月の光は愛のメッセージ。
というフレーズがありました。
月のパワーは人の心に強く作用します。
心身ともに健康な人には、そのエネルギーはプラスに働き、
発想の切り替えがスムーズになったり、
イマジネーションが広がったり
恋人同士の結びつきや
友情、
家族愛が深まったりします。
そのことが、円滑な人間関係につながり、
生産力アップ、結果として金運アップと繋がったのでしょう。
ですから、
月の光の中でお財布を振ってもお金は増えません。
作家、作曲家、などのクリエイターにとっては、強い味方。
自身の世界観をさらに広げるにはとても良い効果があるとされています。
しかし、元来月の光は人の心の内側、裏側を照らすものです。
ですから
メンタルが弱っている人が大量にその光を浴びると、
疲れやすくなったり、
怒りっぽくったり。
秘密がバレて大騒ぎになったり。
普段は穏やかな人が突然豹変したり。
狼男の伝説も、ただの空想ではないのです。
時にトランス状態になり、注意力散漫、誤作動、を引き起こします。
中世のヨーロッパでは、月夜に出歩くと危険だとされていました。
ラテン語圏で月は男性名詞です。月の男、というのは変わり者異端者の代名詞ということからも
いかに月が人の心に及ぼす影響が大きかったかわかります。
月を愛でる習慣のある日本でも、
直接月を見るのではなく、水鏡に移したり、月の光のみを室内に取り入れて鑑賞するのが本来の作法でした。
月の光の怪しい作用を、私たちの祖先もなんとなく感じていたのかもしれません。
実際、現代社会でも
満月の前後３日間は交通事故が増えるというデータがあるそうです。
月は直接見えなくてもそのパワーは地上に作用します。
月の神秘なパワーにあやかろうとするなら、まず心身が健康であること。
そして月のパワーの性質を理解して、上手に付き合ってください。
とりあえずは月の光の下で、
将来の約束や
仕事の契約の話は、しないほうが良さそうです。
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