小学生の頃から20歳までテレビで5回ほど観た映画がある。
日本名は「まぼろしの地平線」だと思う。
たぶんイギリス映画だった。
この映画に出てくる主人公はイギリス兵で、
ある街に近づき、反対側にドイツ兵がいて街を挟んで両軍が対峙する。
上司に命令され街を偵察するように言われる主人公の二等兵。
街に入ってみると、そこは戦争とは関係のない世界で、
主人公は「スペードのキング」と呼ばれ、王様扱いされる。
それが実は、街にあった精神病院の患者たちだった。
映画の最後に、アメリカ軍が援軍に来て、ドイツ兵は撤退する。
街に住人や精神病院の医者や看護婦も帰って来て、
患者たちも病院に帰ってくる。
二等兵は上司から褒められ勲章まで貰う。
でも彼は、最後に軍服を脱いで裸になり、精神病院に入っていく。
ぼくはこのシーンが忘れられないでいた。
ぼくが介護施設に初出勤した時、この映画のラストシーンの主人公になった気がした。
そして、ぼくは「スペードのキング」になった。
花のペンダントを折ってみました。
日本名は「まぼろしの地平線」だと思う。
たぶんイギリス映画だった。
この映画に出てくる主人公はイギリス兵で、
ある街に近づき、反対側にドイツ兵がいて街を挟んで両軍が対峙する。
上司に命令され街を偵察するように言われる主人公の二等兵。
街に入ってみると、そこは戦争とは関係のない世界で、
主人公は「スペードのキング」と呼ばれ、王様扱いされる。
それが実は、街にあった精神病院の患者たちだった。
映画の最後に、アメリカ軍が援軍に来て、ドイツ兵は撤退する。
街に住人や精神病院の医者や看護婦も帰って来て、
患者たちも病院に帰ってくる。
二等兵は上司から褒められ勲章まで貰う。
でも彼は、最後に軍服を脱いで裸になり、精神病院に入っていく。
ぼくはこのシーンが忘れられないでいた。
ぼくが介護施設に初出勤した時、この映画のラストシーンの主人公になった気がした。
そして、ぼくは「スペードのキング」になった。
花のペンダントを折ってみました。