１２月２７日、ＵＳＪに行ってきました。
どうしても行きたいと思ったことはないですが、家から近いし一回行ってみてもいいかなと思っていたのです。
住んでるマンションから見えるんですよ、ＵＳＪ。私の住んでるとこからは見えないですが、上のほうの階に上がると見えます。クリスマスツリーもライトアップされれば見えるし、花火が上がるのも見えます。
それくらい近いんですが、一緒に行ってくれる人がいないのであきらめていました。
今回の連れは山仲間の女性陣、かまちゃん＆みっちゃんでした。
かまちゃんは２回目、みっちゃんは私と同じく「初ＵＳＪ」でした。
１０月のある日、突然「ＵＳＪ」というタイトルのメールがかまちゃんから届き、「いつ行きますか？あっこちゃんの予定に合わせます」と。
ＵＳＪ？そんな約束したかなぁ・・・？
まったく覚えがないのでした。。。あの頃は健忘のピークだったしな、夏に沢登りに行ったときに３人で約束したんかもしれん。
覚えがないけど２人がその気なので・・・まぁ、私も一度行ってみたかったしこの機会に行こう！と楽しみにしていました。
３人とも仕事が忙しいんですが、平日も都合がつけられるので「では平日に行こう」ということでしたがそれでもなかなか都合が合わず、１１月は見送り、１２月の年末にやっと３人の予定が合いました。
事前になんの下調べもなく、いきなりふらっと行きましたので、どんなアトラクションがあるのか全然知らず。とりあえず現地で案内図をもらい、人気アトラクションのＥ．Ｔ．に乗ることに。
１時間５０分待ちとのこと・・・早速メゲたのは私だけでした。せっかく来たから並ぼう！とみっちゃんはいたって元気。
実際は１時間ちょっとで乗れました。自転車の形をした乗り物に乗って宇宙やＥＴの生まれたグリーンなんとか星へ行くというコンセプトでした。
乗り終えて外に出る。
３人とも無言・・・
乗った感想はと聞かれてもちょっと困る。「ふーん」としか出てこないんである。
気を取り直し、一番人気と言われているスパイダーマンに行ってみた。
１時間並んで乗りました。
ＥＴはただまっすぐ進んでいくだけの乗り物でしたが、スパイダーマンは３Ｄ映像の中を後ろ向きに進んだり・回ったり・上に行ったり下に落ちたり・ぐらぐら揺れたりしました。
悪役が火を吹く映像では熱い風が吹き付けてきたりして、なかなか凝ったつくりでした。映像も迫力ありました。
しかし酔った・・・。
後ろ向きに進み出した時点で「うりゃー・・・げろげろ」
上下に激しく動いた際には「カンベンしてけろーげろげろ」
アタシは遊園地関係の乗り物はとことん弱い。大きな音や映像も苦手だ。ましてや火を吹く映像とともに熱い風が吹いてくるなんて・・・イヤすぎる。心臓に悪い。
次はバックトゥフューチャーに乗ろうと並びかけたけれど、案内に「衝撃のライド」とか書かれてたんで、、、これってまたげろげろ系の乗り物かしら・・・？
「ごめん、ムリかも・・・」
かまちゃんもスパイダーマンに酔ったらしく・・・あぁ、仲間がいてよかった。
結局並ぶのを辞めてジュラシックパークに行きました。
この乗り物は急流すべり、ＴＤＬでいったらスプラッシュマウンテンです。おっきなボートに乗り、クライマックスで急流を一気に下りるってやつ。
下りる直前、急な坂をじわじわ上りだし・・・「あーやっぱりやめときゃよかった」と思っていたら坂の途中で急停止。
「安全装置が働きましたため停止いたしました。しばらくお待ちください」とのアナウンス。
後ろに座ってた女子たちがぎゃーぎゃー騒ぎだし、後ろを振り返ると結構な高さ・・・装置解除になったら後ろ向きに落ちたりとかしないだろうか、と恐怖にかられる。
が、しばらくたったら普通に動きだし、無事に登って下りました。
そして次はクリスマスのショーを見にいきました。
大きなクリスマスツリーの前でショーをやるという、この時期限定のイベント。
すごいきれーい♪
いろんな色に変わるツリーの下でバイオリンの生演奏とともに歌声が。トランペットやトロンボーンの神々しい音も。
ここでは乗り物よりショーを見れば面白いんやわ。
と、３人で意見一致。
今年はクリスマスを味わう余裕がなかったから、ここへ来てやっと味わえてよかったねえと３人でしみじみ。
最後に花火が打ちあがり、ホントにきれいでした。クリスマスっていいなぁとあらためて思ったのでした。
帰りは３人で居酒屋で忘年会。
ＵＳＪは１回行ったらもうええわな、という結論にいたったのでした。
本日は結婚１０周年記念日です。
１０年前の今日、入籍したのです。仕事終わってからダンナと待ち合わせて役所に行きました。残業してたので役所の時間内に行けず、裏口の時間外受付に婚姻届を提出しました。用務員のおっちゃんみたいな人が出てきて受理してくれました。
それから「なんか食べにいこか」と言ったらダンナが「家に用意してあるねん」と言うので家に帰りました。
