久々の映画でした。
主人公はブライダルメイドとして式に参加する事に命かけてる感じの女性。
そして結婚(および結婚式)に懐疑的な新聞記者の男。
笑いあり、いざこざあり、お互いが分かり合えたと思った瞬間、悲しいすれ違いが訪れる・・・お約束をキッチリ踏まえた作りですが、それが安心して観られる要素という事なんでしょうね。
子供時代の結婚式での出来事がきっかけとなれば、ブライダル業界に就職してもなんら不思議ではない様に思うんだけど、主人公の仕事は全く別の業種。
素敵で、友人からの人望も厚く、仕事のできる女性なんだけど、見ている側にはなんとなく、彼女の「自身のなさ」を感じる。
とうとう好きな人を、自分の目の前で妹に取られてしまうハメに。
このへん、私は一人っ子なので複雑な心境というのがわからないかも。
でも妹も根が悪い子ではないんだよなぁと思う。
自信満々に見える彼女にも、彼女なりのコンプレックスがあるのだ・・・・。
ジェーンは今までの鬱憤を、最悪な形で爆発させてしまう。当然姉妹の間には大きな亀裂が入ってしまう・・・。
このぶち壊し方は「ナシ」ですね。いくらなんでも酷すぎる。やはり日ごろから適度に自分を解放する事ができない人は、爆発のさせ方がとんでもないなと・・。
ジェーンが言う、「バージンロードで花嫁を見つめる花婿の表情」というのはちょっとグッときた。なるほどなぁ。
お部屋でのメイド衣装ファッションショーは、もっと長くやってくれても良いぐらい。様々なスタイルの結婚式を見られるのも楽しい。
せっかくのシーンが短時間で、もったいないなぁという気がした。
ラストのブライドメイドの多さは、やはり彼女が単なる「結婚式の為の便利屋さん」扱いされていたわけでなく、皆から愛されている女性であるという感じがして良かった。
新聞記者役はジェームズ・マーズデン。最後にテロップが出てくるまで彼と気づかなかった。華なさすぎ。スポットライトで輝けない男。
キスシーンも内心、「ジェーンのその唇は、ほんのちょっと前までジョージとキスしていたゾッ!大丈夫なのかっ!!」と思ってしまった。
今回の予告編
「近距離恋愛」
設定が「マイベストフレンドウェディング」と似てる。
でもちょっと面白そう。
「カメレオン」
なんか韓国映画みたい。
「ベガスの恋に勝つ方法」
キャメロン・ディアスがキュート。