さて、長々と書いてきました、ウィーン・ザルツブルグの旅もいよいよ大詰めでございます。
ザルツブルグ到着から一夜明けて、今日も起き抜けに近藤さんのお姿を拝見。
こっちへ来てからというもの、毎朝食事の時間が楽しみで。
近藤さん、毎朝きちんと朝食をとってらっしゃいました。えらいなぁ。
私が近藤さんの立場だったら・・・
①僕は朝は食べないんですよーと、ファンを適当にあしらい、ルームサービスをとる。
②ファンがホテルを出払った頃を見計らってひとりでブランチ。
ええぃ!朝食くらいゆっくり落ち着いて食べさせろッ!
てな感じになるだろう。
よかった。近藤さんがこんな悪い性格ではなくて
と、思っていたが、あとで考えてみると朝食時間も「計画されたファンサービスのひとつ」だったのかもなと。考えすぎかな。
ところでこの日は同室の夢子ちゃんが朝から頭痛を訴えていた。風邪?それとも飲みすぎ?それとも昨夜のフリフリファッションショ-の刺激が強すぎて?
夢子ちゃん、額に冷えピタを貼り付けて朝食へ。
ビュッフェで近藤さんは夢子ちゃんに「よく眠れましたか?」と声をかけてきた。
ちょっとぉ~~~!どーよ、どーよ。さわやかな笑顔で「よく眠れましたか?」なんて・・・
アタシにもそんな言葉をかけてほしいわょーーー、と一瞬期待しつつ待っていたけれど、
「あれっ!どうしたんですか、おでこ」
と、夢子ちゃんの額に貼られた冷えピタを見て近藤さんは心配を。隣に立ってるアタイのことなど全く視野に入っていない様子。
「ふつか酔いです!」
夢子ちゃんが答える前に速攻横槍かましときました。
やっぱ私、性格悪いかもヨ・・・
ここのホテルの朝食はとってもおいしかったです。ウィーンのホテルよりずっとよかった。クロワッサンのおいしいこと!外国のパンはかたくてパサパサで不味いと今まで思っていましたが、ここのパンはおいしかった。
そしてそして最終日の今日はザルツガンマーグート半日観光!
前日と同じく、バス2台を連ねて行きました。人数確認の簡素化のため、前日と同じバスにお乗りくださいとの指示だったので2台目のバスに乗りました。
今日は近藤さんは2台目のバスへ乗ってきました。
近藤さんは一番前の席におひとりで、私たち(夢子ちゃん・そおしさん・ねこひげさん・えっちゃん・あっこ)は一番後ろの席に群れる。
え!近藤さんが乗ってきたよ!なんで?最初は1台目に乗らなきゃ!
と、なにげに気を遣う。私らが気を遣ってもしょうがないが・・・でも昨日、近藤さん、2台目チームといた時間の方が長かったような気がする、と思っていたのは私だけではない。ガイドさんに「名も無きただの若い兄ちゃん」扱いされたのが気に触ったとか・・・?(あとで1台目チームの友に聞いた話では、近藤さんはその状況を結構面白がっていたらしいですが)
私と夢子ちゃんはしきりに☆さんの心配を。今日は近藤さんとお話たくさんできるといいけどなぁ。
あっちのバスではさ、話しかける人がほとんどいなくて静かなんだって。
という話をみんなにすると、
へぇー、そうなの?
なんで?
おとなしい人ばっかり集まっちゃったのねえ。
ふーん。
まぁ、こっちのバスは気の強い女ばっかり揃っているからね
こっちのバス、ではなく、こっちのバスの最後尾の一角、と言った方が正しい。
やはり類は友を呼ぶもんである。妙に納得。
さてさて一行はザルツブルグの郊外、ザルツカンマーグートへ。バスの中では「サウンドオブミュージック」の音楽が流れる。
外は雪景色
山と湖が美しい。でも・・・見るからに寒い。。。今度は夏に来たいな。
ザルツ=塩
カンマ=宝
グート=庫
という意味らしい。良質の岩塩がたくさん採れるということで有名なこの地、ザルツカンマーグート。
最初に訪れたところは、
映画「サウンドオブミュージック」にも登場した教会。名前は忘れました・・・。
中には入れないらしいと聞き、納得がいかないのでひとりで坂道を登って教会のそばまで行って見ましたがやっぱり入れませんでした。工事中でした。
そのあいだに、教会を背景に近藤さん&無数のファンとの大写真撮影会が・・・50人ものツアーですので、撮っても撮っても終わりはなし・・・見ている方も気が遠くなる・・・
しかしこのようなアウトドアで彼と写真が撮れるなど、通常では考えられないこと。やっぱり1枚欲しいよねー。当然ツーショットをね。
山と湖をバックに・美しい自然の中で彼とツーショット。それを手に入れるのが私の夢・・・(また新たな夢浮上)。
なのでしばらく我慢した。街や建物もきれいだったけど、人間がこしらえた建造物の前ではなく、私は手付かずの自然の中で彼と撮りたいのだ!←しかし結局夢かなわず。次回に持ち越しとなったのであった←次回も行くつもりか?ええ加減にしとけよ!(家族の、声にならぬ声を代弁)
それにしても寒かった。見てよ、この雪を。
ヨーロッパの冬は寒いと聞いていたので、ダウンジャケットを持って行ってましたが、オバハン臭いジャケットなのでできることなら着たくなかったけれど、ザルツブルグへ来てからついにスーツケースから出して着てしまった。もう脱げない、手放せない。オバハン臭かろーがそんなことは構っていられん。この旅が終わったら翌日から新しい仕事をたくさん覚えなきゃならんのだ、疲れた、時差ぼけだ、体調崩したなどと言おうものなら・・・
あー、会社の話は考えるのやめとこか。
確かにこの旅はハードスケジュールだったけど毎朝同じ時間に起きて、おいしい朝食を友達と楽しく食べ、昼間はからだを動かし、睡眠時間もしっかり確保できたので、体調はすこぶるよかった私。たまにはこうして長期の旅に出て、リフレッシュすることも必要ですね。
話がそれましたが、この大雪。ちょっと歩きにくかったです。結構つるつる滑ったしね。でも近藤さんはひょいひょいと飛ぶように歩いてらっしゃいました。
「あーっ、コケて怪我しないでくださいよー、あなたアーティストなんですから!」
と注意をするも、
「だーいじょうぶですよ~~」とひょいひょい。
ま、この日も適当に話をしましたが、よく覚えてないです。アニメ番組の話をしたかなぁ。ホテルの部屋でテレビつけたら「みつばちマーヤ」(みなしごハッチではないですヨ、お間違いなきよう)や「カリメロ」が放映されてたのです。カリメロ(タマゴの殻を頭にかぶった黒いヒヨコ?)、私、大好きだったんだよねー。
近藤さんも歳おんなじくらいだから知ってるかなーと思ったけど、話弾まず。どうやら彼はテレビも見ずにピアノの練習に明け暮れていたようだ。
「そんなことはない、ゴレンジャーなら知っている」と言っていたけどね。さらに「留学中はアタックNO.1も映ってましたよ」と。
「見てたんですか!?」と聞いたら「見てない」だって。つまんないの~~~
育ちの差を実感させられた1日でございました
ま、そんなところかなぁ・・・記憶が・・・ごめんなさいです。
そして次はお土産店へ。近藤さんと一緒にお土産ショッピングです。