夜にポテチ

休日前夜、夜更かししてポテチをつまむ、あの「怠惰な感じ」で綴る日常

のらない1日

2006-11-30 21:52:54 | エトセトラ(哀)
 今日はなんとなくダルイ日だった。全てが微妙にかみあってない感じ。
 まずは朝いち。出勤すると・・・
「昨日、Oさんがミスった。今日はOさんが休みだからそのクレーム対応をクジで決める」とか言われ、厳しいので有名なお客さんなのでヤだなーと思ってクジを引いたら案の定当たり(ハズれと言うべきか)。イヤだイヤだと思いながらクジ引いたりジャンケンとかするとダメですよねー。
 で、お客さんに怒鳴られまくって平謝りですわ。いや、お客さんが怒るのも無理ないんですよね・・・弊社のミスですし、しかもケアミスですし・・・しかしアタイのせいじゃなかね!!
「上の者を出せ」とか言われたので上司に相談、解決。あー、怖かった。
 
 出足はくじかれましたが、午後からは好調で、4時も過ぎるとやることなくなってきた。
 近藤さんのファンサイトをケータイでチェック。今日は近藤さん、神戸でコンサートなのだ。当日券あるかどうかホールに電話してみようかなあと思ったけど、5500円だったので迷う。定時に会社を抜けれても開演には間に合わない。特急や高速バス代もあわせると8000円近い出費だな・・・せっかく行っても近藤さんのソロ部分終わってたら悲しいしなぁ(今日の公演はソロコンサートではなく3人共演なので)。
 うーん、でも近藤さんがすぐそこで弾いてるのになー、うーんうーん。

 結局行かず。あー、都会で働きたい。仕事帰りにコンサート行けたらこんなに便利なことはないのになぁ。夜のコンサート行くのにも丸1日休み入れないといけないような田舎で働くのはもぅゴメン。転職したいわー。

 自宅最寄り駅にはちょうど開演時間の7時15分に着いた。家に帰る前に猫の草を買いにホームセンターに行ったけど売り切れ。メゲた。。。
 それならダンナのシャツをクリーニングに出しに行こう!
 家に帰って用意して再度出かけましたら「受付は7時で終了しました」と言われ、メゲた。。。

 クジ運とほんの少しの時間に狂わされた1日でした。
 ま、よくあることですかね。

HPを休止いたします。

2006-11-29 14:20:46 | おしらせ
 3年間にわたり続けてきたHPですが、ここんところさっぱり更新もせず、放置状態になっていました。もちろん「もうどうでもいいや」と思っていたわけではなく、できれば続けたいと思っていたのですが、なかなかまとまった時間が取れず・・・今後はブログ1本にさせていただこうと思います。
 一応、「休止」ということで「閉鎖」ではないので、公開はしています。ブックマークに登録しなおしたので(プロバイダを変えたので、アドレスも変わってます)、万が一にもお気が向いたりなんかなさった折にはのぞいてやってください。私の想いがいっぱい詰まったHPです、もちろんブログも想いが詰まってますけど、やっぱりHPほどでは・・・なんといっても準備とか気合とか(ときには体力も)結構苦労してましたからねえ。

 プロバイダ変えたせいで、一部のページがうまく機能してないんですが(旅行記の写真とか)、時間があるときにちょこちょこ直していこうと思います。トップページには新しいメールアドレスを貼りなおしました。

 それではこのへんで。
 今までありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。

ウィーン・3日目(後半)

2006-11-28 01:55:42 | 旅(海外)

 さて、楽友協会でのコンサートのあとはホテルに戻り、打ち上げパーティでした。
 食事はバイキング形式。部屋には円形のテーブルがいくつかおいてあり、結婚披露宴のような雰囲気でした。 




 右があたくしです。この日のために用意したドレスです。グレーでまとめてみました。初めて「パニエ」というものを履き、スカートふわふわでうれしかったでーす。今回の旅行では写真はあんまり撮らなかったため、ドレス姿をピンで写した写真を持ってないので、お友達と撮った写真を公開します。
 関東にお住まいのAさんと。黒とグレーでしっとりとオトナ風ショットです。私も今度は黒を着てみたいなぁ 
  




 次は神奈川にお住まいのFusakoさんとのセレブ風ショット
 普段あまりお会いできない方々とこうして接点が持てるのは刺激的で楽しいです。



 次はまきころちゃんとルンルン風ショットです
 
 皆様ホントに素敵で、それぞれに自分らしいおしゃれを楽しんでおられました。着物の方、可愛いワンピースの方、きりっとしたスーツ姿の方。とっても華やかでしたよ~~。普段着なのは近藤さんくらいだったかな・・・ジャケットくらい羽織って来てほしかったような気がしましたが・・・

 顔の消し方がちょっと不気味になってしまってごめんなさい。うまくぼやかすことができればよかったのですが、gooブログにはそういう機能がないみたいで。

 お食事はなかなかおいしかったです。ホイリゲの時と同じく、近藤さんがひとつひとつのテーブルを回ってきてくださいました。本当にお疲れ様です。
 
 テーブルでは10人くらいの方々とご一緒でしたが、にぎやかなお方ばかりでして(類は友を呼ぶのか)、それぞれに好きにしゃべって収集がつかなくならないようにとの配慮からか、まずはひとりずつ起立して近藤さんにお話申し上げるとのスタイルでまいりました。
 時計回りにひとりずつということになり、私は最後から2番目でした。ネタを考えるのに必死だったため、前の人たちがどんなことをお話されたのか、全く記憶に残っておりません、すみません。。。

 わたくしは今回、とっておきのネタを披露。さすがの私も躊躇したほどですが、今夜は特別な日ですから、ばばーんといっちゃいました。

 近藤さん、今度生まれ変わったら、私と結婚して下さい!!

