本日は、よく立ち寄るドラッグストアの特売日。さっそく出かけていって、洗浄剤、洗剤、シャンプーなどを大量に買い込んだ。レジ係の女性が、おもむろに二つ重ねの大きなビニールバッグに詰め込もうとしていたので、途中の八百屋で買ってきたトマトの袋を差し出し、いっしょに入れて欲しいと頼んだ。一瞬間があり「果物ですね？」。ひょっとして、生鮮食品とドラッグ商品を混在させるのよくないのかな？ しかし、当方の思いをよそに、店員は笑顔で躊躇することなくトマトを大きな袋に詰め込んだ。道すがらふと考えた。トマトは果物？それとも野菜？ その帰属と定義は国によって違うらしい、と仄聞したことがある…。その瞬間、次のフレーズが脳裏をよぎった。「□□の定義は、学界的にも国際的にも定まっておりません」――あれれっ? どっかで聞いたようなセリフではないか。