ずーっとお腹が痛かったんですが、あんまりにも痛いので駅前の胃腸科に行ってきました。
私の自宅近くにはなかなか評判の良い内科というのがなく、初めて行く病院でした。 父が今はここに行っているそうで、診察が丁寧だと聞いたので。
昨日の夜行ったんですが、問診・触診の結果、ウィルス性腸炎(つまり風邪)の症状とは違うという事で、まずレントゲン&エコー。
レントゲンは健康診断や風邪で何度も受けてます。
自分の肺や足、頭蓋骨は何度か見てきました。
肺については、いつも「背骨がゆがんでるなぁ」という感想です。
今回は初の胃腸レントゲン。
レントゲンの後はエコーです。
エコーって何だっけ?と思ってましたが、お腹にゼリーを塗って、機械で透かして見るやつです。
ここまでやると思ってなかったので、たるんだ腹を見られてちょっとショック
でもレントゲン&エコーでは問題は見つからず。
私の背骨は下の方もゆがんでいるという事がわかったのみです。
そして先生は言いました。
「胃の粘膜がただれている可能性があるから、カメラをやる事をオススメします。ついでに採血もやりましょう。今日採血したら、明日結果が出るので、明日カメラの予約取られますか?」
私は何もわからぬまま「ハイ」と返事をしました。
私は風邪だと思うんですが・・・。
と思いつつ採血を受け、「カメラってひょっとして胃カメラの事ですか?」とナースさんに聞いてみる。
「そうですよ~。初めてですか?」
「はい。エコーも初めてでした。」
「あら~。今まで健康だったんですね~。」
今更ながら胃カメラである事に気付き、ショックを受ける私
「人生の中で、胃カメラを飲むのと、腸にカメラを入れるのだけは、やらない人生でありたいなぁ」と願っていたのに!!
失意の中、4000円という治療費にまたショックを受け、鎮痛剤と胃炎の薬(鎮痛剤が強いので)を処方され、この日は帰りました。
今朝、腹痛で目覚める私。
朝食は食べず、水をコップ2、3杯飲んでくる様に言われたので、言われた様に水を飲み、病院へ→。
しばらく待った後、処置室でまず胃を見やすくする為の薬を紙コップ1杯飲む。匂いはカルピスっぽいが、飲むと飲みにくい。
続いて喉の麻酔を口に入れられ、そのまま口内に3分間ホールド。
飲み込んだらもう一度同じ薬を口に入れられ、再び3分ホールド。
既に最初の薬が効いてきて、舌の奥辺りがボーっとした感じ。
2回目の薬は吐き出して、胃カメラの部屋に移動→。
この胃カメラ担当のナースさんがめっちゃ優しい人やった!!
イヤ、ここの病院の人、みんな優しいんですけど。この人がピカイチでしたね。ちょっと見た目も癒し系な感じで、私が男ならナンパしてました。
胃カメラの部屋で横になり、点滴の針を刺してもらう。これも麻酔だそうで、胃カメラって案外麻酔使ってくれるんですね。
歯を治療する麻酔以外では、初めての麻酔でした。
「あのー、私オエッてなりやすい方なんですけど・・・」と不安を告げると、
「大丈夫ですよ~。あと2回麻酔しますし、喉元はちょっとオエッとなるかもしれないけど、あとはスルスル入りますから。」
と答えてくれるナースさん。
絶対ゲロだけは避けたいなぁと思ったり。
さらにスプレー状の麻酔を2回処置。
ここでいよいよ先生登場!
口を開いた状態で固定する器具を口に取り付けられ、あぁ、いよいよ胃カメラ初体験!オエッてなったらどうしよ~。でもせっかくだから自分の胃をリアルタイムで見ておこう・・・・。
気付いたら処置室のベッドの上でした
あら?
目をあけてボーッとしてたら、ナースさんがやってきて
「あ、起きられました?じゃあ点滴外しますね。」
とテキパキ点滴を外していく。
「あのー、胃カメラ終わりました?」
「終わってますよ。覚えてませんか?」
「いつこの部屋に運ばれたのかもわかりません。」
「ハルキさん自分で歩いてこられましたよぉ。」
ウソやん。覚えてない
胃カメラが入るところ~処置室に歩いてくるところまでの記憶が一切ない!!
熟睡ぐらい寝てた感じ。自分で立って行動したなんて絶対ありえん。
宇宙人の記憶操作並に覚えてない。
恐ろしい・・・・。
結果、胃の中に炎症をおこしている部分があるとかで(リアルタイムでは見れらなかったが、写真で自分の胃を見る事ができた。うーん。ホルモンでした。)、「びらん性胃炎」だそうです。
ほとんどの場合良性だそうですが、念のために組織検査に出すとかで、来週再び病院に行かねばなりません。
2週間分の胃炎の薬を処方されました。
治療費8500円で、財布に7000円しか入ってなくて、またショック・・・。親にお金持ってきてもらいました。
記念に胃の写真もらいたかった・・・。