 ついにきわめた、痛キャラの頂を
 自分の頭上でくす玉が割れるのを実感いたしました。しかし私の悪いクセ、言ったら言いっぱなし、近藤さんがどんなリアクションをしたのか確認せず。それよりもテーブルの人たちにウケたかどうかの方が気になったのでありました。
 より多くの人にウケたい、関西人の悲しい性でございます。

 そのあとはフリートーク。そのときに出された主な質問をいくつかご紹介しましょう。

 Q:今日の演奏会の満足度は? 
 A:100%ではない

 Q:オペラが好きということですが、オペラのストーリーって結構、男女関係のドロドロしたのが多いですが・・・どういうところに惹かれるのですか?
 A:純粋に音楽を楽しんでいるから、ストーリーにはそれほど興味を持っていない

 美しいばかりでなく、清く正しい近藤さんなのでした。

 Q:メイドカフェに行ったことありますか?
 近藤さんがオーディオ機器マニアだというのはファンの間では有名なハナシ。
 『オーディオ機器→秋葉原→メイドカフェ』というわけで、近藤さん、絶対メイドカフェに行ってるね、と勝手に決めつけ。気になる答えは・・・
 行ったことがあるどころか、「それって何ですか?」とメイドカフェがどういうものかすら知らない様子でした。

 どこまでも清く正しい近藤さんなのでした。

 ・・・・・・でもでも、ホントに知らないの??? そこで黙って引き下がる我々ではございません。
「お帰りなさいませ、ご主人さま」と、立ち上がってメイドの真似までする人が出てきました(板についてましたで、ねこひげさん)。

 近藤さんが他のテーブルに行ってしまってからは、友達同士で写真を撮りあったりして盛り上がりました。私は中部以西のファンの皆さんに声をかけて撮りました。前回のNYツアーのときは関東方面の人がほとんどで、関西の方はとても少なかったのですが、今回は12,3人いらっしゃってうれしかったです!
 ツアー全体の人数も、前よりも増えたし、今後ますます増えるんでしょうね
 
 ますます頑張って話しかけなければ!!!


 ウィーン3日目レポ・終わり


NO.1 ONLY ONE

2006-11-25 22:32:44 | 音楽(近藤嘉宏)
 近藤嘉宏 ショパンとベートーヴェンの夕べ

 ベートーヴェン:ピアノソナタ第14番「月光」
 ショパン:エチュード第3番「別れの曲」
 ショパン:エチュード第12番「革命」
 ショパン:幻想即興曲
 ショパン:ノクターン第20番「遺作」
 ショパン:小犬のワルツ
 ショパン:英雄ポロネーズ

 ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番「悲愴」
 ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番「熱情」

 11月23日午後6時開演。フェスティバルホールにて。


 念願の「ベートーヴェンの3大ソナタを一挙に聴く!!」夢がこのたび実現しました。しかも大阪で、しかもフェスティバルホールで、しかもしかも「あの」大きなホール(2700席)が満席
 四方八方上方、どこを見たって人・人・人・・・すごいわぁ!

 開演になり客電が落ち・・・そして演奏が始まる・・・のではなく、近藤さんの挨拶が・・・ではなく、このコンサートは朝日新聞厚生文化事業団主催のチャリティーコンサートなので、まずは主催者が大きな募金箱を持って舞台に現れ、次に近藤さんが出てきて募金箱にお金を入れるというパフォーマンスから始まります。
 これ、恒例なのですが、なぜかいつも笑いを誘います。

 そしていつもの「曲目紹介&トーク」があり、いよいよ演奏へ。

「月光」は久しぶりに聴きました。
 好きなんだよねー、近藤さんがこれ弾くの。私の中では、ファンになってから5年のあいだ、終始一貫して「この曲=近藤さん」であり、この曲が近藤さんそのもの、すべてなんです。
 音の美しさ、明るくクリアな中にもほのかに漂う哀愁感。優しさと力強さ。第1第2第3と楽章が変わり曲想が変化しても、ずっと変わらない何か・・・こういうのを底力っていうのでしょうか?
 いいねぇ。

 月光のあとはショパンのメジャーな曲を次々に。
 気のせいかもしれんけど「遺作」から音が変わった。きれいな真珠玉がコロコロコロと転がっていくような感じ。ホントにきれいな音だった。曲を聴くというより音を鑑賞するといった方がぴったりきました。
 すごいなぁ。どうやったらあんな音出せるんだろ。なんかまた近藤さんが遠い人に思えてきました。