その時の写真を引っ張り出してきました。
鶏のから揚げ、うにといくら、ネギトロ巻き、サニーレタスとオマールエビ、シャンパンです。近所のスーパーで買ってきたと思われますが、特別仕様のメニューを・帰ってきたらすぐに食べられるようにしてくれていたのがすごく嬉しかったのです。あー、あれからちょうど１０年経ったんだなぁ。。。
このとき写したダンナの写真もありましたが（なぜか私のはない）、めっちゃ若かったです。髪の毛もフサフサです。そして痩せていました。
ダンナ、「もうすぐ結婚１０年やねん」と職場の人たちに言うと皆一様に「まだ３２やのになんでもう１０年なん！？」と驚かれるようです。２２歳で結婚したから１０年なのです、そりゃアタリ前。
私は独身の頃、恋愛に対しては本当にクールでした。自分から電話をかけたり手紙を書いたりすることは苦手でしたし、好きだ好きだと言葉や態度に表すこともみっともないことだと思ってました。カレシにあんまり会えなくても寂しいとか言ったこともなかったし、会えなければ会えないで趣味やバイトとか楽しいことは他にもたくさんありましたので特に寂しいと思ったこともなかったのです。
結婚に憧れたこともなかったです。結婚は人生の墓場だと信じていましたし。結婚したら女は男に養われ、メシ炊きと育児に追われ、稼げなくて貧乏なので自由に遊びにも行けず、養われているがゆえにダンナと対等に口をきけず、我慢しなければならないことばかりだと思っていました。
多分私は結婚できないだろう、と思っていました。結婚しようと思うほど惚れ込む相手はきっと見つからないだろうと思っていたのです。
クールだったんですけど、仲のいい友達には「アタシなぁ、結婚するときは相手のことが本当に好きで好きでたまらんで結婚したいわぁ。ほんでな、子供ができたら子供に『お母さんはな本当にお父さんが大好きで結婚してん。お父さんってほんとに素敵やろぉ？』って自慢したいねん」とか言ってました。惚れられて結婚するんではなく、自らが惚れて結婚したいと。
クールなようで実は・・・流れている血は熱かったのだと思われます。追われるより追う方が楽しいんではないか？と思ってはいたのですが、追う相手が見つからない、そのことがつまらなかったです。結婚するまでのカレシがいなかった数年間、とっても寂しかったです。そばに誰もいないということが寂しかったのではなく、なかなか人を好きになれない自分が寂しかったのです。
こういうふうに書くと「あっこちゃんはさぞかし追われてばかりいたんだろう」みたいに感じるかもしれませんが、追ってくれる物好きもおりませんでした。
つまり、追わず追われず、ですな！ 激寂
そんな私にも追ってくる男性が出現。それがすなわちダンナでした。つきあい始めた頃は、好きは好きだけど自分からデートに誘うとか電話をするとかはしませんでしたねえ。
でもいつの間にやら立場逆転、ダンナが大好きになってしまい、結婚したーい！と思ってしまいました。追う楽しさはますますエスカレートし、今もとどまるところをしりません。こりゃどうしたものかしら？
ダンナの素敵なところはなんといっても優しいところです。私にだけ優しいのではありません。私の親のことも大事にしてくれます。私の家族は皆、無口系なのですが、ダンナが入ると雰囲気がぱあっと明るくなります。結婚の楽しいところは「異文化交流」といいますか家系に新しい風が入ってくることだと思います。
なので親が反対する相手と結婚するのは避けたいと思っていました。親に背いて駆け落ちってのもロマンチックかもしれませんが、やっぱり自分たちと親兄弟が仲良く笑顔でいられるような、周りの人に幸せを分けてあげられるようなそんな役割を果たせる結婚が理想！その点ではダンナは１００点満点です！
アタシは・・・落第かなぁ。ダンナの実家にめったに帰らんし・・・
おとうさん、今年の正月も帰りません、ごめんなさい。だって寒いし電車は混んでるし。。。
今日は１０周年だというのに私は家でひとりです・・・
寂しいです・・・
でもね、これもらったんだー、スイートテンだよーん。
ふふふ・・・。
ずっと欲しかったの。１０年くらい想い続けてやっと手に入ったぜ。
エルメスのクリッパー
エルメスといえば革製品ですけど、時計もステキ。
高価なものを親に買ってもらうのはいけませんが、ダンナに買ってもらうのはいいのです
あー、でもこんなん買ってもらったん、初めてだわ。。。もったいなくて使えん（貧乏性はなかなか治らず）。
あ、もちろん私もダンナに何か買うつもりですよ。アクアスキュータムのトレンチコートでいいのがあったんだけど、試着してみたらサイズが合わなくて見送ったのでした。結構似合ってたんだけどなー。またそのうち探しにいきます。って言ってるうちに春になりそうですが。。。
これからも仲良く暮らしていきまーす。
