Art&Blue-Liberalism:青き自由主義 復刻版 など 

アダム・スミスとマックス・シュティルナーの思想を参考にして自由に個人が生きる世を目指す!

ABL: 青き自由主義

2017-11-13 21:02:58 | Art&Blue-Liberalism
これは筆者が2005年から2006年にかけて執筆した1~9章を再掲載して、そして書きそびれた最終章をあの若き頃に馳せて書き綴ったあの10年以上たった書き足す。
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この場で述べる『青き自由主義』は効率的な自由市場主義を維持し必需的な人間社会の保守性をも考慮した社会の自由解放主義を主張します。

【自由主義(リベラリズム)の定義】


* まず初めに日本語文章において特別に自由主義全般についておおまかにのべる必要があります。  明治維新後、欧米文化が急速に浸透し膨大な量の外来の学術、政治用語を日本語に訳す必要がでてきました。 その時点で数々の外来語があやふやに訳されてしまった歴史があることは周知の事実でしょう。 自由主義もそのなかの一つで日本人が理解することを難儀となろうものでしょう。 そもそも自由とはフリーダムともリベラルとも訳されます。 むろんこの文章で述べているのはリベラルです。 フリーが『制限の無い自由』であるのに対してリベラルとはいわば『制限のある自由』とでもいえるでしょう。




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【偉大なる自由主義哲学者アダム・スミス殿】


 そもそも経済学という学問も自由(リベラル)派哲学によって研究が開始されたのです。 かの偉大なる経済学の父と敬われるアダム・スミス殿もトマス・ハチスン教授から自由主義哲学を学び彼の思想と出筆の根底を築き、そして大学の先輩にあたる啓蒙思想の大家デヴィット・ヒューム氏が彼のアカデミック活動に助言を与え学友として彼の支えとなることにより彼の啓蒙主義(Enlightenment)に影響されました。 そもそも経済学においてもっとも基礎をなす要素として需要曲線と供給曲線が交わる位置にある均衡(Equilibrium)においての価格と生産高の決定要素も自由(リベラル)な決定手段と定義されます。 生産価格と生産高が自由(フリー)に際限の無く決定されるのではなく、均衡点(Equilibrium)においてもっとも効率的に生産され流通される。 そしてその均衡点はもっとも自由(リベラル)な価値基準、つまり環境、技術力や労働力によって制限された状態でもっとも需要と供給が効率的に重なりあう生産基準点なのです。 そして封建主義的な尊厳による、たとえば相互の相続関係による貴族階級による農民や工職人からの『御恩と奉公』による強制的物流関係でもなく、未開の地での金銭勘定の無い物理交換もしくはその日暮らしの狩猟生活によるものでもない、すなわち市場を中心とし貨幣交換というものさしを用いたより流動的物理交換を成し遂げた自由派哲学がアダム・スミス殿により『経済』という体系として誕生したのです!

【前置き:スミス→リカード→マルクス→ヴェーバー→ケインズ ⇒ 自由主義の行方…】

【序論:個人と社会】

【自由主義の到来と社会経済政策図】

【直接民主主義と間接民主主義および官僚主義】

【典型的な集産主義である共産主義】

【多様な社会主義】

【アナーキズム/無政府理論】

【無政府理論とマルクス主義:ヘーゲル左派】

【最終章:マックス・シュティルナー:究極の自由主義者】 (10年以上の時を超えて書き足し!!)


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