 20分の休憩をはさんで第2部へ。
 悲愴、熱情。
 悲愴を聴くといっつもわくわくします。よくできた曲だなーといつも思います。月光や熱情と違い、きらびやかさや派手さはないけどね、遠くに見える明るい光を追っかけているような、心が躍って、曲に乗ってどこへでも行けそうな気がするんですよね。
 うーん、うまく書けんなぁ。

 熱情はウィーンとは違った感じでした。ウィーンの時はピアノから火ィ噴くで、と思うくらいの激しさでしたが、今回はどっしりと落ち着いた感じ。貫禄ある演奏でした。ウィーンで聴いたときも思ったのですが、3楽章の最後の最後の部分、近藤さん、弾き方変えましたよね??? 絶対、今の方がよいですよねー。
 今回配られたパンフレットに載っていたインタビュー記事はウィーンデビューのことがメインでしたが、近藤さんにとっても楽友協会での演奏は素晴らしい経験だったようでした。

「今度の経験はとても感動的な瞬間でした。言葉でなんと表現していいのかわからないくらい」・・・インタビュー記事より。
 
 近藤さん、あのときのことを思い出しながら弾いてるのかなーと想像。そして私もあのときの演奏を思い出し・・・近藤さん、またひと皮むけたなぁと思ったのでした。

 アンコールはウィーンのときと同じ、ラフマニノフの「ヴォカリーズ」とショパンの「ワルツ第14番」でした。
 客席からブラヴォーの声が飛んでました(アンコール以外でもしばしば飛んでました)。

 今まではどことなく正体不明の雰囲気をかもしだしていた近藤さん。
 でもウィーン旅行中に見た「熱キャラ」(近藤さんは実はとっても熱い人だと思った)&今回のフェスでの貫禄ある演奏を聴き、今後のご発展がますます楽しみになり、あぁ私、素晴らしい人に出会ったなぁと思ったのでした。
 近藤さんは私にとってNO1のピアニストであり、ONLY ONEの存在です!
  

金沢2日目は

2006-11-22 22:40:52 | 旅(国内)
 朝風呂に入り、朝食を食べに1階へ。
 和洋食のバイキングでしたが、すごく充実していて素晴らしかったです。

 朝から食べまくり。野菜の煮たのとかたくさんあってウホウホ
 ドーミーイン金沢というホテルに泊まりました。なかなかいいですよー。一泊一部屋1万ちょっとで泊まれるし、ご飯はおいしいし、ベッドはシモンズ社、寝心地ばっちりでした。

 チェックアウトをすませ、金沢21世紀美術館に行きました。兼六園のすぐ近くにあるコンテンポラリーアートの美術館で、今や金沢の新名所となっているところ。ぜひ一度行ってみたいと思っていました。

 が・・・やっぱ現代モノはよぅわかりませんでした。
 どう見ても子供が描いた絵にしか見えないクレヨン画とか、グラスの中に小さな人形が入っているのを遠くから望遠鏡で見たりとか・・・
 いくつか展示室がありましたが、壁に大きな穴がひとつ開いてるだけの部屋とか、線の映像を流し続けるテレビモニターから奇妙な電子音が流れているのを聴く部屋とか、ちらかった子供部屋のような部屋とか・・・

 意味不明。全然わからない・・・私って頭カタイのかなーとなんとなく凹みました。

 私は絵を描くのは苦手で、子供の頃は図工の時間が憂鬱でたまりませんでしたが、絵を見るのは結構好きなんです。知識は全然ありませんけど。
 でも、昔の画家が書いた絵って、知識は無くても・解説とか読まなくてもなんとなく伝わってくるものがあるんだな。
 でも・・・ココで見た絵は解説がないと全く理解できませんでした。「作者はこういうことを意図して、こうこうこういうわけでこれを描いた・作った」って。
 そういうのってなんか押しつけがましくてヤだなと思ったのでした。
 あれこれ難しいことを考えなくても鑑賞者の想像力をかきたて、何も語らなくても何かが伝わってくる、そういう鑑賞ができる方が楽しい。
 
 さらに、奇妙な形のオブジェとか犬の着ぐるみとか無造作に展示してあるわりには「触らないで!」と監視の目が厳しいし(芸術品なのだから触っちゃいけないのは当たり前か・・・)。

 ま、入場料350円だったから別にいっか・・・。
 それにしてもつまらなかった・・・美術を専門に勉強されている方には面白いのかもしれませんが。

 

 ココの目玉展示品。レアンドロのプール。上のガラスに水が張ってあり、それを下から眺めるというもの。

 期待外れに終わった美術館見学、おまけに外は雨。実はうちのダンナ、強力な雨男なのです。大いにテンション下がった我々、甘いもんでも食べようかということになり、お茶屋さんでひと息つくことに。


 抹茶アイス入りクリームぜんざいを注文。あずきが大粒でおいしかったわん。

 帰りにまた魚市場に行き、たこわさびとイカの黒作りを買って帰りました。これでしばらく楽しめます

 以上、プチ旅行記でした。
 ウィーンの続きも早く書かないとなぁ。