、また講師の方も受講生の方も喜んでくれる空間を創ることができたという手ごたえを感じました。

セミナーはあと3回あります。
是非、ご参加を!!

********スポーツビジネスキャリアデザインセミナー********
新潟経営大学にて全4回で開催!!
―受講生募集中―
申込みは⇒
ここから(新潟経営大学ホームページ)
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人と人とのつながり

2008年09月13日 | Weblog

自宅の書斎にしている小さな部屋の掃除を、2歳の無邪気≒小悪魔な息子に手伝ってもらいながら(お陰で速度は1/3くらいになるのですが…)やっておりました。

大学時代・院生時代・京都・福岡時代の同僚、友人の皆さんからいただいたプレゼントや写真、手紙の類がたくさん出てきて、これまで駆け抜けてきた日々を振り返ることが出来ました。(結局こうなるので息子のお手伝いによる進行速度の減速以上に作業が進まないのでした)

写真もそうですが、文字でいただいた手紙やはがきの類には、自分に対して相手が抱いてくれたストレートな感想がたくさん詰まっており、思わず頬がほころび、ありがたいなあと感謝の気持ちを抱くのでした。

しかし、それと同時に、そういった形で気持ちを伝えてくれた皆さんに自分はきちんと対応できていたのかなあ、と不安な気持ちを通り越して申し訳なくなってしまいました。
忙しさにかまけて、前に進むことばかりにかまけて、自分に甘くやってきたのかもしれません。
今、これまでを振り返る余裕を少しもらえたことで気付くことができました。

難しいのは、前に進む人同士(常に家族や自分の時間を省みず働いている人たち。特にスポーツ界には多い方々です)のつながりというものもあり、これを維持するためには自分もフロントラインで走りつづけなければなりません。
前に全力で走りながらも、後ろを振り返りつつ。

まるでウサイン・ボルト選手の100m走ですが、そんな感覚で様々な進度にいる大切な友人の皆さん方と、「元気?何してるの?」という感覚で気軽に連絡が取り合える関係を維持し、新しい友人も増やしていきたいと思います。

スポーツ界の友人、是非増やしに来て下さい!!

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こんな非日常の演出

2008年09月12日 | Weblog

ホークスが10日、9年ぶりに屋根を開放した状態で試合を行いました。
 ⇒アサヒドットコムをご参照ください。

通常、この屋根は閉められたまま試合は行われます。
この屋根が開くのは、
 ・ホークスが試合で勝利し、
 ・風速が3メートル以下で、
 ・降水確率が○○%(←すいません、忘れました)以下
この3つの条件が重なるときだけでした。

ルーフオープンショーとして、ゲームスポンサーからの提供される一つのエンターテイメントでもあります。

この通常しまっている屋根をあけて試合をすることが、福岡では非日常になるんですねえ。
この日はゲームの途中で降水確率が高まり、屋根を閉めたそうです。
また、『勝ったら花火2倍デー』でもあったこの試合では、花火を挙げる際には一旦屋根を閉めて、というオペレーションが組まれていたそうです。

屋根一つあけて試合をするにも、その裏側にはいろんな準備が必要なのです。
それにしても、この屋根を開ける、ということだけでこんなに話題になってしまうホークス。なんとも上手なパブリシティ戦略だと思います。
(何せ写真で撮れば一目瞭然。暗闇に浮かぶ明るいフィールドはインパクトありますからね。)

こんなホークスでグッズを担当する近藤氏が9月15日に新潟に来てくれます。
グッズ開発における非日常の演出、どんな取り組みがあるのでしょうか?
新潟近辺の方、是非セミナーへお越しください。

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教材としてのスポーツ

2008年09月12日 | Weblog
スポルト!を見ていると、湘南シーレックスの取り組みが紹介されていました。
『教材としてのスポーツ』
スポーツを受け皿として、人材育成のコンテンツにぴったりですよ、こんな取り組みがありますよ、というものであった。

小学校の訪問や、産能大の学生さんが取り組んでいるインターンシップについて紹介されました。
インターンに関してはまさにサンガカレッジで行っていたような、現場を肌で感じられる教育教材としてスポーツを活用するということ。そのとおりだと思います。

プロスポーツという社会的に、そして自分自身も高い価値を見出せる組織の中で、実際の現場の中でもがき苦しみながら経験をつめるのは学生時代の大きな財産となります。
なぜならば失敗は許されるし(もちろんそれを前提にインターンをしてはいけませんが)、現場で感じた足りない部分を大学の学問で補うことが出来るからです。
つまり自らの体験によって
『ここができんなあ、どうしたらいいんだろうなあ』
という内側から湧き出る学習意欲(学ぶ必要性)が出てきます。

そうなると教科書にかかれていることが面白くなり、理解できない部分は質問できるようになります。そうなると勉強が楽しくなります。

さらに重要なことは、その勉強したことを更に現場でアウトプットできる環境を作ってあげることだと思います。

つまり、経験して
①痛い目に会う(足りない部分を感じる)
   ↓
②必要性を感じて勉強する
   ↓
③もう一度現場で試してみる

このサイクルを作る事で知識が知恵に変換できるのです。

これを創り上げるには長い時間がかかります。
そしてモチベーションを維持できる仕組みが必要です。
自分が強くコミットできて、周囲もそこでインターンをしていることに評価をしてくれ、その価値ある組織で仕事を任されている。現場の人が直接教えてくれる。
スポーツはまさにうってつけのコンテンツだと思います。

受け入れる側にノウハウの蓄積が必要で、受け入れることによるメリットも社内外に明示できなければなりませんが、それさえ出来れば学生さんはやる気のあるコストのほとんどかからない貴重な財産であります。
学生にとっても、受け入れ先にとっても、そしてファンや地域の方々にとってもプラスになる。
この三方良しが確立できれば、こうした動きは進むはずです。

魁となるサンガカレッジは5年目を迎え、いよいよ成熟してきた感があります。
新潟でも何かできるように、日々頑張っています。

カレッジ生の皆さんは、振り返ってみるとサンガカレッジにはどういいた良さがあったのでしょうか?
ちょっと教えてください!